■2022 佐渡国際トライアスロン大会☆

■2022佐渡国際トライアスロン

            レースレポート

<参加者>

 A Type

 板垣、鬼塚(か)、石原(兄)、千原、谷、岡本、村山、春口、松井、大橋(わ)、

 千葉、若月(ゆ)、飯田(レポート)

 B Type

 古塩、平泉、加藤

 

<入賞者>

 ■エイジ優勝  古塩、若月(ゆ)

 □エイジ3位  板垣、鬼塚(か)、

         大橋(わ)

 

                         <応援> 

                           名雪、土屋、中塚 

 

 

 首記大会に参加してきました。 

 

当日は最高気温32℃、湿度80%と蒸し暑く、厳しいコンディション。完走率は72%がその厳しさを示していると言えるでしょうか。

その中でタチトラから多数の入賞者が出ました。

 

尚、今回は3年ぶりかつコロナ禍での開催で、ランコースは7Km×6周コースに変更となっています。

 

 

 

 

<移動>

 新潟宿泊と東京ー新潟間の新幹線切符がセットのお得な旅行パックを購入したため、金曜日夕方移動で新潟入り。19:00過ぎに新潟駅に到着し、宿泊する松井さん、福島から参加のわーちゃん(大橋)と私の3名で駅前の居酒屋でさっさと食事だけしてホテルにチェックイン。

 

 

<大会前日>

 土曜日の朝、ロビーに7:50AM集合。タクシーで港まで移動。前日から港の駐車場に停めているわーちゃん号からバイクを降ろし、フェリー乗り場までバイクを運ぶ。 乗船前に受付カウンターで健康チェックシートを提示し事前チェックを受ける。 この事前チェックを受けたシートは選手登録時に必要となる。待合室にて朝移動の仲間を待つ。NAS組が到着し集合写真を撮影。NAS組のOさんから「カトテルさん、朝の6時から飲んでるんですよ!」と密告が入る。いつものことなので誰も驚かずスルー。

 ジェットフォイルへは輪行袋を持つ乗客から乗船する。一階席の前方側は輪行袋置き場として確保されており乗客が着席することはできない。9:40出港。出航後揺れもせず快適に両津港に寄港。前日入島した仲間達の出迎えを受ける。

2台の車に分乗し、佐渡出身の谷さんがおすすめする寿司屋兼ラーメン屋「長三郎」に11時過ぎに到着。

私はお寿司と半ラーメンのセットをオーダー。

 

全く期待していなかった昔ながらの醤油ラーメンが実に美味しい。あっさりしつつも複雑な味。半ラーメンでなくて普通ラーメンにしておけばよかったと大後悔。

 

ランチ後は宿泊先の浦島へ。途中、トランジションエリア近くを通った際、谷さんから当日はトイレに並んでると間に合わない可能性があることからと比較的空いている狙い目のトイレを教えてもらう。

 

 宿の浦島到着後、バイクセットアップやもろもろの準備を整える。何度も何度も持ち物チェックを繰り返す。

その後、バイクに乗って選手登録会場へ。健康チェックシートを提出し、赤のスイムキャップとリストバンドを受け取る。ケンさんのバイクはDHバーについているシフターが作動せず、Ceepoのブースでチェックを受ける。が、Di2ケーブルの断線が判明。修理できず。帰り道、今度はゆりかちゃんのバイクのブレーキからゴーゴーと嫌な音が。選手登録会場に戻り、Ceepoのブースにて特別に修理してもらう。

 宿に戻り、スタート地点まで散歩がてら下見にゆく。海は穏やか。だが、遠くに浮かぶ2つの赤いブイを目にして、あそこまで泳ぐのか、、、とブルーな気持ちになる。

事前にYoutubeで過去のスイム動画を観て、まるで渋谷の交差点かと思える混雑具合に、それに加えて終始バトルとの話も加わり、さらにブルーな気持ちになる。 

ホテルに戻り夕食。 目覚ましを朝3時にセットし、10時には布団に入るも予想通り寝付けず。いつかは寝れると何度も言い聞かせてたら目覚ましのアラームが鳴る時間となっていた。眠りは浅いが数時間は寝れたのかな

 

 

<大会当日>

 3時に起き上がり、準備を開始。着替えを済ませて朝食会場へ。ご飯三杯食べ、エネルギーを蓄える。 食事を終え、支度を整えて皆んなの出発を待つ。が、すでに他のメンバーは会場に向かった後。それに気づいた初参加のケンさんと私の2人が後を追う様に会場に向かう。トランジッションエリアで準備を整え終わると、すでにトイレは大行列。 こりゃダメだと思い、アップを兼ねて宿までジョグして往復。ウエットスーツを着てスイムチェックへ。岡本さんからスタート時の位置取りのアドバイスを受けるも、入水チェック直前にアンクルバンドを着け忘れていることを指摘され、慌てて体育館へ受け取りに向かう。受付の方に「よかった〜、これで全員受け取り完了だわ!」とホッとされる。コロナ禍でレースから遠ざかっていたブランクがこういうところに出てしまう、あるいはもうボケたのか。 入水チェックへ。 海に入るとすぐに「上がってください!」と。 試泳する間も無くスタート地点へ移動。なぜか落ち着いている。

 

 

<スイム>

 スタートは外側から。そこそこ前方にてスタートを待つ。ここで同じく外側からスタートする作戦の板さんと合流。そこにゆりかちゃんが加わる。 

午前6時、スタートの合図が鳴る。

「さあ、ゆくか!」と気持ちを整えて海に入る。うねりなく泳ぎやすいが、ヘッドアップしても全く目標物を確認することができない。腕と頭しか見えない。バトルは思ったほどではないが、前が詰まって視界が悪いので外に移動し、前方に誰も居ない状態でしばらく泳ぐ。 2キロほどアップのジョグを入れたためか、全然苦しくない。 相変わらずヘッドアップしても目標物が遠くて見えないので、近くを泳いでいる人の後ろにつく。第一ブイがやっと見えるところまできたので、外側に出て自分のペースで泳ぐ事にする。だが、なぜかヘッドアップで目標物をうまく捉えられない。 しばらくして何かがコツンと左手にあたる。レスキューのボードだった。「コース外れてますよ!」と。 ブイ確認をおろそかにしてフォームを気にしながら泳いでたので、あらぬ方向に向かっていた。第一ブイを大外から回り、第二ブイへ。第二ブイを曲がった途端に大渋滞!。完全に止まる。キックが顔に入る。さらに前の人のお尻まで顔が乗っかる様な状況。こんなに詰まっても後ろからどんどん押されて乗っかられる。さすがにこの状態でがむしゃらに前に進もうとする人は居ない。どうにもならないので隙間をついて大外に逃げる。同じく外に逃げた人の後ろにつく。日光が目に入り、目標物は全く見えない。もうドラフティング作戦しかない。ペースが遅くても我慢し、キックでできた泡から外れない様に泳ぐ。

 2周目に突入。比較的空いてきたがやはり目標物を捉えられない。2周目からは自分のペースで泳ぐつもりだったが、ドラフティング作戦で行き切る事にする。2周回目も第二ブイから先は渋滞。だが、気にぜず誰かの後ろを泳ぐ事に専念する。浅瀬に辿り着き、立ち上がる。「あれ?、全然疲れてない!」 おそるべしドラフティング効果。 隣の人が、「これで生きて帰れそうですね。しかもB-Typeのスタート前にスイムアップできると気持ちよい。」と話しかけてくれる。いつもスイムアップすると完走できると思えるので、「本当そうですね」、と答えてトランジションエリアへ歩いて向かう。 途中のシャワー場でウエットを脱ごうとするが、ガーミンに袖が引っかかって手間取る。もがいている間にゆりかちゃんに抜かれる。こういうところで時間をロスするのはもったいないと思う。なんとかウエットを脱ぎ終えバイクに向かう。 

 

 

<トランジション1>

 脱いだウエットをビニール袋に詰め込み、脱水対策としてOS-1ジェルを飲む。トラスーツの上にバイクパンツを重ね穿きし、靴下とシューズを履いてバイクをラックから下ろす。いつもはもっとのんびり準備してるが、今回はささっと終わらせてバイクパートへ。(疲れてないからさくさく動けるのだろうか?)

 

 

<バイク>

 バイクに乗り込むスタートエリアでは多くの声援をもらえる。 バイクに乗り込むも、すぐ先にあるトイレに一旦立ち寄る。そしていよいよ190Kmのバイクパートへ。

 ペダリングが重い。臀部が硬く、引っ掛かりを感じる。しばらくすれば緩んでくるだろうと気にしない様にする。最初のエイドまでがとても長く感じられた。バラモンではバイクで抜かれまくった記憶しかないが、今回は抜ける。多少バイクの走力が上がったのかな?とちょっと嬉しくなる。 が、ぬか喜びだった。抜けたのは前半だけで後半はどんどん抜かれることに。サイクルメータが補給タイミングを30分毎に教えてくれる。今回、粉飴50mlを30分毎に摂取するプランとした。この補給アラートのおかげで補給し忘れなかった。

 程なくして評判のZ坂に。それほどきつい坂とは感じない。あっという間に坂を超えてしまった。 その先の海岸線沿いは景色もよく海の透明感も重なってなんとも爽快。しばらく走っていると前にタチトラジャージが見え始める。板さんだった。板さんスイム速かったんだな、となぜか嬉しくなる。「スイム速かったんですね」と声をかけ、少し雑談したのち、先にいかせてもらう。後で板さんのGarminデータをみてると、SWOLF値が普段プールで泳いでいる値に近いので、よい泳ぎだったことがわかる。大佐渡の後半はアップダウンが多い印象。途中、Luminaの太田コーチを発見。バイクを停めてすこし雑談する。 A Typeにエントリーしていたものの、一ヶ月前に大腿骨の疲労骨折でDNSと聞いていたが、スイムパートだけ参加したとか。 スマホで一緒に写真を撮ってもらい、すぐ後に板さんが来ると伝え、また走り始める。

 100kmほど進むと両津の街に入る。そこで名雪さん、土屋さん、中塚さんに声をかけてもらう。声をかけてもらわなければ気づかなかった。ここで元気をもらう。本当に声援は力になる。ありがたい。しかし、ここあたりからペースが落ち始める。股関節まわりの張りが強くなり、膝が痛み始める。あと90km、あと80kmと、10Km毎のカウントダウン。バイクフィニッシュまでがとてつもなく長く感じる。

前日に谷さんからエイド表をいただき、それをDHバーに貼っていた。次のエイドまでの距離とトータルの距離が並記されている。今回このエイド表を見て残りの距離を略把握してたのでサイコンを見ることは多くなかった。(これは便利だ!)

 

小佐渡に入り、気温の上昇を感じる。エイドではドリンクに氷入りで渡されるようになる。冷たいのでゴクゴクと飲んでしまう。あっという間にボトルが空になる。 だが、胃腸が冷やされたからか、補給を受け付けなくなってくる。補給しないと前に進めなくなるので無理やり粉飴を飲むことに。 

 残り50km、残り40km、「なんで190kmなんだよ!180kmで充分じゃん、、、」とか言う情けない自分がそこいる。 

 残り約20km、最後のエイド。後ろからケンさんに声をかけられる。やっぱり追いつかれた。ケンさんの後ろ姿はすぐに小さくなってゆく。最後の坂に入る。沿道の方から「坂は長いけど頑張れ!」と声をかけてもらう。この坂を登り切るとバイクフィニッシュまで平地だが、強い向かい風区間。姿勢を低くしてバイクフィニッシュに向かう。最後の1Kmはスピードを落とし軽いペダリングでランに備える。ようやく190kmを走り終える。股関節の張り、臀部の疲労が激しい。 

 

 

<トランジション2>

 バイクラックに向かう途中、B Typeの参加者が続々とゴールしているシーンが目に入る。ゴールした人の声も聞こえる。「A Typeの人達、かわいそうだな〜」と。 バイクをラックにかけてヘルメットを置くと湿度の高い熱気をすぐに感じた。暑い!。再度脱水対策のOS-1を飲む。バイクパンツを脱ぎ、ランシューに履き替え、キャップをかぶる。前日にJRのブースでGive awayとしていただいたネッククーラーをポケットに入れ、サングラスをかけて動き出す。まずトイレに立ち寄りラン周回コースへ。コースに向かうところでケンさんと合流。エイドまで一緒に歩く。 

 

 

<ラン>

 ランに入ると「飯田さ〜ん、いってらっしゃい!」とまたも太田コーチに声をかけてもらう。股関節回りが重い。気持ちも重い。これからフルマラソンの距離を走りきれるのか?と心配になる。だが、入りの1kmは4分28秒。そんなに速く走ったかな?。次の1kmを5分半に落とす。それにしても暑い。このペースでも20kmで間違いなく潰れるので、さらにペースをキロ6分ペースに落とす。 エイドで給水し、水に濡らしたネッククーラーを首に巻く。 しばらく歩き、次のエイドまでラン。これを繰り返して熱中症にならないように注意する。とにかく暑い! 80%の湿度が厳しさを増す。7キロの周回コースを一周、また一周、とクリアすること考える。周回コース故、すれ違う選手達の表情をみることができる。皆きつそうだ。関鐡組も見たことがない様な厳しい表情でもがいている。速い人達ほど厳しい暑さ晒されたのだと思う。

 2周回、千葉っちの横に並ぶ。しばらく並走しようとキロ6分半で走るも、ついてこれない。脚が攣るそうだ。今年の暑さの中でもキロ4分半で走り込んでたエースがここまでダメージを受けるとは、、。無理せず休み休み完走を目指すことにする。

 

 3周目、まだ暑さが残る。膝の痛みが強まり始める。3周を終えた時点でリタイアすることを考え始める。なんとかインチキできないかな?とか考えたりもする。こころの弱さが出る。宿の前では中塚さんが応援してくれている。暑いのに立ちっぱなしで大丈夫だろうかと心配になる。

 

海岸沿いから商店街に向かう曲がり角には太田コーチがいて、毎周雑談してくれる。「板さんが見つからないんだけど、、、」「かなり奇抜は格好しているからすぐわかるはずだよ」「そんな変な格好してるなら目に入れたくないからスルーしてるかも」とか。気が紛れ、もう一周頑張ろうという気持ちに切り替わる。

 

 4周目、暑さが徐々に弱まってきてたと感じる。もしかしたら走り切れるかもと思い始める。歩き、ストレチ、ランを繰り返す。ランは6分弱のペース。膝の痛みがなければ5分半で走れる力は残っている。商店街にはB-Typeを終えたカトテルの姿が。応援にきてくれていた。 力をもらう。

 

 5周目に入り完走できると思い始める。日没後暑さはだいぶ和らいできている。5周目の折り返しでロキソニンを持っていることを思い出す。これで膝の痛みが消えてくれることを願い、6周目手前でロキソニン投入。すぐに痛みが消えるはずもないが、消えると念じる。

 

最終周は5分半で走ろうと決める。不思議と痛みをそれほど感じずに走れる。だが、そこまでペースは上がらない。体から汗がどんどん噴き出す。暗く、路面はもはや見えない。同じペースで走っている人は見当たらないが、街灯でできたランナーの長い影が追いかけられている様に錯覚する。少しペースを上げてみる。

力は残っている。商店街に入る。

残り1キロもない。

声援を送りづづけてくれてた方々に感謝しつつ、周回路とフィニッシュの分岐点で左に入る。

 

明るく照らされたフィニッシュまでの道が眩しい。よく粘ったと自分に話しかけた。

 

小さくガッツポーズしてゴール。

 

 

いままでのレースの中で一番キツかった。 

涙がでそうだった。

 

 

目標タイムは決めていなかったが、13時間前後だろうと思っていた。結果13時間10分。頑張れば13時間を切れたはず。後日もう少し頑張れたのでは?と自分の弱さを責めることになる。

 

 

<レース後>

 私の後はおそらく1時間後にゴールだろうと推測し、バイクと荷物を受け取り宿に向かう。バイクを置き、風呂に入り、着替えを済ませ、さらにはウエットスーツを軽く洗い、残りの仲間を待つためにゴールへゆりかちゃんと向かう。板さんとわーちゃんはすでにゴールしていた。予想より早いゴールで間に合わなかった。この4名で記念撮影したりして、まだ戦っている仲間の状況を確認する。待つのは、鬼塚さん、谷さん、岡本さん、松井さん。

 しばらくして、鬼塚さんがフィニッシュエリアに入り名前がコールされる。低血糖でフラフラ。ゴール後もしばらく立ちあがることができず、救護室へ。すごい精神力だ。自分の弱さを反省する。

 

次にゴールするのは谷さん。

ゴール手前の花道で待つ。

次々と達成感に満ち溢れたトライアスリートがフィニッシュテープに向かう。

タチトラジャージがライトに照らされて浮かび上がる。

ロングを走り切ったとは思えない谷さんの表情。

余裕さえ感じされるゴールだ。 

 

 

残るは岡本さんと松井さん。

しばらく前にゴールしたNAS組のOさんから、松井さんは最後尾に張り付く回収車に追っかけれてますよ、と情報を得る。

おそらく制限時間ギリギリのところで粘ってるのだろう。

またドラマを見せてくれるはず。 

岡本さんがリタイアしたとの情報を得る。満身創痍。

限界だったのだろう。

なんとか完走して欲しかった。

残り時間10分、全員が松井さんのゴールを信じている。

残り5分、まだ間に合う!

