◼︎アイアンマン コスメル
2016.11.27
吉本教授、マッチョ@みやかわ(報告)
応援:フォトグラファーさっちゃん☆
このレースは私にとって初めてアイアンマンを知った思い入れのあるレースなので、
単なるレースレポートを越えて、熱い気持ちを伝えるレポートとなってしまっていることをご容赦願いたい。
7年前、オミノウェイズさんで耳にしたこの大会。
透明度50mを誇る世界で最もキレイな海で行われるアイアンマンレース☆
その海を3.8kmノーウェットで泳ぎ切って、真っ青なカリブ海から吹き荒れる風の中を180km自転車で走り、夜中の0時までに42.195kmを走り切ってフィニッシュまで戻ってくる。
それがメキシコ・コスメル島で行われるアイアンマンレースなんだよ! と教えてもらった。
その時は『3.8kmもノーウェットで泳げないし、そもそも180キロ自転車乗った後にフルマラソンなんて出来ないよ!』と正直思った。でも『しっかりトレーニングを積めば誰でもが挑戦出来る舞台なんだよ』と教えてもらって、いつかは挑戦してみたいなと淡い憧れを抱いた。
■ あれから7年。
最初は連続して800mも泳げなかった私が、タチトラでの練習会のおかげで、一歩一歩成長し、国内の宮古島、佐渡、アイアンマンジャパンを始めとして、台湾、ハワイ、ドイツ、スイスなど、
世界のアイアンマンレースを完走できるまでになった。
体力・技術の向上には、古塩さん・加地さん、両コーチはもちろん、多くの先輩方のご指導があったからに他ならない。
過去には、限界が分からずにガムシャラにやることによって、救急車で運ばれたり、熱中症で記憶喪失になったりもした。
でもその都度、仲間が助けてくれた。
みんなが居てくれたからこそ大事にならずに済み、今の私がいる。 私は本当に幸運だ。
タチトラに出会えたことで、人生が大きく変わった 。
7年前に描いた、憧れの大会への挑戦をレポートとして綴ってみたい。
■ 前日
■ おまけ ■
メキシコ カンクーン の沖に浮かぶコスメル島は、海がキレイなのはもちろん、アクティビティが
充実していて、アイアンマン以外にも楽しい想い出を作ることができます☆
夜の飲み屋街も地元のメキシカンが踊りまくっていたり、美味いナチョスに舌鼓を打ったり、最高
に楽しい時間がそこにあります☆ ちょっと遠い(かなり?!)ですが、おススメのアイアンマンだ
と思います(^ ^)☆
2016.07.24 Ironman Switzerland
参加者: 立川イタリア支部局長(報告)
イタリア支局からの異動が近づき、それまでに何としてでもフルアイアンマンを完走したいという思いから、スイスのチューリッヒで開催されたアイアンマンに出場してきました。出場登録するまでなかなか妻からの了承を得ることができませんでしたが、必死で説得を試み、なんとか出場まで漕ぎ着けることができました。
【7月22日(金):選手登録&レースブリーフィング】
今回はレース後にスイス観光も兼ねていたたため、バイクの持ち運びが容易な車で行くこととしました。とはいえ、ローマからチューリッヒまでは約850kmで、車では9時間くらいかかることから、中継地点として前日にミラノに宿泊し、そこから22日の朝にチューリッヒに向けて出発しました。しかし、スイスに入ってから長い渋滞に巻き込まれてしまい、レースブリーフィングに少し遅刻。しかし、出席確認はないので事なきを得ました。その中でバイク中にGoProを使え即失格と説明され、使用を断念。折角バイクにマウントできる部品を買ったのに…。夜はウェルカムパーティーに参加。壇上には表彰台が置かれていたので、控え目に3位のポジションで写真をパシャリ。
【7月23日(土):バイクチェックイン】
バイクチェックインはゼッケン番号毎に決められていて、自分は18時から20時の間だったことから、それまでをチューリッヒ観光に充てて、18時少し前にホテルに戻り、バイクと2つのトランジションバッグを持って、会場に向かいます。特に問題なくバイクチェックインは終わり、直ぐにホテルに帰りました。翌日は4時半に起きる予定だったので、22時くらいには寝たいなと考えていましたが、色々と準備をしている間に、気がつけば既に23時。慌ててベットに向かいました。
【7月24日(日):レース前】
予定通りに4時半に起床。思ったよりすんなりと起きることができました。当日はホテルは特別に朝食を5時から用意してくれたので、5時になるとすぐにホテルのレストランに向かい、朝食を15分くらいで済まし、トランジションエリアに向かいます。途中、いかにも速そうな選手達が続々と集まるのを見て、こんな猛者達の中で自分は果たして本当に完走できるのか、期待よりも不安がどんどん高まってきました。。
【スイム3.8km: 1:26:02】
昨年の大会ではノースウェットだったらしいですが、前日に今年は水温がギリギリ25度以下のためウェットスーツの着用可との通知があり、ほっと胸を撫でおろしました。今まで連続では最長2kmくらいしか泳いだことないのに(しかもプールで)、いきなり3.8kmをノーウェットは精神的にキツイものがあります。