3分、まだタチトラジャージが現れない。

2分、もしかして。

1分、

そして無情にもカウントダウンが始りタイムアップ。

同時に花火があがる。    

 

 花火は感動的だ。完走できた喜びもあるが、全員完走できなかった寂しさもある。複雑な気持ちで花火を見てると涙が出そうになる。

商店街で応援してくれていたカトテルも合流し、最後まで戦った松井さんを待つ。 カトテルの応援が本当にありがたかった。

戻ってきた松井さんを労い、荷物をまとめ、板さん、わーちゃん、松井さんがバイクを押し、私は松井さんの荷物を持ち、4人ゆっくり歩いて宿に戻る。

 宿ではすでにみんなが夕食を食べている。お腹が空いている様な、空いていない様な。ビールで乾杯し、遅い夕食をとる。胃に何か入ったのだろうか?いつもと違う感覚。疲れ切っている。 帰り支度を整えて就寝。しかし、なかなか寝付けない。なぜだろう。 部屋の外では痛さんとわーちゃんがビールで潰し合いしている。  

 

 

<大会翌日>

 朝、5時に起き帰り支度を再度整える。ケンさんはバイクを箱詰めして送るためガレージに向かう。ガレージではすでに鬼塚さんがバイクを清掃中だ。前日あれだけ無理されたのに朝早く起きて準備してるとは、、、。
 朝食はパン。軽い朝食がうれしいが、あまり食欲がない。コーヒーが胃に染みる。隣に座るわーちゃんはミネストローネを。昨夜、板さんを潰したと勝ち誇っているが、二日酔いらしい。

 7:50にタクシーに乗り込み港に向かう。9:10発のフェリーに乗りこみ、絨毯の上で横になる。軽く仮眠。目が覚めるとケンさんの姿がない。どこにいるのかメッセンジャーで尋ねると、甲板に出ていると。痛めた膝をかばいながら甲板に出ると、ひときわダンディーなケンさんが潮風にあたっている。その姿には、蜂に刺されDNFとなった悔しさなのか、何かを感じさせる深みがある。ケンさんの横に座り、抜け殻のような空虚感を感じながら海をボーッと眺める。 ゆったりとした時間と景色は空虚感を満たしてくれない。

ゆりかちゃんからソフトクリームが美味しかったと聞き、ならばお腹を満たそうとフェリーの食堂にゆく。どう嗅ぎつけたのだろうか? 仲間達が食堂に集まる。ソフトクリームは濃厚でとてもおいしい。みんなで食べるソフトクリーム。こんなひとときがなんとも楽しく感じる。ふと横をみると、ケンさんがスレンダーな女性と立ち話している。「あれ?ケンさんナンパされた?」「ケンさん芸能人ばりにかっこいいですからね、、、」と。緊張感のないたわいない会話も楽しい。

 

 いよいよフェリーが新潟港に寄港する。ここで車組と新幹線組に別れ、とある回転寿司店に向かう。佐渡に本店があるこのお店。回転寿司とは思えないクオリティーの高さに驚かされる。

 

 寿司に大満足し、いよいよお別れの時間。わーちゃんは車を運転して福島へ、我々はバスに乗って新潟駅へ、バス停に向かう間、わーちゃんが手を振りつづけてくれている。

また一緒にレースに出よう! 

ケンさん、松井さん、私の3名は新潟駅で新幹線の自由席へ。3人席に並んで座るも熟睡。

あっという間に東京駅に到着。一人ひとり各々の帰路につく。

大人の遠足もここで終わり。 今シーズンも終わりを告げた。 

 

 

 

 

 コロナ禍で3年ぶりとなった開催。

私は初参加であったため、過去との比較はできない。

が、黄色いシャツを着たおそらく中学生、高校生のボランティアが一生懸命大会を支えてくれていた。

感染のリスクもあるだろうに。 

 

この状況下で大会を開催し、支えてくださったボランティアを含む大会関係者に感謝申し上げます。

■THE PEAKS ラウンド11 奈良吉野☆ ヒルクライムレース

THE PEAKS ラウンド11 奈良吉野

2022.9.4

参加者:林(りんちゃん) レポート 

 

今年2度目となるヒルクライムレースに参加してきました。

そして完走しました。

 

THE PEAKS(ザ・ピークス)は、2014年9月に始動された日本最強!最悪!のライドイベントとなり、

普通のイベントのように「みんな頑張って完走しましょう」ではなく、どんどん心折れてください。

リタイヤして負け犬となるかそれとも見事に試練に打ち勝ってフィニッシャーの栄冠を手にするか、

日本で最も完走が難しいヘビー級山岳イベントだそうです。

 

2022年9月のラウンド11は奈良県吉野郡下北山村を中心として、ノースルート112km2577mUP、サウスルート79km2087mUPの走行距離191km獲得標高4664mUPとなります。

 

私は、一般の部にエントリーした為、制限時間は12時間です。

他、変態の部は制限時間11時間、ド変態の部は制限時間10.5時間+17km500mUP追加と、

登りまくるイベントとなります。

 

8月に試走で、ノースルートの1つ目の山をロードバイクで、サウスルートの一部を車で走って下見をしておりました。サウスルートは車1台分の幅しかない道を進んでいき相当きつそうだなと感じておりました。

 

レースは、日曜日。

大阪に1泊して、土曜日の朝奈良へ向け出発しました。奈良県は大阪の斜め下にあって近いように感じますが、この会場の場所は山の中にあるので車で片道3時間ほどかかりました。

昼過ぎに受付会場に到着し、体温チェックをしました。ピコん♪体温は40℃です!

えー?!外が暑く誤作動したようです。ここまで来て出られなかったら最悪すぎる(汗)。

2度目測ったら正常で事なきを得ました(笑) ※次来た別の人も39℃でした汗。

 

受付を済ませ、宿に向かいます。

周辺の宿は少なく、探し当てたところが車で1時間掛かる熊野市の海が見えるビジネス旅館です。道中、太平洋が一望出来て、気持ちよかったです。

ビジネス旅館は畳の部屋で内装きれいで久々に布団で寝ました。(いつもはベッド)

日曜は朝3時に宿を出る為、20時頃布団に入りましたが、全く寝られず。。。

目をつぶって、浅い睡眠また起きて、寝て、繰り返してました。

 

 

日曜の朝になりました。

2:30です。

用意をして3時に出発し、会場へは4時過ぎに到着。

スタートは5:10だったので朝ごはんを食べたり、準備をしたりで過ごしました。

準備中に空を見上げると、プラネタリウムにいるかと思うくらい、見たことないくらいの星空が広がっていて感動しました。

 

スタートはまだ暗い時間、一般エントリーの選手は推定200人ほどだったと思います。

5:10から5秒ごと6人ずつでスタートを切ります。

最初の山は、大台ケ原です。(関西出身の方は知っているかもです)。

大台ケ原スタートまでも15km程平坦道を走っていきます。大台ケ原だけでも25kmの平均5%とまあまあきついです。最大斜度は15%位です。集団になっておりゆっくりペース。これが良かったです。足をそれほど使わず登り切りました。

 

頂上に最初のエイドがあります。ここでパンやポテチを食べ、少し休憩し再スタート。次は20kmの下り、安全運転で下っていると後方20人位選手を引き連れてました(笑)。次の山は、行者環トンネルまでの10kmの登りです。ここは下見に行っていなかったので未知でしたが、マイペースで登りました。

来た道を下り、平坦コースを20km走り、ノースルートが終わり、スタートゴール地点へ戻ってきました。

ここのエイドでは豚汁やカレーを用意して頂いており、カレーとおにぎり、パンなど昼ごはん級の量を食べました。

 

30分休憩し再スタートしようとすると激しい雨が降ってきました。小雨になるのを待っていると10分経っており、制限時間あるからと小雨の中再スタートをしました。サウスルートの始まりです。ここから雨が降ったりやんだりを繰り返します。

 

そして、サウスルートの道は悪路です。枝や石、砂が落ちていたり、穴が開いていたり、電気のない長いトンネルもあります。

 

サウスルートは、車で下見に行っていましたが、いざロードバイクで登ると10%以上の坂に脚を削られ、雨に打たれたり、晴れたり心も削られます。

また、ピークスには道路案内はありません。一か所曲がる所を間違えて直進してしまい少し焦りました。(コースロストでDNFした人もいたそうです。)

サウスルート1つ目の山がきつくて、制限時間切れになるかと頭をよぎりましたがなんとか登り下り、3つ目のエイドに着くと関門時間の30分前になっていました。

水分補給して再スタート最後のチェックポイントまで7km程。

ここも下見をしていない箇所、登っていくと、15%や20%の坂もあり、ダンシングで足をつかないことに集中&雨で空転しないように心掛け、最後のチェックポイントに到着。

あとは来た道を39km戻るだけ。

 

下りで落車しないように、パンクしないようにを言い聞かせました。

 

もう登りよりも、下りのブレーキを握るほうが辛くなっていました。手が痛い。。。

 

ゴールが見えてきました。

達成感がトライアスロンと同じくらいありました。

 

タイムは11時間35分で完走できました。

 

 

 

 

 

 

次は、2023年5月ラウンド12赤城山です!

 

今大会はコロナや例年に比べ天気が悪く、大変だったと思いますが、大会スタッフの方々やドクター、ボランティアの方々のサポートのお陰で無事完走できました。

 

また、開催もして頂き、

ありがとうございました。

 

林 友樹 (2022.9.10)

 

 

 

 

 

 

 

■ボストントライアスロン 2022☆

Boston Triathlon 8.21.2022

参加者 : 横田尚子

ボストン市内で開催される唯一のトライアスロンレースに参加して来ました。

マサチューセッツ州では地方のローカルレースは沢山ありますが、都市部で開催されるレースは貴重なので少しエントリーフィーは高いですが一度は参加してみようと思っていました。

 

今回が海外トライアスロンレースのデビュー戦です。

距離はスイム1.5km、バイク35km、ラン10kmのオリンピックディスタンスになります。

当初開催日は7月24日でしたが、ヒートウェーブ(猛暑)予報で開催3日前に8月21日に延期されてしまいました。

せっかく調整していましたが、結果的に8月の気候で正解でした。

こちらの夏は5月下旬から9月の最初まで海や湖、プールで泳げます。

梅雨がないため7月が一番暑い季節になり、度々ヒートウェーブが来ます。危険な暑さで体感気温が40℃になることも。

 

でも8月に入ると混んでいたビーチも閑散とし始め、朝晩の気温も20℃を下回る日が多くなり、日中は30℃を超える日もありますが、気温差が激しくなります。

中旬頃から紅葉している木も出始め秋の気配を感じます。

私はサムイのが苦手なので、海でのスイムスタートの朝7時の気温と天気が心配で天気予報ばかり気にしていました。

マサチューセッツ州は大西洋に面しているため、場所に寄っては海水の温度が低くて真夏でも泳ぐのが困難な程冷たい氷水のビーチが多いのです。

また一部のビーチでサメも出現し、サメアラートが出るとビーチは立入禁止になります。何しろボストンの南から船で行ける離島は映画ジョーズの撮影地もある位です笑

海で泳げるレースは少なく大概は湖か川です。

当日はそんな心配をよそに、真夏日になりました。

 

最低気温は21℃、最高気温は30℃、晴れの予報。

トライアスロンは暑くて水を被りながら走るのが醍醐味と思っている自分にとっては、最高のレース日和です笑

自宅から会場までは車で30分の距離です。

朝7時のスタートに間に合うように朝焼けを見ながら出発。

道路も駐車場も空いていて、すんなり受付へ進みます。

受付はまず自分の名前が貼り出された掲示板でナンバーを確認してから、係の人に伝えます。

IDを見せ参加賞とナンバー等を受け取ります。           

 

                            

参加賞はTシャツとバイクボトルです。

受付の横にあるのは、ボストントライアスロンのシンボルマークの写真撮影スポットが。

 

あれ?これはアイアンマンの真似かな?

シンボルマークを良く見ると、エントリー者の名前が入ってる。

自分の名前もありました笑

 

ブースは特にお店などはなく、バイクチェックを済ませてトランジションの準備を進めます。

ナンバーシールは日本と同じ仕組みです。

水で濡らして腕や足に貼り付けるタイプで、2つあります。

タチトラウェアに合うナンバーシールの色が嬉しかったです。

(日本だと黒一色…だった気が)    

 

                      

 

トランジションエリアでは、ざっくりと番号で分かれていますが、バイクを掛けるラックには番号はありません。

 

早いもの順に好きなところに置いて良く、幅も決まって居ないのでたくさん荷物も置けました。

日本だと互い違いにバイクを掛けないといけないので、間違えると隣の女子に怒られます笑 

 

                         

 

スイムスタートまで少し時間があるので、ノンビリしながら水温などを確認します。

スタート10分前にアメリカ国家斉唱。

若い女の子がしっかりと斉唱してくれました。

気温が上がって来たので、海で試泳をしたくなりました。

何もルールがないので、ローリングスタートの自分のスタート時間までレースの邪魔にならないところでみんな適当に泳いでいます。

7時のスタートから自分のスタートまで1時間近くあったので、少し泳ぎました。

スイム会場は、この夏に何度か海練習をしたので波の感じや水温もある程度分かっていました。 

穏やかな湾になってはいるのですが、潮の流れはかなりあります。   

                      

透明度はありませんが、汚くもないです。

平塚の海よりキレイな感じです。

心拍を少し上げてスタートを待ちます。

こちらはスケジュールが決まっていても大体の時間で進めます笑

 

8時少し前にスイムスタート!!              

女子グループ一斉に海へ。

バトルを覚悟しましたが、みなさん速くて全くぶつかることもなく一瞬で去って行きました笑

 

自分はマイペースにしっかりとヘッドアップをしながらコースを周ります。

周回ではないので、はるか遠いブイを見ながらまだまだ遠いな~いま何分掛かったかな、周りに誰も居ないからきっとラストなんだろうな~などと思いながら、サメを気にせずに泳げるのは楽しいと思っていました笑

 

ライフセーバーの人数は日本より少ないかな?

 

      

でも波も少なくブイは大きく沢山設置していてあるので、泳ぎやすいと思います。

あと500m位かな~と言うところで、10分後にスタートしているリレーの人がワッサワッサと後ろから泳いで来ましたが、かなり離れてさーっと過ぎ去りました。

 

同じように泳いでいるはずなのに、なぜあんなにも進むのか不思議で一瞬泳ぎが止まってしまいましたが、スイム歴4年生の自分と比べても仕方ありません笑

 

気を取り直して泳ぎ続けます。

手元の時計で35分以内でスイムアップ!     

トランジションエリアは200m位でした。

今回初めてウエットが脱ぎにくくて時間が掛かりました。体重増のせいかもしれません(涙)

 

 

近くの女性が、「自分が一番最後だと思ったわ」と話かけてきました。

同じくです、と返しました。

バイクラックに掛けてあったバイクは殆どなかったからです。

 

海から上がると顔がカサカサになります。

このままバイク、ランに行くと残念なことになります。

 

でもクリームを塗る時間は勿体無いので、

化粧水スプレーをサッと顔に振りかけておきます。

これだけでストレスが減ります笑

補給食を食べながらバイクへ。

 

 

 

 ここでの目標は平均ペース30km/hだったのでかなり意識して漕ぎました。

 

海沿いフラットの4周回です。

車は通行止めにしてくれているので走りやすいです。

マウンテンバイクやスマホで音楽を聞きながら走る選手を抜かし、60歳のTTバイクの女性に負けました笑

 

途中で両足指がつり始め、水分も摂りましたがうまくペダリング出来ず減速。

 

 

 

強い向かい風のところでシューズを緩めたり足指を動かしたりしてどうにか持ち直すことが出来ました。

ペダリングが下手なせいでしょうか、改善が必要です。

 

追い風は楽しくチャンスとばかりにスピードアップ    。

180度ターンが2回、大きなコーナーが1回あり減速する場面も多かったのですが、あっという間に4周回が終わりました。

 

道路の凸凹も多少ありますが気になる程ではなく目標のペースは、

ほぼ達成出来ました。

 

ランへのトランジションでは、スムーズにシューズを履き替えることが出来、補給はなしで出発!

 

暑い!!

 

気温は30℃近くまで上がっていたと思います。

バイクコースの隣の公園を2周回です         。

給水をしっかり摂り、コース案内の通りに進めますが、途中から案内板が風で飛ばされていたり、そもそものコース設定が少し複雑だったのでコースが分からなくなりました。

 

給水のボランティアに聞いても分からず仕方ないので前を走る方に付いて行ったら間違えていたようで、周回のスタート地点に戻るともう既に1km以上ずれていることが分かりました。   

どこかで調整しようにも難しいので、諦めて10kmオーバーでゴールすることにしました。

 

ランコースもフラットで走りやすいのですが、公園の途中でグース(鴨の3倍位の大きな鳥)のトイレみたいな道を50m位通るのが残念でした笑

 

コースを誤ったので、本来2回なのに自分は3回もグースのトイレを走ります。

とにかく暑い、でも暑くなければトライアスロンじゃない!と思いながら水を頭から掛けシューズは濡らさず、トライアスロンの醍醐味を味わえて満足です笑

給水はアスリートガイドに記載されていたよりも多く出ていたように思います。

水とゲータレードがもらえます。

ゲータレードは一応スポーツドリンクですが、かなり甘いし味も種類があるので注意が必要です。

自分は黄色と水色のゲータレードなら問題ないのでカップの中の色を見てから取ります笑

暑いせいか歩いている人も居ましたが、無事ゴールが近付きテンションも上がります。

コロナの影響かゴールテープはありませんでしたが、無事にフィニッシュ!

すぐにメダルを掛けてもらいます。

バナナとお水をもらって記念撮影。

計測チップは使い捨てでした。

こちらのレースではゴールしたら、すぐに結果が速報で見れます。

専用の車両に画面があり映し出されます。

自分のナンバーを入力すると、レシートタイプの紙が出て来て順位を確認出来ます。

 

 

エイジの順位を見ると何と2位!!

 

えー!そんなに速くもないタイムなのに?何かの間違い?

 

 

良く見るとOut of 3でした笑

 

でも表彰台に上がれる!景品もらえるかも!

期待しながらブースへ戻ります。

ビールとピザとアイスクリームが配給されていて賑わっていました。

もちろん、家族や応援者も食べられます。

ピザはお店で焼いたものを従業員が何箱も車で運んで来てくれて、とても美味しかったです。

 

1人1枚なんてことはないのがアメリカ。

家族が多いところは箱ごともらっていました笑

 

 

 

お腹いっぱい食べた頃、表彰式が始まります。

エイジ毎に3人まで入賞です。

自分の名前が呼ばれるのはとても嬉しかったです。

 

リザルトを見ると、女子は70人の内、半分以上がアンダー30歳でした。都市部なのでやはり学生が多く参加していたようです。 

    

                

期待していた景品はクリスタルの盾でしたが良い記念になりました笑

こちらのレースでカメラマンが居ると有料の場合が多いですが次の日には写真がアップされます。今回のレースは無料でした。

レースの楽しさも思い出し、美味しいピザもビールも堪能して大満足な1日になりました。

 

 

【リザルト】

 

 

【スイム 36:40 バイク1:08:01 ラン58:51】

 

 

 

 

 

■乗鞍ヒルクライム 2022☆

大会名:乗鞍ヒルクライム2022

日時:2022年8月28日

参加者:和田(記)

乗鞍ヒルクライム2022に参加してきました。                                                                  

この大会は、32回目の歴史あるヒルクライムレースでMt.富士ヒルクライムと並び、日本の2大ヒルクライムレースと言われています。

 

全長20.5㎞、標高差1,260m、平均勾配6.1%、ゴール地点の標高は国内舗装道路最高点の2,720mとなります。最高の景色と最高に苦しいレースを味わえるまさに日本一のヒルクライムです。

 

しかし、参加人数に対して宿泊施設が少なく沢山の参加者が車中泊をしており、僕も前日受付を済ませ早めに駐車場を確保して車中泊としました。

早めに夕飯を済ませて寝ましたが何度も起きました。薄手のシュラフでは寒かったのと、車のシートのデコボコが気になって。そして、ボンネットに激しく打ち付ける雨の音。

5時起床予定ですが、4時頃から目が覚めていたので周りの車の人の動きを観察したり、twitterで情報探していたりしてました。

5時半ごろには雨もやみ始めたので起きて食事の支度をしました。食事してからバイクのセッティングチェックやジャージに着替えて少しアップのため走りましたが、また雨が降ってきて、しかも強い雨でした。急いで車に戻りましたがびっしょりです。テンションもダダ下がりで『中止にならないかなー』とひそかに思ってました。

奇跡的に6時半ごろに雨が上がりました。

 

自分のカテゴリは、7時30分~50分の間にスタートだったので7時15分に出れば余裕かなと思い、予定通り出発したら会場は長蛇の列。まぁまだ余裕かなと思っていたけど、受付で検温チェックやトイレ行ってから記念撮影してたら7時45分。

 

 

そろそろ行かないとなと、スタート地点に向かったら次のカテゴリの人たちがスタート待ちをしていました。        

 

『やば、行かなきゃ』と、何となくレースをスタートしたのでした。

単独スタートをしましたが、あせらず淡々とペダルを回します。

すぐに数人とらえてパス。

面白いように抜かします。

 

少しして、4000番台のゼッケンの人の後ろに付きました。緩斜面は自分より速く、斜度が上がると差を縮めるような感じで暫く一緒に走っていました。

2人で沢山の人をパスしていきます。やがて斜度が上がってきたところで、この方をパスさせて頂きました。

 

後ろから凄い勢いのトレインに追いつかれ抜かされました。次のwaveの先頭集団です。

 

 

が、そんなに大勢の人達に抜かされることなく、ゴールまで数十名位に抜かれた程度でした。

で、相変わらず淡々と回します。サイコンは全然見ずに、タイムとか距離は気にせず、たまにパワー、平均パワーを見る程度。平均で240w位出ていたので富士ヒルより全然良いペースかなと思って回していました。

 

 

今回、後ろからのスタートだったので沢山抜くことが出来て楽しかったです。

富士ヒルの時は最初のwaveの先頭の方にいたので抜かれまくりでテンション下がりましたので。笑

 

残り10kmの表示が見えました。

まだ10kmもあるのか・・・・

と思うと気持ちが切れそうになりました。

 

それでも淡々と回して、目の前の人をパスしていく、といった感じでした。

 

こんなに抜いて、もしかして入賞しちゃうかも。とか思いましたが、かすりもしませんでした。笑

 

たまに次のwaveの数人のトレインに抜かれました。乗鞍でも単独より集団の方が良いのかな?と思いましたが残念ながら、この人達に付いていく脚はないし、自分がペースあいそうな人は随分前にスタートしているでしょうから、今回は単独で行くしかないなぁ。

 

ということでひたすら淡々目の前の人を抜いていくだけ。

 

 

天候がよければ景色も綺麗なんだろうなと思える箇所もありました。

そんな事を考えられる余裕がまだありました。

が、決して緩く回しているわけではありません。平均パワーも230w台まで落ちましたが、わりと回せていました。

乗鞍は富士ヒルと違って斜度がキツイ箇所が多かったです。

今回、コンパクトクランクに変更して良かったーと何度か思いました。

 

残り5kmの表示が見えました。

 

『よっしゃー!』というより、

『あと5kmもー』の感情の方がずっと強い。

この辺からだんだん空気が薄くなり、パワーも200wを切ることも多々ありました。

 

中盤以降、頻繁に10%超えの斜度が出てきます。僕は、ダンシングをあまり使いませんが、ダンシングでクリアした方が良いのか悩みどころ。

 

ダンシングで登っている人をシッティングで抜かしたりしていたので、とりあえずシッティングでとおしました。

レースの方は相変わらず淡々と回していますが、なかなかゴールまでが遠い。遥か上空に走っている人たちが見えた時はショックと絶望感を受けました。笑

 

 

 

「あそこまで登るの??」

  

 

 

見なきゃ良かったと思いながら登ります。

あと3km・・・・

あと2km・・・・

 

ここで、タイムをチラッと見ると、

1時間10分。

あと10分以内でゴールすれば、70分台だ。

 

タイムにこだわっていなかったけど、何となく80分以内でゴールしたいな位は考えていたので、ここから急に忙しくなる。

 

キロ5分切らないとダメだ。緩斜面なら余裕ですが、相変わらずキツイ斜度が続く。

 

残り1km。

タイムは1時間15分。

ここからスパートだ。

 

残り500mを切った。腰を上げてスパート。

しかし直ぐに疲れてシッティングに戻る。笑

 

あと、300m。ここから全力。道も狭くなるので気を付けながら次々とパス。

同じくラストスパートしている人と並ぶ。

 

残り200m。   苦しい。。   でもペダルは緩めない。

 

残り100m。   心臓破れそう。

 

ゴール遠い。   まだか!

 

多分これが最後のカーブ、   ゴール早く見えろ!

 

見えた!   最後まで踏め!!

 

ゴール!!!!

 

ゴール後、倒れ込むように自転車を降り、そのままぶっ倒れました。

 

5分位、『ハァ、ハァ、ハァ』と声出しながら呼吸してました。

めちゃ酸欠状態。

 

倒れながら思いました。

出し切った。もう本当に何も出ない。

何だろこの達成感。

これか?これが乗鞍か?

空見上げながらそんなことを考えてました。

 

(苦しいけど何とか自撮り。笑)

 

 

 

やっと立ち上がったけどまだフラフラしている。

そんな状態だけど景色良かったので何とか写真撮りました。

  

タイムとか順位とか関係なくみんな晴れ晴れとした顔している。

 

自分もそう。

 

また来年、もっと強くなって、そして、ここのゴールでぶっ倒れに帰ってくる。

そんな思いを残して下山へ向かい僕の乗鞍初挑戦は終わりました。

 

最高に苦しいレースですが、ゴール後の達成感は半端ないです。

 

 

1度は挑戦してみてはいかがでしょうか?

【リザルト】

 タイム 1:20:45

 年代別順位 86/924

 

【ログ】

 速度:15km/h 

 パワー:222w

 心拍:155bpm

 

 ケイデンス:81rpm

■ IRONMAN MAINE 70.3 ☆

IRONMAN MAINE 70.3 AUGUST 2022

7.31.2022

参加者 : 横田和人

 

2022年のシーズン2戦目は、マサチューセッツ州の自宅から車で2時間半程のメイン州、

オーガスタで開催されるIRONMAN70.3です。

 

距離はスイム2km、バイク90km、ラン21kmで、参加者は1200人を超えていました。

 

前日受付のため、土曜日に会場から車で30分程度のホテルへ前泊しました。

 

 

 

メイン州は海沿いで、ロブスターが有名です。東海岸は国立公園が少なく唯一アーケイディア国立公園がある州です。

アメリカに住んでから、美味しいお刺身を買いにメイン州ポートランドへは度々訪れていました。

 

オーガスタはメイン州でも一番の繁華街とのこと。国内線の空港も近く、賑やかな街なのかと思っていましたが、歴史ある建物が多く、ボストンの街並みとは全く違う穏やかな自然が豊かな田舎街です。

 

今回は観光する時間もなく、レース受付を土曜日15時頃済ませ、バイクを預託し、IRONMAN のブースを見る程度でした。

 

受付では身分証を見せるだけ、バイク預託は日本のような車検はなく、コロナ対策も何もありません。競技説明会もないですが、アスリートガイドはあり、かなり厳しい規制があります。

特にバイクのドラフティング規定はバイク6台分空けないといけません。

上半身裸でゴールしたり、チップの返却を忘れた場合、身体にスマホやGo pro等を身に付けて居た場合は未来永劫IRONMAN のレースに出ることは不可能などと書いてありました笑

 

 

受付が終わると参加賞を貰えます。

防水リュックとTシャツでした。

お馴染みのエントリーメンバーが書いてあるTシャツは自分の名前を探すことが大変ですが、

自分は偶然にも一番下の分かりやすいところだったのですぐ見つかりました笑

 

ホテルに戻り荷物を準備し近辺で中華レストランで夕食、シャワー、就寝。

 

こちらのレストランは食べ残しを持って帰れるので朝ご飯に食べられます。

当日は朝6時のスタートに間に合うよう3時起き。

ホテル滞在時間も短くあっという間に当日を迎えます。 

 

朝3時に起きて朝食。

レース前にはやはりお米。

持ち運びが出来る小型炊飯器はまだ買えていないので、前日に家で用意したおにぎりをホテルの冷蔵庫に入れておき、朝レンジでチンすれば美味しく頂けます。

 

ホテルはレースに出る人が割りと居て笑顔で挨拶はこちらの基本(笑)。

4時半には会場入り。

 

駐車場の込み具合が心配でしたが、やはりアメリカ、車での移動が基本なので駐車場の手配は沢山あり想定よりもすんなり駐車出来、トランジションまで歩いても10分以内の便利さ。

 

アメリカは車道の車を誘導するのは工事であっても必ず警察なので、レース中も会場の周りも警察官で一杯です。

 

当日の天候は晴れ、気温は朝方15℃から日中は34℃前後まで上がります。

 

日が昇ると急激に暑くなりますが、湿度は高くないのでカラッとしています。

会場は海の近くではないので、風もそんなに強くなくレース日和でした。

 

 

 レースの説明に入ります笑

 

スイムは川です。

2kmを下るので水流が期待されます。

レース全体の流れやトランジションからスイムのエントランスまでの説明が特になく。

マップを見ると、トランジションからスイムのエントランスはかなり遠い…

距離にして2km以上はある?

ドロップバッグはあります、スイムエントランスで預けてね、と書いてあるだけ。

なんのこと?ウェットスーツ着て2kmも歩くの?裸足で?

 

4時半に着いてるけれど、トランジションで荷物を準備して何をどうすれば良いのか周りの人を見て考えることになりました。

 

すると突然隣の人がジップロックに入れてある大量の塩を見せ、欲しい?と聞いてきました。

戸惑いながらも、Yes!と答えると大きなスプーンを渡され大さじ1杯の塩を食べました。恐らく熱中症予防なのでしょう笑

ついでに補給食も幾つかもらいました。

準備が終わり、スイムエントランスまでどうやって行くのか、また誰もウェットスーツを着て裸足の人はいません。 ようやくドロップバッグの意味が分かりました。

スイムのエントランスまでは荷物を持って靴を履いて移動、そこでウェットスーツを着て必要のない荷物をドロップバッグに預けると言うことでした。

それにしても、どこから行くのか分からず会場に案内や看板もありません。

バラバラと歩いている人の流れに任せて付いていくしかなく、正直スタートに間に合わないのではと焦りました。

スイムコースは片道2kmなので、スタートまで泳ぐ分を歩いて移動することになるわけです。

 

 

スイムエントランスに到着したのはスタート10分前、急いでウェットスーツを着て履いて来た靴をドロップバッグに預けてローリングスタートの列に並びました。

 

スタートの号砲から15分後位にスイムスタート!!

試泳もなく川に飛び込みました。

 

スタート直後は心拍が急激に上がり苦しさはあったものの、川の水温は暖かくプールのような感覚で広いワンウェイのコースはバトルすることもなく、ブイも見やすくただ前を向いて泳げば進むので楽しかったです。

 

期待していた水流もあり、スイムアップは自己ベスト。

スイムアップからトランジションまでは700m近くあり坂道を走りますが、道にはシートがありません。

砂利道の小石はボランティアが丁寧に避けてくれていたようで足裏が痛くなることはありませんでした。

トランジションでウェットを脱ぎ、スムーズにバイクスタートを切れました。

 

 

 

[スイム 27:10 エイジ14th ]

 

 

 

バイクスタート時の気温は25℃前後だと思います。

公式発表ではローリングコースとなっているので坂道の想定はしていたものの。

走ってビックリ、ほぼ平坦なところはない位のものすごいローリングです。

これでもかと言う程のアップダウンに脚を削られ消耗しました。

 

こちらの坂道は、日本のように距離が短く斜度があるものではなく、長くて斜度の緩い坂道なのが特徴です。アメリカ大陸の大きさを感じるような広大な坂道なのです。

獲得標高は1000mを超えていたようです。

ちなみに下りの坂道で最高速70km以上出ました汗

90kmを1ループなので交通規制は一部のみ、交差点などは警察が車を止めて誘導してくれます。

そのため、レース中であってもThank-you Officerと言いながら走ります。

 

景色を見る余裕はありませんが、緑が多い自然豊かな田舎道です。

 

沿道の応援は多少あり、自宅の前でカウベルを鳴らして派手に盛り上げてくれます笑

こちらのバイクコースは大概カーブやターンは少ないのですが、路面がデコボコしてひび割れていたり穴が開いているところがあるので気を付けなければなりません。

 

今回のレースは、路面が悪いところは黄色線が引いてあったり案内が出ていました。

エイドは15km毎に設置してありますが、自分で用意した補給で間に合ったため、エイドには寄りませんでした。

バイクは得意でしたが、かなりの人に抜かされ練習をさほどしなかったことを後悔しました。

写真を見ると後半はヘトヘトでフォームも崩れていました。

トライアスロンのレースでは一番ツラいバイクコースになりました笑

無事にバイクが終わりランへ。

 

[バイク2:45:50 エイジ32nd ] 

 

ランスタート時の気温は既に最高気温まで上昇していました。

強烈な日差しが気温以上に暑く感じ早速心が折れ掛けました。

 

公式発表ではフラットコースなはずなのに、一部短い距離の激坂がありました。

 

スイムコースそばの狭い遊歩道を2ループなので、何回か坂がやって来ます。

日陰のところはあまりありません。

 

無心で淡々と登り暑さを凌ぐために、持っていたジップロックにエイドで氷を入れて帽子の中に入れました。

 

エイドは4km毎位に設置されています。

途中で丁度良いペーサーも見付かり引っ張って貰いました笑

楽にペースを落とさず走ること8km。

 

 

課題山積みのランなので、最後ペースアップすることは出来ませんでしたが、ペーサーは大変有難い存在でした。

 

ランでは沿道の応援が絶え間なくあり励みになります。

 

しかし暑さ厳しく、苦しい戦いになり熱中症でフラフラしてる人も見掛けました。

 

エイドで水分補給をしっかり取りながらゴールを目指します。

 

スタート前に食べた大さじの塩が効いたのか幸い熱中症にはならずに済みました。感謝です笑

 

 

  

IRONMAN のゴールゲートとレッドカーペットが見えると、MCが名前と居住地を呼んでくれます。

「KAZUHITO YOKOTA From Massachusetts!!! 」

 

これが聞こえると感動します。

 

 

自分たちの他に日本人は居ないと思っていましたが、ゴール直前に頑張れー!と聞こえて驚きました。

 

暑くて長く苦しいレースの終わりに相応しい温かい声援を浴びながらのゴールでした。

 タチトラジャージを着てゴール出来たことはとても嬉しかったです。

 

ゴールすると、ボランティアが待ち構えていて早々にタイムチップを外してくれ、メダルを掛けてもらいました。

 

もちろん感動で泣いてる人も。

記念の写真、メダルに記録を掘ってくれるサービスも有料であります。

 

暑かったね、と周りの選手に声を掛け合い称え合います。みんな笑顔で挨拶です。

目標はエイジ半分程度に入ることだったのですが、結果スイムで稼いだ分が功を奏したように思います。課題はたくさんありますが、目標は達成出来ました。

 

[ラン1:47:46 エイジ36th]

[Total 5:11:58 エイジ33rd/108 総合213rd/1,218] 

 

ブースに戻るとテントに給食の用意があり、沢山の飲み物、食べ物とお菓子、フルーツを貰えます。

 

ゴール直後は食べ物が喉を通らずでしたが、

とにかく暑くてコーラを3缶は飲みました。

広い芝生のスペースで充分休み、荷物を受け取り帰路へ。

 

せっかくなので、近くで地ビールブリュワリーの店を探して寄りました。

お店は、やはりレース後の人たちで賑わっています。

 

店の窓ガラスからランコースとスイムコースが見えました。とてもキレイな景色です。

アメリカはビールのブリュワリーが多く、休日は昼間から飲んで居る人が多いのです笑

 

 

コーラを飲み過ぎたせいでお腹が緩く、ビールは1杯しか飲めませんでしたが、美味しいピザも堪能しました。

有名なロブスターは食べ損ねたので次の機会に。

 

オーガスタは小さい街ながらも地元の新聞はIRONMAN がトップニュースになっていて快く歓迎してくれている感じです。

  

今回初めてIRONMAN に参加しましたが、IRONMAN を愛する人たちが多いこと、ローカルレースとは違うレベルの高さ、レース規模、雰囲気、リピーターの多さ、どれを取っても素晴らしい大会。

まるで大人のディズニーランドのような感覚でした。

IRONMAN ブランドはカッコいいの一言に尽きますね笑

グッズも色々欲しくなります。

 

 

安全に完走出来たのは運営や警察、ボランティアの方々の協力が惜しみ無くあるおかげです。

また参加したいレースで思い出に残る1戦となったことは間違いありません。 

 

 

 

 

ANYTHING IS POSSIBLE !

■全日本トライアスロン 皆生大会☆

第40回全日本トライアスロン皆生大会

2022.7.17

参加者:氏田実玖さん、千原さん、鬼塚さんご夫婦、リース小林さん、林(記)

 

林です。日本で初めてロングディスタンスが行われた皆生トライアスロン大会に出場してきました。

 

皆生トライアスロンは、スイム3キロ、バイク140キロ、ラン42.195キロの大会ですが、新型コロナの影響もあり、

スイム3キロ、バイク115キロ、ラン32キロに短縮されての大会となりました。

 

私が皆生トライアスロンに出場したいと思ったきっかけは、中学生の時に応援でこの大会を見に来て、選手が頑張って暑い中走っている姿を見て、いつかはこの大会に出てみたいと思ったことです。そして初ロングの大会は皆生と決めていたので、出場でき嬉しかったです。

 

本題に入ります。

開催日は日曜です。受付は土曜の14時~15時でその後の大会説明会に出なければなりません。東京から鳥取まで新幹線と車を使って移動しました。距離もあるため、金曜の朝に出発しました。自宅から東京駅までは自走で行く予定でしたが、金曜はあいにくの雨で輪行に変更、最寄り駅まで大雨の中輪行バッグを持って歩きましたが、折り畳み傘で小さく、かばんやバイク、最悪なことにレースシューズまでびしょ濡れになりました泣

なんとか駅に着き、そこからは予定通り行けて、土曜日に鳥取に辿り着きました。

 

受付会場でチームメイトとも会え、明日頑張りましょう!と励ましあえました。

 

日曜の朝になりました。会場までは車で20分程、スタートは8時だったので食事、移動、アップを含め、4時すぎに起きました、レース前にしては寝られました(笑)

 

天候は晴れ、海沿いは少し風があるという感じでした。会場入りし、まずはトランジションにバイクを置きに行くと、アナウンスで「本日は波が高いためスイム中止でラン6.9キロに変更となりスタートは8:30となります。」

レース2週間前にオープンウォーターに出たり、海練習を例年以上に行っていたため、残念でした。でも溺れるリスクは減ったと気持ちを切り替え臨みました。海を見ると前日雨が降っていたこともあり、うねりが出てランに切り替わることは納得でした。

 

第1ラン:6.9キロ

当初、スイムでは10人ごと10秒ごとスタートでしたが、ランは一斉スタートとなり、約1000人の選手が海沿いのランコースに並びました。

 

スタート位置は、たぶん真ん中より少し後ろくらいだったと思います。

ランコースは海沿いのサイクリングコースを3.5キロ往復です。

 

最初の2キロくらいまでは密集しており、キロ6分ペースくらい、すでに折り返したトップ選手が対向から走ってきます。徐々にペースが落ち着き5分~5分30秒ペースで刻みました。

第1ラン終了し、平均ペース5分30秒でしたが、順位は500位と真ん中くらいでした。みんな速い!

 

 

 

バイク:115キロ

通常の140キロコースなら大山の上りがありますがそこはカットされています。

ですが115キロ1200upのコースです。

 

3種目の中で1番バイクが得意なので、目標タイムは4時間としていました。

バイクコースは、田園風景や大山が見えたりと景色が良く走っていて気持ちが良かったです。

 

50キロ~90キロあたりは皆生の難所?のアップダウンコースです。ジェットコースターコースとも呼ばれる程アップダウンばかりです。

とりあえず力を使わないように軽めのギアで漕ぎ、塩タブレットやツーランを飲み、つらない&熱中症にならないように気を付けました。

 

また25キロ間隔くらいでエイドがあるので、ボトル交換、水を掛けてもらったりでボランティアの方々には感謝です。

トップ選手通過1時間後からは、交通ルール順守となり、信号ストップ、一時停止は必須となります。前の人を抜いても信号で追いつかれるので最後の山が来るまでは大人しく走りました。

最後の山を越え、残り15キロは河川敷、ドラフティングを取られない位置で選手が1列で走ります。(一般車両も通るので)。

バイクゴール、手元の時計では4時間11分。バイクだけの順位は220位ほどでした。

 

 

 

第2ラン:32キロ

コースは海沿いのサイクリングコースを24キロほど走り、ラスト8キロくらいは街中に入り、鳥取のドラドラパーク(陸上競技場)がゴールとなります。

 

前日に15キロの折り返しにはタワーがあるよ、と教えてもらっていたので見えたら半分だなと思い走りました。

 

トランジションのエイドにOS-1があったので飲んでスタート。

 

バイク抑えめで走っていたこともあり入りの10キロまではキロ6分ペース程で行け、結構走れると思っておりました。しかし10キロ超えたあたりから暑さでペースが落ち始めます。そして遠くのほうにタワーが見えます。あそこでまだ半分か、という思いも出てきます。

 

2キロごとのエイドで水をかぶり、なんとか15キロまで着きました。トイレ休憩も挟み、折り返しのアンクルバンドを受け取り走り出します。走り出すと追い打ちをかけるように、右膝付近が痛み出します。練習ではこんな痛み出たことが無かったのに、もうペースは歩いても変わらないんじゃないかと思うくらいの8分ペースまで落ちていました。

 

走っていると対向からチームメイトが走ってきて、アンクルバンド受け取り忘れた!どういうこと?と思いつつ横に走っていた別の選手もまた戻っていること?と話してました。

後々受け取り損ねて戻ってプラス3キロほど走っていたそう。

 

ということもありながら、8分ペースで走り、歩き?残り10キロくらいのエイドに着きました。

暑さもあってか、コップが無くなり、ペットボトルで飲み物を受け渡していました。

アクエリアスのペットボトルを受け取り、次も無いと困るからと思いポケットに入れ走りました。

エイドが無いところでも水分が取れたので結果的には良かったです。

 

その後も、歩かないようにを心掛けなんとかゴールしました。

 

結果:9時間17分32秒 

345位/835人(完走),925人(出場)

天候:晴れ25.3度(最高気温31度)、湿度86%、風速1.6m/s

 

 

 

皆生トライアスロン協会やスタッフ、ボランティア2000人、地域の方々、チームメイトや家族の応援があったからこそ完走できました。

 

新型コロナで感染者が多く大変な時期の中開催してくださって感謝しています。

 

タチトラジャージを着て出ていたので、タチトラファイト!と声掛けて頂いたり、チームメイトからも気づいてもらえ力になりました。

 

出場された皆さんお疲れさまでした。

来年皆生でリベンジして、

皆生完走出来たら佐渡行きます!

 

これからもよろしくお願いします。

 

 

                   2022.7.30 林 友樹

■福岡トライアスロン2022☆

福岡トライアスロン2022

2022.06.26 参加者:吉本、宮川(報告)

フォトグラファー:さっちゃん

 

新型コロナが落ち着きを見せ始め、やっと各地のレースが開催されるようになってくる中で、復活レースはどこにしようかと吉本教授と相談。悩んだ末に出した結論は、『久々のレースなのだから、旅トラにしよう!』ということで、関東を飛び出し、美味しいものに溢れる福岡にターゲットを定めて、福岡トライアスロンに申し込みをしました。

 

 

出場を決めてからは天気予報とにらめっこしてましたが、梅雨前線が徐々に北上し始め、天気予報は最悪な状態。。 飛行機も条件付き運行になる程の悪天候で、前日朝は雷が鳴り響く豪雨となりました。

 

練習を兼ねてバイクでコース視察をしようと思っていましたが、急遽レンタカーを借りて周りました。雨が降ったり止んだりでしたが、事前にトランジションエリアやコースを確認できたことで、朝の早い今大会でも焦らずに大会当日を迎えることが出来ました。

 

 

 

 ■当日

この大会は遠方からの参加者のことを考えてくれているのか、島内の交通規制の関係なのか、レースの開始時間がスタンダードディスタンスでは珍しく午前745分と、とても早いのが特徴です。

自ずと受け付けは5時半からスタート。

7時までに受付を済ませてバイクセットをしなければなりません。レース後のお愉しみを考えてホテルを博多駅前に取った為に、会場である志賀島まで25キロもあります。朝が早いので電車もフェリーもありません。自走する時間を考えると最低でも5時にはホテルを出ないといけません。

アイアンマン並みの早起きをして、おにぎり食べながら会場に向かいました。

 

当日のお天気は奇跡的にも晴れ間が見え隠れする程に回復。

きらきらとスイム会場を照らす太陽がとても美しかったです。

トランジションエリアに向かうと「受け付けはコチラです!」と誘導いただき、参加証明書を出してチェックイン完了です。新型コロナ対策で事前に説明会資料が配布されていたこともあり、とてもスムーズです。今後もこのやり方がスマートで良いと感じました。

 

バイクをセットしながら準備を進めます。

周りを見るとベテランさんが多い印象を受けました。参加人数も365名と少な目で、2019年が500名程の参加だったようですから、やはり3年近く大会が行われないとトライアスロン人口も減少してしまったようにも感じました。

 

私のエイジの参加者は54名です。広島のプロトライアスリート福元哲郎選手も50歳になられていて同じカテゴリでビックリです。大会の無い間に54歳になっていて、否応なしに時の流れを感じます。

 

今回は入院&リハビリもあり、バイクに乗れたのは大会の1カ月前。スイムは2回ほど柴崎体育館で泳いだだけなので、逆に緊張感は全くありません。

練習と捉えて思いっきり志賀島の自然を感じようとワクワクしている自分がいました。

 

7時から試泳が始まり、久々にウェットスーツに袖を通します。海で泳ぐのは2019年の西オーストラリアのアイアンマン以来です。ゴムが固くなっているのでは?と心配しましたが、ハイリッジさんのウェットは劣化もほとんどなく、快適そのものでした。

海の透明度も申し分ありません。気持ちよく試泳を終え、スタートを待ちます。

今回はローリングスタートとなり、約6分後に8名の方々と海に飛び込みました。

 

 

■スイム

最も練習していないのがスイムなので、焦らず、スピードよりも目標をしっかり確認して泳ぎます。

早朝スタートなので斜めに差し込む太陽の光がとてもキレイです。

 

7502周回のコースは潮の流れもあまり無く、遠くに山も見えるので目標が取りやすく、とても泳ぎやすいです。ローリングスタートのおかげで過度なバトルも無く、2年半ぶりのスイムとは思えないくらい楽しく泳げました。

 

今回は「無理をしない」のが至上命題なので、時計は気にしません。

ポジションとコース取りに集中してスイムアップしました。

 

<スイム 3318 エイジ 54人中14位(25.9%)>

 

 

■バイク

志賀島を4周するバイクコースは海をずっと感じられるダイナミックなコースです。

博多からフェリーで30分程でこんなに自然を感じられる所に来られるなんて、博多は本当に良い所です。

1か所登りがあるだけでほぼ平坦なコースは初心者の方にも走りやすいコースのように感じました。

 

ただ、先の見えないカーブが連続したり、クランクのある漁村を通過したり、細かいアップダウンもあったりと、スピードを維持するには厳しいコースです。おまけにこの日は南風が強く、島の反対側に出ると強烈な向かい風となって選手を襲ってきます。海沿いあり、松林あり、オーディエンス有りと110キロの間には色々な顔がある、とても楽しいコースでした。

 

村上笹川流れ大会のバイクコースもダイナミックで素晴らしいですが、15分から20分に一度戻ってくるこの周回コースは、応援している人にとっても楽しいのでは?と感じました。走っている人も応援を受けると嬉しいですから、そういった意味でも福岡トライアスロンはデビュー戦に向いているのではないかと思いました。

そんなことを感じているうちに、あっという間にバイク終了。

無事に2種目終えることが出来てホッとしました。

 

<バイク 1:09:08 エイジ54人中 6位(11.1%)>

 

 

■ラン

ランは、フェリーの発着する漁港を行ったり来たりする往復2キロ×5周のコースです。

平坦ではあるのですが距離を稼ぐためか、折り返しが4か所、曲がり角が8か所もある複雑なコースです。

 

自ずとスピードの上げ下げを求められ、走れる人との差が出てきます。私はランが苦手なので、可能であれば一定スピードで走りたいのに、そんな思いを打ち砕くような困ったコースでした。

 

この大会は九州でも人気の大会なのか、道端カレンさんがMCを務める取材クルーが大勢入っていて、実況中継が入っているだけでなく夕方のニュースなどで取り上げてくれるそうです。

 

カメラを向けられると頑張ってしまうのが人の性です()

映っているか分からないのにニッコリ笑いながらカメラの前を通過する自分がいました。

 

 

そんなことをしているうちに吉本教授を前方に発見! よし!追いつこう!とスピードを上げますが、なかなか距離が縮まりません。時計は見ないと決めていたので、『あれ?思ったよりスピード出ていないのかな?』と不思議に思います。後から聞いた話しだと、教授も私に気が付いて頑張っていたようです() 

 

スピードを上げたせいでハムストに負担がかかり、あと3キロほどの所で脚が攣ってしまいました。やっぱり頑張ってはいけませんね。

 

本格的なダメージにならないようスピードを緩めてやり過ごします。

 

それが功を奏して、残りの2キロはペースアップできました。会場MCも盛り上げてくれて気持ちよくフィニッシュを迎えることができました。

<ラン 55:45 エイジ54人中 27位(50%)>

 

<結果 2:41:07 総合132位  

     エイジ54人中 14位(25.9%)>

 

エイジで1/4にいる事をひとつの目安としているので、何とか踏みとどまれて良かったです。

 

 

 

■レースを終えて

病気を発症した時は命の危険はもちろん、後遺症に悩まされる人生を覚悟しました。

 

しかしながら、多くの人のおかげでトライアスロンを出来るまでに回復することができて、私は幸せ者だと思いました。

 

今回のことで健康の大切さとスポーツを楽しめる幸せを改めて感じましたので、タチトラの運営活動を通して、一人でも多くの人にトライアスロンのある人生を謳歌してもらえるよう、

これからもがんばっていきます。

 

 

 

After レース

博多は、レース後のお楽しみが満載です!

 

もつ鍋、水炊き、博多ラーメンなどの定番はもちろん、玄界灘の海の幸、多彩な鶏料理、有名人も通うウナギ屋さんから、コシのないうどんまで、博多を食べ尽くすために帰京を一日延ばした程です()

 

福岡出張の度に開拓していった美味しいお店をチョイスして、吉本教授とさっちゃんを案内します。全ては書ききれませんが、代表して2店舗ほど皆さんにもご紹介しますね。

 

 

■吉塚うなぎ屋

私は名前が「宮川」というだけあって、昔からウナギが大好きです。大学4年間もうなぎ屋さんでアルバイトをした程です。

関東で育ったせいか、蒸して焼いたふわふわで口の中でトロけるウナギが好みで、出張の度に全国のウナギを食べ歩きましたが、やはり関東のウナギが一番だと思っていました。

 

しかし! この「吉塚うなぎ屋」は、私のその思いを打ち砕きました。

 

関西方面のウナギは蒸さないのが一般的で、蒸さないのは蒸さないなりに美味しいのですが、脂が多いために焼くときに火の上に脂が落ち、たれが焦げていることが多いです。ところが、ここのウナギは最小限のたれで焼いて、追加のたれは別皿で食べる直前につけて食べます。そうすることによって表面はサクッっと軽く、中はウナギの脂がたっぷりで、至極の味が愉しめてしまうのです。

タモリさんも福岡に帰った際は行かれるとのことで、その理由も納得です。

関東では決して味わえない逸品ですので、福岡に行った際はぜひご賞味ください☆

<吉塚うなぎ屋 → https://yoshizukaunagi.com/> 

 

 

■大名 とり乃屋

とり乃屋さんは宮崎県都城市に本店を置く

「地鶏もも焼き」のお店です。

焼き鳥天国の福岡にあって、なぜ宮崎のお店をお勧めするかというと、極上に美味しいのに、なかなか都城までは食べにいけないからです()

 

通常、宮崎地鶏というのは卵を産まなくなった「廃鶏」を焼くのですが、とり乃屋さんではまだ卵を産んでいる廃鶏直前の地鶏を焼いています。それによって程好い噛み応えと最高の脂の乗りを体験できます。

 

大名店はオーナーの息子さんが出されているお店ですので、都城本店の味をそのまま福岡で味わえます。もも焼きを少し残しておいてそこにご飯を入れて作ってくれる「もも焼きチャーハン」は、とり乃屋さんに行ったら必ず食べなくてはいけない裏メニューです☆

ぜひご賞味あれ☆

<大名 とり乃屋 → https://torinoya-daimyo.owst.jp/>

 

まだまだご紹介したいお店がありますが、書ききれませんので、ご興味のある方は練習会や理事会で声をかけてくださいね(^ ^)

 

 

 

■ 最後に

 

コロナ明けの再スタートレースとしてエントリーした福岡トライアスロンでしたが、

海の綺麗さやダイナミックなバイクコース、

お腹も心も満足させてくれるグルメの数々、、、

 

東京から足を延ばしても損のない最高の大会でした☆

 

 

 

このような状況の中でも開催してくださった大会関係者の皆さん。

暑い中運営を支えてくれたマーシャルを始めボランティアのみなさん。

そして何より島を丸々貸してくださった島民のみなさん。

 

■本当にありがとうございました。

 

今度はもっと多くの仲間と参加したいと思います☆

その際はまたよろしくお願いいたします☆

 

                                  以上

 

 

■木更津トライアスロン大会☆

2022.06.19

参加者:佐藤(報告)☆

 

タチトラの皆様
初めましての方も多いかと思います。
佐藤隆寛と申します。

昨年度8月より土曜練習会に数回、そして4月からは水曜のスイム練習会に参加させていただいています。

6
19日、木更津トライアスロンに初挑戦しましたので、改めて報告させて頂きます。

初めてのレポートとなりますので、色々読みにくい部分もあるかと思いますが、お許しください。


トライアスロンに興味を持ち出したのが、ちょうど1年前の横浜トライアスロンのTV放送がきっかけでした。 そこからトライアスロンルミナに目を通すようになり、そこで載っていた初心者が初挑戦しやすい木更津トライアスロンの存在を知りました。

 

初挑戦は人生でたったの一度、それもトライアスロンなんて今までやろうとも思わなかった競技のため大切にしたいと思い、できれば有名で規模の大きな大会にしたかったため、その時から初挑戦は木更津と決めていました。

参加したのはオリンピックディスタンス、スイム1.5、バイク40、ラン10のスタンダードな距離。スプリントの大会からデビューしようかとも思いましたが、何よりも達成感を得たくてオリンピックディスタンスにこだわりました。

さて、大会に申込んだのは3月。
本当にやるのか?本当にできるのか?とおどおどしながら申し込みをしたのを覚えています。申し込むとすぐにウェットスーツの購入を考えました。ウェットスーツを店頭で見たことなどなかったため、ネットで買うことにしました。

今回トライアスロンに挑戦する上での不安要素は2点。そのうちの1点目がスイムでした。
子供の頃から水泳が苦手で、学校以外で泳ぎを習ったこともなく、スイムには不安しかありませんでした。

色々とネットサーフィンをして、最終的にはwigglezone314000円程度のウェットを購入。良いものはこれから続けられそうだと判断したら買おうと思い、今回はお手頃なものにしました。
海外発送だったため、そしてちょっとトラブルもあり、ウェットが自宅に届いたのは5月半ば。海での練習などする機会もなく、大会1週間前を迎えました。


タチトラのスイム練習会で国立の室内市民プールがウェット着用で泳げると聞いたので、一度だけウェットで試泳をしました。そこで気付いたのが、ウェットスーツが思っていた以上に圧迫感があり、苦しいということ。更にスイムの不安だけが増して、当日を迎えることになりました。

 


大会当日の朝、朝4時に起き、5時に自宅を出発しました。

前日に荷物を整理し、車に積んでおいたので安心して出発できました。

 

また木更津トライアスロンは、大会説明動画を事前に視聴し、簡単なテストを受けることで前日受付が不要だったため、子育てパパにとっては家を空ける時間ができる限り少なくとても助かりました。

現地に7時前に到着。

のんびり準備をしていざ出陣。

 

ちなみに腕に付けるナンバーの付け方が分からず必死にネットで検索したため、付けるだけで10分以上掛かりました。初の腕のやつがあまりにカッコよく写真まで撮っちゃいました。

自衛隊基地内を舞台とする木更津トライアスロン、受付を済ませるとゆっくり落ち着きながらウェットスーツの準備をし、その後のバイク、ランをイメージしながら試合開始を待ちました。

スタートする時間が近づき、試泳の時間になりました。いざ、海に入り泳ぎ始めると思っていた以上に浮力があることがわかり、そしてスイスイ進む感じに感動。『これならいける!』と思い、50m程泳いでスタートを待ちました。ちなみにこの時、牡蠣殻で両手中指を切り、大量に出血。救護室で手当てをしてもらっていたらトライアスロンYouTubeバーのヒロさんを見かけました。ヒロさんも私と同様に牡蠣殻で怪我してしまい、足を手当てしてもらっていたようです。

フォ〜ンとスタートの音と同時に海に入り泳ぎ始めました。50m程泳いでふと気付きました。

海、透明度0で全く進む方向が合ってるのか分からない。

ふとスイム練習会で習ったヘッドアップを挑戦するもウェット着ながらだと何故か上手にできない。

でもヘッドアップをして前方確認しないと真っ直ぐに泳げない。

更に息苦しさもあり、だんだんクロールができなくなってきました。

このままだと溺れると思い、開始100m程で平泳ぎに変更。

その後8割は平泳ぎで進むことになりました。

スイム練習会、あんなにクロール練習したのに、悔しさだけが残っています。平泳ぎだとペースは当然遅く、もう750mでスイムはスキップしようと考えて始めました。

しかし、1周を終えて時計を見るとまだ20分ちょっと。

遅いけどこれなら制限時間内にスイムクリアできる!と判断し、2周目に突入!

その後は淡々と平泳ぎで泳ぎ続け、時々クロールで進み、タイムは45分でスイムクリア。ほとんど平泳ぎだったけど、ルール違反はしてない。やり切った感が既に出ていました。

バイクは、気持ちよく走る事ができました。

オールフラットなコースで、足への負担は少なく、時速40km出す事ができる程調子良く走り切れました。

 

周りのバイクを見ながら『あのバイクカッコいいなぁ』とか『次買うならサーヴェロがいいな』などくだらない事を考える余裕すらありました。

負担を強いて言うなら、この日は風が強く、

向かい風の場面はギアをとにかく下げて足の筋肉を使わないようにこぎする続けた事くらい。

とうとう最後のラン。

このランが2点目の不安要素でした。

 

もともと膝を痛めていて、普段から膝のサポート機能があるcwxのスポーツタイツを履かないと、痛くて走れませんでした。

今回はテーピングで膝周りを固定し、歩かずに最後まで走るを目標に臨みました。 

 

膝を気にしながら走り続けましたが、テーピング効果でほとんど膝の痛みはなく、ラスト1周。

ボランティアで水を掛けてくださる若者に『ありがとう』と伝え、コースを出てゴールのある芝生の方へ向かいました。

最後の直線はとにかく気持ちよく、清々しい気分でゴールできました。


フィニッシャーメダルとタオルを受け取り、

気付いたら1人胸を張って歩いていました。

帰りの車中は、とにかく安全運転。

 

15時前には自宅に戻り、妻と子供達に報告をして、私のトライアスロン初挑戦が終わりました。

とにかく完走を目標としていた今回の挑戦、課題だったスイムは結局課題のままですが、

目標である完走は達成できたため今回は自分を褒めたいと思います。

 

                                   以上

 

■ 東京都トライアスロン渡良瀬大会

東京都トライアスロン渡良瀬大会

2022.06.19                               参加者:田中哲也 (報告)

 

ご挨拶出来ていない方の方が多いと思いますが、田中といいます。

よろしくお願いいたします。

昨年8月にタチトラに入会。

練習会にはなかなか参加出来ませんでしたが、毎回色々な学びがありました。

皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。

今後トライアスロン初参加される方の足しになれば、、という目線で記載させていただきます。

 

開催日:2022年6月19日

種目:オリンピックディスタンス

テーマ:初のトライアスロン出場で完走を目指す→何とか完走出来ました

 

かなり練習はサボっていたのですが、春になり急にトライアスロンにチャレンジしたくなりました。タチトラに久しぶりに行ったところ、渡良瀬大会にはなるものがあるとのこと。調べたところ1ヶ月後の開催でした。このコンディションで大会参加して良いものかと思いながらも、とりあえず申し込んでみました。ショート(スイム750m、バイク20キロ、ラン5キロ)とスタンダード(スイム1500m、バイク40キロ、ラン10キロ)あとはリレーもあるようです。スタンダードにエントリーしました。私にとってはスイムが一番問題で、足きりの1時間までにゴールできるか、その前に溺れないかといった心配がありました。

 

 

さて開催日が迫ってきて諸々の準備です。

初参加なので右も左もわかりません。

 

買い足したのはトライパンツ

(サイクルパンツだとモコモコして走りにくい、、らしい)。

上着はランニング用のTシャツで済ませました。

ゼッケンベルト、ゴーグルの曇り止めも購入。

 

事前に湘南で海練をしようと思っていましたが、コロナワクチン接種後の体調不良で断念。

ウエットでプールスイムを2回行って大会に臨みました。

 

 

朝5半に国立の自宅出発。

現地7時過ぎに着。

 

受付をしてゆっくり準備。

 

トランジションの準備など分からないことだらけで、周りをチラ見しながら確認。

 

そういえば、サイクリンググローブは着用するのか?

他の選手に教えてもらいながら準備しました(着用必須ではないので着けない人が多いと回答もらいました)。

 

 

 いよいよスイムからスタートです。

 

30歳までクロールで25m泳げなかったので、スイムは全く自信がありません。目標は溺れないこと第一で第二目標は完泳です。

 

5人ずつ5秒間隔でスタートです。

焦らないように後方からゆっくりスタートしました。透明度はゼロですが、悪臭は無く気持ちよかったです。

スタート直後より、後ろからガンガン抜かれますが想定内ですw。

練習不足の甲斐があり、ヘッドアップ出来ない&左に激しく曲がる症状が出るために10M程度泳ぐたびに平泳ぎが必要でした。足がつかない恐怖となかなか進まない焦りのため、一周750mが終わる頃、スキップ(スイムをリタイヤしてその後の競技を続ける)を真面目に検討しました。

ギリギリで踏ん張って2周目に入り、40分の激遅タイムで何とか完泳できました。後で確認したら170mも余分に泳いでおりました。スイムがクリアできたので完走がみえてきました。

 

 

次のバイクは溺れることがないので気が楽です。

30kmくらい経過すると、ペダリングに集中できないくらいお尻が痛くなりました。

やはりパットが薄いためでしょうか?

終盤若干ペースが落ちましたが制限時間内にゴール。 1時間36分。

はい。

バイクも激遅です。

 

 

 

最後のランです。

気温は30度を超えていました。

熱中症にならないようにこまめな水分補給とペースを抑え気味で走りました。

途中熱中症で倒れてスタッフに介護されている方もいました。

何とか歩かずに完走できました!

1時間。

こちらもまだまだです。

 

 

タイムは酷いものですが、制限時間内に完走できて大満足でした。

 

どのパートもまだまだですが、

すべて伸びしろと捉えて地道にやっていけたらなと思っております。

 

いつかアイアンマン完走という妄想を抱きつつ、、、

 

引き続きご指導おねがいします。

 

■館山わかしおトライアスロン☆

< 河内さんレポート☆>

 

■第13回館山わかしおトライアスロン

2022.5.29

参加者 : 氏田さん、飯田さん、仲谷愛ちゃん、稲守さん、若月一世さん、若月ゆりかさん、下川さん、堀籠さん、岩崎さん、エイト小林さん、河内(報告)

 

館山わかしおトライアスロンのオリンピックディスタンスに出場してまいりました。 参加レポートになります。

 

  

昨年5月に立川市トライアスロン協会(タチトラ)に参加して以来初めてのトライアスロン出場でしたが、なんとか無事完走することができました。

タチトラ練習会でのご指導や参加にむけた皆様の様々なご支援に心から感謝いたします。

 

レース当日は天候も気候も素晴らしく、恵まれたオリンピックディスタンス初体験となりました。

 

正直なところ、当初、参加登録が始まったタイミングでは、皆様が、いよいよシーズン開始だ、コロナ禍収束の兆しと共に今年はレース開催されるぞと盛り上がり、色めきだっておられる中で、私自身は個人的な事情というやつで、レースに向けた期間までに十分な練習時間の確保が難しいことが解っており、レース開催時点ではタチトラ参加から約1年になるにも関わらず、課題だらけでとても準備が整っているとは言えず、かなり腰が引けておりました。

 

しかし、まずはやってみないと始まらないと、今回は体験としてまず完走さえできればいいやという心持ちで、参加登録した次第です。

 

それに加えて不安な要素が、元カナヅチ、海無し県出身の私、海スイムがほぼ未経験なままでした。

そんな状況の私を見かねたのか見かねなかったのか、タチトラの皆様に直前の海連を企画いただけたことで、なんとかギリギリでオープンウォーターのスイムというやつを体験できまして、そんなこんなを経て、これはもしかして、なんとかなるかも知れない、などと、レース直前には思えるようにはなって参りました。

 

 

そして、レース前日朝から出発。渋滞に揉まれながら、タチトラからオリンピックディスタンス出場の皆様9名と千葉の南端にやってまいりました。

  

開催地に到着して、兎にも角にも驚いたのは、海の水の綺麗さです。

東京湾から続く海なんて黒いに違いないと私の主観で勝手に思いこんでいたことを、房総半島の南端で、千葉の皆様に心の中であやまることで、明日のレースの無事完走を海に祈願しました。

 

 

当初、5月はまだ海が冷たいんじゃないかという懸念の声を聞いていましたが、当日は、それをかき消すくらいの晴天で、熱中症が心配されるほどの暑さです。

 

バイクコースを2周試走し、もう後はウェットスーツをどのタイミングで身につけたら良いのか、試泳のタイミングはいつか、なんて、キョロキョロ、ドキドキです。

 

 

 

とにかく不安なスイムを、制限時間60分以内で上陸することだけを考えておりました。

 

幸い、海は非常に穏やかで、しかもかなりの遠浅でスタートから相当の距離を走って進むことができる、自分にとってはこれとなく良いコンディションです。

 

 

いざスタート位置への集合がかかりまして、遅れても皆さんの邪魔にならない位置取りとなることに全神経を傾けてのレーススタートです。

前日の晩に宿で教わった、膝から下を水から水平に出す走り方を実践し、なかなか好調な滑り出しで、これ以上は歩けなくなるところまで進みきってからの、いざ泳ぎ始めです。

 

ほんとに海はよい状態で、海底もくっきり見えます。こんな海を泳ぐのは初めてです。これまた、前日の晩に宿で教わった、Yの字泳法で、これでもかこれでもかと言うくらい手を外に出し、ゆっくり大きく腕を回す泳ぎ方を実践し、多くの人に抜かれながらも、海底が見えることでちゃんと前に進んでいることが感じられます。

 

美しい海では、自分の影すらも見えるようで、まるで空を飛んでいるようにも感じられました。子どもたちと見たピーターパンの夜空を飛ぶシーンが思い浮かび、よし、ヘッドアップで見える君たちはウエンディだ、ティンカーベルだ、さあみんなでネバーランドへ行こう。なんてそんな無理矢理なストーリを作り上げて夢の国を泳ぎきり、自分の目標からするとかなりの好タイムとなる32分で上陸することができたのです。

 

上陸できた。ウェットスーツもスムーズに脱ぐことができた。海連企画ありがとう。ワセリンありがとう。後はなんとかなります。なんて感謝の気持ちで胸を満たしながら、バイク開始です。

 

 

 

直前のバイクコース試走時の気持ちよさのイメージもあり、最初は調子良く風をきって飛ばし、バイクパートの9週はなんなくこなせそうだと感じながら疾走しておりました。

 

何年も前に、ロードバイクを初めて購入したとき「ロードバイクというやつは、風の谷の少女が乗っているメーヴェと同じくらい軽い風になれることを想像してたのに、全然そんな事なく、普通にしんどいじゃないか、なんなんだ、ロードバイク。」って思ったものですが、

このときは、メーヴェで風になった中年男子をイメージして走ることができておりました。

 

しかししかし、後半になると方向によっては風も出てきたり、なかなか最初の快調さを維持できず、苦しくもなってきます。

さらにさらに、9周のカウントはサイクルコンピューターのラップ機能を使うことで計測しておりましたが、どうにも計算が合いません。

40kmを9週で走る計算だとどうも周回数と距離が合わないのです。

 

9周しているはずだけど、40kmに達しておらず、これはどうしたもんかと思いましたが、間違えていようがいまいが、とりあえずもう一周走っておこうと判断しました。

メーヴェに乗る少女だって、あんなに軽く飛んでいるように見えるが実は違う。

メーヴェだってバイクで走るのと同じ様にしんどいのだ。

だけどもそれを感じさせず飛ぶことができているのは、辛いトレーニングを経たからなんだ。

俺も走るよバイクでもう一周。

 

なんて、へこたれそうになる気持ちをこれまた無理矢理なストーリーを作り上げて、

自分を励ましながら走り続けます。

そんな中、タチトラのベテランの先輩に軽々抜かれてしまいますものの、ああ、

メーヴェの背中だね。あれは。 感心するところ頻りで見送ります。

 

結果的には1周多く10周回していてことになりましたが後悔はありません。

一周多く楽しめたくらいに思っています。

 

 

とそんなこんなを経て、いよいよランパートです。

 

ランパートが何よりもやばい。

いつもの私のパターンの例にもれず、ランパートに入ったタイミングではもう大概何もかもを使い果たしています。

 

それにこの暑さです。

 

熱中症の危険性を感じられるほどに暑く、流石に主催側も熱中症とかなられると色々面倒なことになるはずなんで、そうこう、それこれの対策をしていただいたりします。

この日は、給水所ごとにバケツから急須で水をバシャンバシャンかけてくれていました。

 

そうなると、私には更に別の危険がございます。毛量です。毛量の問題です。

ここだけの話、諦めがつくかつかないか、ギリギリのラインで、ごまかしごまかしな日常を送っております。

 

ランパートでは、もう暑くてですね、たまらんから水をかけてくれ、と思いつつ、

ああやっぱり頭の上からかけるよねと。

 

 

立川トライアスロンの人たち、ソーシャルネットワークの写真みんな青い立川のトライアスロンのジャージ姿で写ってまして、

私も、あわよくば、あわよくばですよ、

青いジャージのゴール姿をFacebookのプロフィール画像にしたい。

 

自分もタチトラジャージな写真の一人になりたいと、そう思っておりました。

 

なんとかゴールできまして、なんとかやり切れたという気持ちとともに、

でも、ああ、これはダメだ。と諦めのゴールとも言えました。

 

青い写真の一員にはオレはまだ早かった。

 

ラン用キャップの大切さを学ぶことができたタチトラでの初トラ、タテトラでした。

 

えーと、すいません。自意識が高すぎましたかね。

 

そんなこんなが、私のトライアスロン初出場レポートでございます。

ゴールの写真は載せません。

 

 

あしからずご了承下さい。

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<エイト小林さんレポート>

 

529

千葉館山トライアスロン大会初レース、なんとか完走しました!

12月にタチトラに入会し、初めてのレース参戦。

 

まずはショートからと思っていたのですが、氏〇さんから、「なんで?え?O.Dでしょ?」の言葉につられ、

オリンピック・ディスタンス51.5kmに挑戦することに!

 

レース会場が館山ということで、前日入りすることになり、柴崎体育館へ集合。
2台に便乗し、1台は紳士と美女の高級外車。で、こちらはおじさん4人のワゴンということに(^ ^)

なかなか、道中楽しくなりそうな予感が、、
アクアラインの大渋滞を抜け、房総の海が見えた頃には、カーステレオからサザンの曲が、、、
さすが、氏〇さん! 
「加山雄三かと思ったら、サザンでしたね!」 
でも、氏〇さんの加山雄三の鼻歌はハンパなく上手でしたよ!

道中盛り上がったまま房総へ到着。


昼食をどこでとろうかと探しながら、

「お魚倶楽部」へ行くことに
これがなかなか見つからず、いろいろ話している間に、「お魚倶楽部」が、

いつのまにか「お盛んな倶楽部」に。
これでまた車中は異様な盛り上がりへ。(^^)

ちょっと時間が遅かったせいか、お魚倶楽部では品切れ続出中で、それぞれ注文へ。
自分は天丼を注文しました。


理由は、「今夜の宿の夕飯で、天丼は無いよね? なら昼は天丼だな!」の一声に乗っかりました。
なかなか美味しかったです。

宿に到着し、レース会場の見学に行って来ました。
事前に行っておくと、当日の緊張感はだいぶ緩和されます。

その後の夕飯は、期待していた以上のご馳走でした。
刺身、てんぷら、伊勢エビ、金目の煮つけ、これでもか!というオールスターディナーでした。


もちろんここは、ビールで乾杯!と思ったら、え?だれも呑まないの、、、?
なんとみなさん禁酒で、飲酒組は今回初出場の2人だけ。。。


もちろん、「えっ?おまえら飲むの? 初出場の二人が?」ってU先輩からの厳しい一言を受けましたが、
「ハイ、呑みます!」

そんな感じで前夜祭も和気あいあいで、明日への気分が盛り上がってきました。

さて、レース当日。
もちろんゆっくり寝ていられる訳もなく、

朝5時に起床。
宿のベランダに出て、浜辺を眺めてストレッチと柔軟。ん~気持ちイイ。。。
朝食をとっていよいよ会場へ出発。

ロードバイクを買って1年
SWIMを初めて8ヶ月くらい

タチトラに入って5ヶ月

 

果たして通用するのか!?

果たして泳ぎ切れるのか?


とにかくSWIMが不安、あとは陸上なので、何とかなるか!的な安易な期待で。

スタート前のSWIMでちょっと泳いでみたが、何をどうしたら?


〇政先輩が言っていた、

「心拍を上げておいた方良いよ!」というアドバイスもどこ吹く風。。。

そんな、わくわくドキドキのまま

レースはスタート!

 

 

 


もちろん海練2回でまっすぐ泳げるはずもなく、SWIM 1週目は右往左往な感じで、、
それでも2週回目は、気持ちよく行けたかな?と思ったら、なにやら足に違和感が、、、
今までSWIM練で一度もやっていない、平泳ぎなんかを適当に混ぜたたため、足に予想以上の疲労が、、、
結果的に1500mのところを1988mも泳いでしまった!
SWIM_Time1988m/34min27sec


1stトラジッションの際には、3ケ所ほど足がつって非常にやばい状態に、、、

バイクシューズを履くにも足があがらず、、持ち物チェックも何度も確認し、だいぶ長くなってしまった。
この時のTS1タイムは7:50
なんとかトラジッションを終え、BIKEへ。


BIKEでは、目標AVE32kmでしたが、結果AVE:29km程でした。
周回中は「え? 抜けるじゃん!」的な感じて数人をパスしてルンルンなイイ感じで走れました。
と思ったら、稲〇さん、若〇さんの女性陣二人にシャーっと抜かれました(^^


調子に乗って走っていたためか、水分塩分補給を怠ってしまい、次Runでまた足をつる羽目に。
RIDE1:16:27


RUNでは、つった足をそのまま持ち込み、限界からのスタート。


止まったらもう動けない。

このフォームからちょっと変えたら、

こがつる!

 

みたいな限界直前の様相での10kmスタート!
途中、タテトラチームの仲間が声をかけて下さり、とても励みになりました。
数回ストレッチを挟みながら、なんとかゴールへ!

結果、
FinishTime      03:07:37

Swim            00:34:23
T1              00:07:50
Bike            01:21:26
T2              00:04:46
RUN             00:59:12


なかなか、タフなデビュー戦となりました。

===================
・とにかく、まっすぐ泳ぐのが難しい。
・汗をかいていなくても、水分、ミネラルの補給は怠ってはいけない。

===================
いろいろ勉強になりました。

デビュー初戦でしたので、

完走できたのが何よりです。

 

でも今思えば、3hは切りたかった~。

 

次回伊良湖でリベンジしたいと思います。

 

、、伊良湖は山ありでしたっけ(^^;

 

 

 

 


先輩方に教えていただいた、クロールでの姿勢や息継ぎ、踏まないペダリング、省エネ走法、
いろいろ思い返しながらの本番レースでした。
まだまだトレーニングが足りないと実感しました。

9月の伊良湖に向けて、また練習再開です。

どうもありがとうございました!

8エイト小林

■佐渡海峡リレー横断☆

■佐渡海峡リレー横断

2022.6.1
参加者: 宮崎さん、宮本さん、近内さん    浅香(報告)

□ 5月31日 18:00
波が高く「中止」がちらつく中 夜中のスタートは見送り 不安を抱きながら
「寺泊きんぱちの湯」で早めの
夕飯、風呂に入り、仮眠して3:20に送迎バスで寺泊港へ向かう
港で波が収まるまで待つ事

 

「あの暗雲が向こうに行ったら行ける」船長の言葉に安堵し4時頃には佐渡へ出港できた。
波は収まったとはいえ
船は縦横に揺れ それに物凄いスピードなのでミニミニジェットコースターのようだ
漁船で佐渡までは 2時間かかる 気の遠くなるような揺れに 狭い船室の中の手摺バーにしがみつき 明け方の海を遠くに見ながら 耐えに耐え忍ぶ。
赤泊港に到着するころには 船酔いや気分の悪くなる人がいたが
私は酔い止め薬、耳の後ろにシール、腕のリストバンドの効果があったのか大丈夫だった。やれやれである。
でも波はまだ高い そんな不安からのスタートでした。

佐渡海峡は約40キロ 。メンバーで交代しながら泳いで渡る競技です。

佐渡のスタート地点(赤泊)とゴール地点(寺泊)が決められ公式な記録として残ります。

 

漁船は泳者の左側に伴走し
船体の右側には前から後ろに渡したサラシを海の中にたるませ その上を泳ぎます。またサラシはサメよけでもあります。

タチトラのレポートにもありますがドーバー、津軽横断リレーの経験のある宮崎さんのお誘いで11人が集まり(タチトラメンバーの宮崎さん、宮本さん、近内さん) 
海夢(うみゆめ)オーシャンドリームが結成されました。


男6人女5人 他にも ドーバー、津軽、佐渡海峡横断リレーの経験のあるつわものが勢揃いで
心強いチームでした。
そして オブザーバーとしてオーシャンナビの方が乗船されました。


□6月1日 6:12
第一泳者が赤泊港の防波堤にタッチしてスタートです。
波の高さにより 10分間泳から5分間泳に変更
緊張感と不安の中 一巡目はみんな泳ぎが速くなってしまう。


過呼吸にならないためにも、自分のペースをつかむまではゆっくり泳ぐようにと、

船からは抑えて抑えてと大きなジェスチャーを交えながらの助言があった。


5分間だけと思ったものの
果てしなく続く大海原の波と潮の流れに翻弄され 5分で十分でした。波により しばらくは右呼吸だけで泳いだ。

水温は18℃ 泳いだ後はあまりの冷たさに身体がガタガタ 歯がガチガチ震えてベンチコートにくるまりながら 補給食を取って休む。これが夜中だったらと思うとゾッします。
補給食は色々持って行ったがガッツリおにぎりを食べても気持ち悪くなる事なく過ごせた。
これもトライアスロンで鍛えた賜物のです。

昼頃になると 水温は24℃
日差しもでてきて波も穏やかになり 舟の揺れは心地良くなってきて 魚釣りをしたい気分に居眠りする人もいた。
そこで泳ぐ時間を25、20、10、5分に自己申告。
宮本さんは ウエットスーツを脱いでビキニの水着で10分泳ぎ
チームにエールを送ってくれました。

波が収まってからは
サラシから外れる事なく
左呼吸もできるようになった。
そして一番怖かったのは交代の入れ替わりの時
泳ぎが終わり船体の後ろにある梯子にたどり着けなかったり流されそうになったり 怖〜
その内にコツを掴んでスムーズにできるようになった。

順調に泳ぎが進み
海の綺麗な藍色の深さに感動しながら気持ち良く5分間泳ぎを9巡目ぐらいまで泳いでいた頃

あと16キロ
進まない!
向かい潮だ!


「このままだと 夜中のゴールになるよ」と船長さんの冗談まじりの声に
泳力のある8人は時間を半分にして回数を増やし女性3人は3分間ダッシュで流されないようにしばらく泳いだ。


今度は目指す灯台はいつのまにか左に左に。
えー今度は横潮!?
川が入りこんでるのでその影響だとか


次の作戦は
8人の中で順番を替えて回数を多くし 女性はひたすら3分ダッシュを続ける。



近くに見える本土だが中々
景色が変わらず近くにならない。
でも男性軍の余裕のある綺麗な泳ぎが心強く頼りである。

暗くなる前に ゴーグルをクリアに替え 暗くなってからは頭の後にケミカルライトをつけて泳ぐ。暗くなるとサラシだけが便りです。
ここから脱出できるように
船上の人の声援にも力が入る。


21時ようやく灯台の近くに辿り着き
そして寺泊りの堤防に
タッチしてゴール。


暗いのでみんなで泳ぐ事はできませんでしたが 下船してからグータッチで歓喜をわかちあいました。

 

良かったー。

微力な私でしたが チームの一員に参加させて頂き 貴重な体験ができました。

近内さんと私もスキップ無しでリレーを引き継ぐ事が出来 遅くてもチームでやり遂げる事に達成感がありました。

 

やはり 海は怖いです。

こんなに遅くなったのに
宿のきんぱちさんの計らいで夕食はお弁当に詰めて頂き 

遅い時間に場所も提供して頂き そしてビールまで頂き本当に感謝です。

 

どんなにビール、ビールと
ささやきながら泳いだ事か

 

 

最高に美味しかったでーす。

 

 

 


6:12スタート 21:19ゴール
  40キロ 15:07:40

■Mt.富士ヒルクライム2022☆

2022.06.05 Mt.富士ヒルクライム2022

 

参加者:石原兄、エロセン@今里、

    林、和田(報告)

 

Mt.富士ヒルクライム2022を戦ってきました。

 

大会概要を少しご紹介します。

富士山のスバルラインの料金所から、距離:25km、獲得標高:1270mを走行する日本最大級のヒルクライムレースです。

 

 

走行タイムによって、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズのリングと称号を与えられ、そこに各自プライドと根性と生きざまをかけて挑むローディー、ヒルクライマーのオリンピックといっても良いでしょう。

私は無謀ですが、ゴールドリングの65分切りを目標にしましたが、当日は弱気になって70分切りに目標を変更しました。

この弱さがやっぱり課題なのでしょうか。

 

 

タチトラからは、

石原(石アニ)、今里(エロセン)、

イケメン(和田)、林ちゃん(林)

           が参加しました。

 

 

私は、癖の強いおじさん2人と同行しました。林ちゃんは別行動で正解ですな。笑

 

 

 

 

 

さて、おじさんグループは、当日は朝4時に起床しました。

 

前日、ビールや日本酒を飲んでいた石兄が以外にも一番早く起きたのはびっくり。

早起きはお年頃のせいですかね。(本人曰く、朝スイムが習慣で目が覚めるとのことでした)

 

朝食はコーヒー、みそ汁、おにぎり2個、納豆巻き1本を食べて補給はバッチリ。やや食べ過ぎたかも。

 

 

5時に宿を出発しましたが、前日からの雨も止んでくれて助かりました。

小学校の仮設駐車場に車を止めて、ここからバイクで大会会場へ10分位で着きました。

 

当日の荷物預けを行い、スタート準備。

一般エントリーの先頭ウェーブは、石兄とわたくしがスタートでした。

 

 

 

段々緊張してきましたが、あっけなくスタートの合図がなりました。

 

パレード区間から先頭に向かう人も多く、たいへん混雑してましたが、

自分は無理せずゆっくり行って、スタートのセンサーを通過しました。

 

ここからみんなすごい勢い。

高速トレインも飛んでいきました。

ゴールドトレインかな?

 

自分もトレインに乗りましたが、ペースが速く食らいついていても平坦、下りで千切られました。

次のトレインも同様だったので、諦めて単独走となりました。

 

しかし、駐車場、1合目のタイムは70分切ペースを守れているので、大丈夫だ。このペースで大丈夫と淡々と走りました。

 

 

10kmも70分切ペースで行けてる、大丈夫大丈夫と言い聞かせましたが、ペース表を見たのはこれが最後でした。

 

ここから、何か頭が真っ白になった感じで、ガーミンさえ見るのが嫌になりました。変に気持ち良い感覚もあり、あぁ、これがクライマーズハイかな?なんて一人で考えてたりしました。

 

15km位だったかな、疲労を感じてしんどくなりました。どこがしんどういのかはわからず、ただしんどかったです。

4~5人のトレインが来たので、チャンスとばかり乗らせてもらいました。最後尾でツキイチです。

ここで休もう。元気になったら飛び出そうと思っていましたが、平坦、下りは千切れそうになるので、結局ずーっとついてました。

 

若干楽なペースと感じました。心拍数も150台。普段は160~170bpmで走っているので、楽をしていたんだと思います。

 

 

このまま楽してていいのか?休んでる場合か?

と自問自答しましたが、ここから飛び出す勇気がありませんでした。

弱いです。根性なしです。

 

このトレインも何人か千切れて、自分の前の人についていく形で最後の下りを迎えました。

 

が、ここで自分も千切られました。後ろから凄い勢いで走る人が多く、結構抜かれたかな。

しかし追う気力もなく、何も考えられなかったです。

タイムも全く気にしていない自分がいました。

最後の登りで少し気持ちを盛り返しペダルを全力で回しました。

これで終われる!うぉーーーーー!!

ゴール通過。ラップボタンを押す。

 

01:16 というタイムが一瞬目に入りました。

 

 

え??噓だろ??

 

とりあえず、バイクを降りる。

が、強烈に大殿筋が痛い!

お尻の筋肉がちぎれそうな痛み。こんなの初めてだ。

情けないけど、ご老人のような動きでバイクを押して、荷物を受け取りに行く。いたた・・・・

 

頭の中は、あのラップタイムは本当なのか?こればかり。

荷物受け取って、ウインドブレーカー着てからスマホを見ると、応援NAVIで応戦してくれていた友人たちからLINEのメッセージが沢山書き込まれていた。

 

 

そこに、タイムのスクリーンショットもあった。

 

1:16:02

 

 

やっぱりそうか。

 

こんなクソタイム出して何やってんだ俺は!!

 

自分をけなしまくりました。

ここでは書けないような酷い言葉で。

 

しかし、そんなことを言ってても現実はひっくり返らない。

 

 

 

少し落ち着いたので、景色の良いところで写真とったりしました。

 

数人の方と談笑して、少し気が晴れました。

みんな色んな想いでここに、富士山にチャレンジしにきているということが感じられました。

 

自分が気負い過ぎてた。独りよがりだったと

反省しました。

 

補給用にアルフォートを持ってきたけど、気圧のせいでパンパンに膨らんでました。

心なしかほろにがくもある。

 

甘くねぇな。富士ヒルも、このアルフォートも。

また明日からやるしかないか。

 

 

下山待機場所に向かい、来年の富士ヒルリベンジに向けて走りだしました。

 

来年は獲るぜ。

 

ゴールドと年代別優勝。

 

(あくまで目標です(^^;)

 

 

 

下山して石兄、エロセンさんと合流して、

それぞれの反省などして東京に戻りました。

 

エロセンカーの中では、それぞれの来年の目標に向けて皆、拳を握りしめていたのを僕は見逃しませんでした。

 

 

 

 

といった、

最高のヒルクライム大会レポートでした。

 

皆さんも来年いかがですか?

登りも強くなると、

バイクは絶対速くなりますから。

 

 

成績

年代別 74位/1568人 1:16:02 

シルバーリング獲得

 

 

■あと、73人抜きます。

 

                 以上

■会津磐梯山ウルトラマラソン

■第一回 OSJ会津磐梯山ウルトラマラソン

2022年6月5日

参加者:飛脚@池田さん(報告)

 

朝5時前、気温約13℃。磐梯山の麓は曇りで少し寒く、ウィンドブレーカーが必要でした。(当日最高気温は32℃まで上がります。)

 

 

間もなく第1回会津磐梯山ウルトラマラソン100kmの部がスタートしました。

 

私は第1回がなんとなく好きで、今は幻の日光ウルトラに続きエントリー致しました。

 

累積標高約±2,300mと言われてもよく分からず、制限時間15時間なのでキロ7分目指せば大丈夫と臨みました

(どうやら野辺山に匹敵するらしい)。

 

因みに定員1,000名に対し393名

(65kmの部は300名に対し184名)でした(寂し〜)。               

 

ご覧の様に前半46kmまで辛抱所と思っていましたが、

 

15、26km地点でキロ7分を超え、

 

41kmから46kmまで、とうとうウォーキングタイムになりました。

 

 

 

 

オフロード有り。

 

その後の下りは、ちょこちょこ走りで、

足にダメージを与えない事を優先に頑張ったのですが、最近、大会のハイライトシーンを終えると満足して、心折れてしまう様で、

 

66km辺りからまた始まってしまいました。

 

 

後は歩け歩け大会が、最後まで続きます

( ;  ; )。

 

特に82〜93kmまでの登りは、

富士五湖のラストを超えるのではないかと思う程のメインディッシュでした(OvO)。

 

取り敢えず完走(完歩?)出来たので◎とします!

牛くん沢山いらっしゃいます。

 

 

 

景色、コース変化、

特に強度は文句無しでしょう!

 

ウルトラに自信のある方は、

是非ここでサブ10を目指して下さい!          

 

 

最後になりますが、エイドに期待は全くしてはいけませんでした!  

ほぼ個包装の駄菓子しか有りません(感染対策?)でした!

 

 

来年は充実することを、色んな意味で祈って、このレポートを終わりたいと思います。

 

 

 

 P.S.

もれなくかは分かりませんが、

野生の強そうなお猿さんとご対面致しますので、そちらの対応策も頭に入れてご参加下さいませ

 

なんだか声を出して仲間を呼んでいた様な気がして、そこはペース上げられました

⊂((・x・))⊃。

 

                 以上。

 

■ 新島トライアスロン

2022.5.21

31回、新島トライアスロン大会

参加者:古塩コーチ

    千原さん

    松井みゆきさん

    リース小林(報告)

 

 

 今回のツアーは
  
「感謝!中華街で飲む、

    新島トライアスロン大会」 です。

 

 大さん橋駐車場に車を停めていざ中華街へ!

 

 2330出航の為、たっぷり時間もあり、駐車場はターミナルの1階で自転車を運ぶのもらくらく♪  いいぞ!横浜!


 カトテルは残念DNS。 中華街からの潰し愛が楽しみでしたが残念!
 3
人でおとなしく中華料理とお酒をたのしみました~。


 2020
年から新しく就航した、さるびあ丸は綺麗で快適。
 
2等でもしっかり独立されておりフカフカマットで朝まで快眠。
 
こんなに目覚めの良い新島は初めてかもしれません(いつもは二日酔いmax
 
民宿冨八さんに迎えに来てもらい準備を始めます。
 
ゼッケン等は事前に郵送されており、時間に余裕があります。

ジョギングしたりカフェでゆっくり出来ました。

 

 

さあレース。
 
天気は曇り時々雨
 
ゼッケンNo順、5 10秒毎のローリングスタート,750m2周回。


 
海は今までで一番良い状態!透明度高い!

エイの目撃情報多数!
 
気持ち良い!!

新島最高!!なんて思いながら泳ぐ。

 

 練習不足もありスイムパートはワーストタイム 32:0495)

 


 
1では足を拭いて靴下履いてシューズ、ヘルメット、ゼッケンベルト、サングラスを装着。
 
今回は輪行を楽にしたい為ロードバイクでスタートです。


 
数年前の台風被害で羽伏浦海岸が通行止めの為、今回はコースが一部変更された4周回41Km
 
テンションが上がる!!
 
と言っても実走は2か月振り。

その間3回ほどZWIFT30分のインターバルトレーニングをしただけ。
 
無理をすれば潰れるのは分かっていた為、丁寧なペダリングを意識して進む。
 
しかし予想外にドンドン前の選手を抜ける展開、気が付けば楽しくなっちゃって全力で踏んでた(汗)
 
ラスト周回はちょっとタレてしまいましたが悪くないタイムで1:14:54(7) (T1.T2含む)

Ave34.0Km 220Watt

 

 ランパートは2.5Km折り返しの15Km2周回のタフなコース。
 
毎日30分はジョギングをしていた為、不安はなかったがバイクで踏みすぎたか?やや重い。


 
最初の長い上りで3人パスして、そこそこ走れていると自分に言い聞かせてペースを維持する。
 
折り返しからの2.5Kmは下り基調でしっかりペースを上げる。
 
港が見えてくると後5Kmでゴール!そう思うと少し嬉しくなる。

 同時にターミナルの階段に積まれたビール樽が目に入る。

もしかして生ビール販売してる?
 
期待と共に更に嬉しくなる!!
 
頑張るところは往路の上りだけ!
 
たった2.5Km

 

 生ビール!生ビール!生ビール!

 

ジョッキは冷えているのか?

プラスチックカップかな?

小銭いくらあったかな?
           
とか思いながら、

キツイ状態を紛らわす(笑)

 

 補給をとらなかったからか?空腹感もありややエネルギー切れ。
 
それでも一歩一歩前に進む!

会場のアナウンスが聞こえてくる!
 
ゴールが近い!

最後の力を振り絞る!


 FINISH
!! 49:25(35) Total 2:36:23(16)


 
苦しみから解放された瞬間。
 
感謝と喜び。
 
楽しいぞ新島トライアスロン!

 

 3年ぶりの開催となった今大会は、

ボランティアおよび選手を例年の半分にして行われたとの事。

 

 このような状況下での大会開催に際しまして、島民の方々の理解、運営の方々の熱意、ボンティアの方々のサポートに感謝申し上げます。

 

 素晴らしい大会でした。
 
また皆で参加したいと思います。

 

 

 

 最後に
 
トライアスロンは最高のスポーツです。
 
この競技を通じてたくさんの仲間ができた


 
切磋琢磨し喜びを共有し感謝する。

 

 悔しい時があっても笑顔になれる。

 

 これからも皆んなで笑顔の見せ合いっこをしていこう!
 
笑顔から最高の免疫力を手に入れるのだ!!

                
以上

 
リース小林@ビール大臣

 


 
*ターミナルの生ビールは、

   プラスチックカップでした(笑)

■星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン

開催日:2022年5月22日

参加者:鑑田、鈴木、氏田実玖、齊藤「た」

レポート:齊藤「た」、鑑田

 

 

■齋藤「た」レポート☆

 

皆さん

「た」です! ご無沙汰しております。

 

コロナも下降で大分日常が戻りましたね。マスク解除も時間の問題ですね

 

 

さて,先日コロナ流行前に計画していた野辺山100Kの参加権利が残っていたので2年越しで参加してきました。

 

前回の富士五湖の時は月350キロ位は走ったのですが、今回は5月のGWに200キロ位走っただけで

練習不足のまま突入です。

 

結論から言うと、、

 

私は83㎞で情けないかな、、撃沈しました。。

 

完走された方!おめでとうございます

 

 

ということで、

レースの模様を時系列で追っていきたいと思います。

 

■レース前日

どのレースもぎりぎりで実行可否判断がなされるため、今回は宿を取らずに車中泊を決行しました。(駅前はスタッフが全部陣取るので)場所は村営駐車場とし、深夜2時に開く南牧村小学校臨時駐車場に移動する段取りとしました。

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★失敗1 慣れない車中泊(楽しい)で腰が痛いまま開始

★失敗2 あまりコースを勘案していない(行き当たりばったり)

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■レース当日

当日は朝4時ころまで雨がかなり降っておりましたが何とかスタートの5時には霧雨位になりました。参考までに、この大会もcovid19検査してアプリで確認ありです

 

・5時レース開始。

 最初は緩やかな登りが続きます。

 一瞬だけ八ヶ岳が雲の隙間に見えました。

 

・5㎞~20㎞

 標高1908mまで高度差600mのオフロードの上り坂になります。

 雨と坂と砂利泥オフロードでかなり萎えることができました。

 登った後はここから約30㎞一気に下りが続きます。

 これが曲者で、登りで時間超過した分一気に加速して時間を短縮する作戦としました

(私も調子に乗ってすごいスピードで下りましたが後で動けなくなる要因に)

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★失敗3 登りの遅れを下りで調整する(膝に負担)

★失敗4 帽子用意せず雨でびしょびしょになる

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・20㎞~50㎞

 長い下りが終わった後、緩やかな登りが続きます。ここから

 約20㎞緩やかな登りが続きます(これも結構心が折れます)

 ちょうど北相木村役場エイドについた時、TTバイクの応援二人組に遭遇。

 「おっ立川じゃーん。がんばってんね。名雪さんによろしく言っといて!東村山でーす!」

 タチトラジャージを着ていると大抵、浅見会長、名雪理事長のお名前で声掛けされることが

 多いです。嬉しくなりますね! 元気をもらいここで約60㎞。

 ですがこの辺りでは天気も回復しており暑さにも萎えました

 (400mⅬ以上のハイドレーション必須でしたがすでに空っぽ)

 

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★失敗5 コーラばかり飲みすぎる(になっていく)

(パン、菓子菓子類多く口の中の水分みんな持ってかれてく)

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・65㎞~80㎞

 緩い長い坂が続いた後、ここから馬越峠

(途中勾配8パーセント)

 15㎞で約500m急登です。

(私の時間帯では走れる人は皆無でした。

      自転車の峠のような坂です)

 

 やっとの思いで登り(歩き)きると

 関門30分前。

 あとは下りだけ20㎞、完走だ行けると思って

 下り始めるが、、

 

 なんとまったく走れない。。。

 中盤調子にのってガシガシ下ったダメージで

 全然走れず。。

 

 ここから苦しみが始まる。

 皆が抜いていく。

 次の関門との闘い。

 走れないため冷えが始まる。

 たった、たった残り15㎞で下りなのに、

 前に進まない焦り

 

 同時に手が真っ白になり、へそから上と腕が痺れ始める。

 経験したことのない状況。

 

 後たった15㎞を2時間位でガンガン下るだけなのに。。 なぜ動かない

 ついに動けなくなり、寒さで我慢できず、移動監察車に申し出て、リタイア。。。

 車に乗ったあとは歯がカチカチなる始末で、パワー不足だったのだなと反省。。

 (まだ消費6500kcalくらいだったのだがコーラとチョコのみで摂取量不足)

 

 ということで情けない結果に終わりました

 

 

総じて一日遊んでいたわけで、楽しかったのですが、

 振り返ればなんとか完走できたのではないかと感じています。

 

 完走率 100㎞ 66% → 半分以上は完走してる!  めっちゃ悔しいぜ!

 

 皆さん!野辺山ウルトラマラソン!

 

 景色はよく一日遊べます。

 ぜひ次回!ご参加下さいませ!

 

 

 ■ 鑑田 レポート☆

 

みなさま

「た」 さんの報告のとおり、

わたくし 鑑田 も野辺山に初参加しました。

 

軽い気持ちでエントリーしたものの、

「た」 さんと一緒で事前にコースを勘案せず苦しめられましたが、

 

制限時間20分前になんとかフィニッシュできました。

 

私はウルトラを走るときは、

--------------------------------------------------------------

・最初のウォーミングアップで20km、

・20~60kmは自分ペースでしっかり走り、

・60~80kmはガマンの時間、

・80~100kmは歩きと気合でフィニッシュ!

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                     というようなレース展開にしてます。

(富士五湖118kmのときは30km単位になります。)

 

 

「た」 さんの報告にある通り、いきなりの上りでペースがつかめず、延々と続くかのような上り坂に序盤から心を折られました。

 

最初の峠を登ったあとは、長く続く下りになりますが、下りは走るというより、走らされてるという感覚です。

上りで時間を使った分速く下りたいという気持ちと、後半に足を残したいという葛藤でした。

結局、下りでは5分半/kmくらいで走っちゃいました。

 

その後も平坦区間はほとんどなく、地味に続くアップダウン、お昼ころからの気温アップで、体力が削られました。

どうやら、野辺山(100km)の中間地点は50km地点ではなく、79km地点と言われているそうです。

 

79km地点には峠(急登)があり、75km地点から12~14分/kmペースで歩いて登りました。

 

このあと6kmくらい結構な下りがあるのですが、ここで勝負に出ました。

下り初めてまだ足が残っていたので、この下りを利用して1km5分半までペースをあげ、

エイド1箇所スルー。

一気に85km地点まで降りてきました。

 

ここで足が残っていたのがフィニッシュできるポイントになったように思います。

 

 

その後もダラダラ続くアップダウンに苦しめられながら、93km地点あたりでは歩いてでも

フィニッシュできる見込みがたってきました。

残りはエイドのコーラをボトルに入れ、走っては歩き、そして走って歩くを繰り返し、

無事フィニッシュにたどり着くことができました。

 

野辺山の魅力は八ヶ岳の大自然を堪能できること、

2000mを超える獲得標高(苦しめられましたが、、、)にあると思います。

 

個人的には富士五湖118kmより野辺山100kmの方が厳しいように感じました。

 

2018年 富士五湖118km 7:30/km 制限時間15分前

2019年 富士五湖118km 7:15/km 制限時間30分前

2022年 野辺山100km 8:10/km 制限時間20分前

 

上記はエイドで休んでいる時間込みの平均ペースです。

 

走っているときは6~7分/km(後半はもっと遅い)で走っている感覚です。

 

これからウルトラにチャレンジされる方は参考にしていただければと思います。

 

応援ありがとうございました。

 

 

 

 

◆タチトラの定期練習会◆

 

■ 立川市トライアスロン協会    スイム練習会 

『後援 公益財団法人日本水泳連盟

(水曜日 20:00~22:00)

立川市 柴崎体育館 

               ロビー集合 (※立川駅よりモノレールで一駅)

  プール使用料 400円

 

■ バイク&ラン練習会

(土曜日 9:30~12:00) 

国営昭和記念公園 立川口自転車入り口集合

  公園入場料 450円

 

■ 日曜練習会 

(日曜日 9:00~ )

※ロングライドや、ランニングイベントをやっています☆

行き先により集合場所・時間が変わります。

詳しくはお問い合わせください(〃'∇'〃)