スタートは予想タイムごとのウェーブスタート。バトルが嫌いな自分は1時間30分のグループで待機(もともと、これくらいのタイムということもありますが)。おかげさまで今回は、後頭部に一発と顎に一発だけで済みました。チューリッヒ湖の水はきれいで、ちゃんと周りの状況を見回すことができます。しばらく泳いでいると、ややペースは遅めだけど、かといって、抜き去るほど遅くはない人がいたので、その人に追いていくことにしました。始めのうちは今後のレースプランなどを考えていましたが、しばらくすると考えることがなくなり、最後のほうは無の境地で泳ぎ進めていきます。この大会前、練習で近くの湖を泳いだ時、ややうねりが高かったこともあり、波酔いで軽く吐いてしまった苦い経験があったので、それ以来毎日10回ずつ時計回りと反時計回りにぐるぐる回って三半規管を鍛えた効果もあり、今回は波に酔うこともなく無事にスイムフィニッシュ。その頃には80%くらいの出場者が既にフィニッシュしていて、スイムフィニッシュ付近は人が少なくなっていましたが、近くのスピーカーからで「ジュンペイ タチカワ、ガンバッテクダサイ」と片言の日本語のアナウンスが聞こえ、元気を取り戻します。トランジションでは2人のボランティアの方がウェットスーツをスポンと脱がしてくれて、非常にスムーズに着替えも終わりました。
【バイク 180km: 7:10:52】
3種目の中で当初から最も不安だったバイクですが、序盤は調子が良く、始めの30kmまではフラットということもあり、30km/hオーバーで回すことができました。ここから35kmくらいまでは合計600mくらい上ることもあり、上りの手前のエイドで止まって、トイレとエネルギー補給を済ませます。そしていざ上り。ここでも想像以上に調子が良く、グングン抜き去ることができました。ルミナで動画購入した松山アヤトさんの仮想山岳トレ練習が効を奏したのだと思われます。途中イギリス在住の日本人の方から声をかけていただき、少しの間雑談を交わしながら坂を上り、辛さを紛らわすこともできました。坂を上りきると、ほんの一瞬だけに感じる下りです。下りではスピード感に対する恐怖心のため、ついついブレーキをかけてしまい、上りとは逆にグングン抜き去られていきます。よくあの速さでカーブに突っ込んでいけるなと後ろから感心しながらマイペースに走っていくと、ここからまたしばらくフラットなコースが続き、1周目の最後には通称心臓破りの坂が待ち構えています。この坂ではスピードが出ないこともあって、観客も選手のすぐ傍で応援してくれます。手持ちのRuntasticでは斜度11%くらいとのことでしたが、1周目は比較的余裕はありましたが、それでもギアを一番軽くしてなんとか上りきる感じでした。坂を上りきるとエイドがあったので、そこでバイクを止めて休憩をとり、いざ2周目に向かいます。
2周目は、1周目が調子良すぎたツケがきて、1周目30km/hオーバーで回すことができたフラットな部分でも29km/hがやっとのペースになってきました。もちろんその後の緩長い上りも1周目よりはだいぶペースが落ちて青色吐息状態。すると今度は後ろから日本に留学したことがあるというイスラエルの選手が「アツイデスネ」と片言の日本語で声をかけてくれて、しばらく話し相手になってもらいました。しかし、途中でこちらが力尽き、先に行ってもらうことにしました。それでもなんとか坂を上りきり、束の間の下を楽しんだ後に最後に待ち受けるのは2度目の心臓破りの坂。前を走っている人もそうしていたので、今度はバイクから降りて手押しで行きたい気持ちでいっぱいでしたが、妻がそこで写真を撮るため待ってくれているので、最後の気力を振り絞って上りきり、後は惰性でバイクフィニッシュ。トランジションに戻った時には既にかなりのバイクがラックに戻っていてやや焦りはありましたが、完走にはまだまだ十分な時間があったのでゆっくりと着替え・補給を行い、ランに移りました。
【ラン 42km: 4:56:31】
ランに入っていきなりハプニング。GPSウォッチが全くGPSを捕捉してくれない。レース前に1度でも捕捉していれば、次回以降はすんなりと機能したのでしょうが、チューリッヒに入ってから1回もやっていませんでした。とはいえ、捕捉するまで待ってはいられないので、走り始めます。(結局20分程経ってやっと捕捉してくれました。)当初はバイクで足を使い切ってしまい、とても走れないのではないかと思っていましたが、これまた謎の絶好調。抑えていたほうが良いのは百も承知でしたが、ついつい始めの10キロほどをキロ5分15秒〜30秒くらいで走ってしまいました。自分が走り始めた頃は多くの人が既に2〜4周回目に入っていることもあって、まだまだ1周回目でまだまだ元気な自分はサクサクとたくさんの人を抜き去っていくことができました。すると、このままサブ4できてしまうのではないかと欲が出てきましたが、当然そんなにトライアスロンは甘くはないわけで。15キロを過ぎたころから、曇り空から太陽が顔を出し始め、徐々に暑くなってきたため、一気にペースがキロ6分15秒〜30秒くらいにまで落ちてしまい、そこからはどんなに頑張ってもキロ6分を切ることができなくなってしまい、やっぱりサブ4は無理だと思った瞬間に心が折れてしまい、歩いてしまいました。しばらくトボトボと歩いていると、後ろからスーッとレースを終えてホテルに戻る途中の人が横付けしてきて、「キミがもっと早く走れることを覚えいてるぞ。歩いてないで走るんだ。ホテルに荷物置いた後に戻ってきて、ちゃんと走っているか確認するからな。」と声をかけられました。推測するに、1周目を快調に走っていたところを見て、覚えてくれていたようです。とはいえ、キロ5分30秒くらいのペースの人なんて他にもたくさんいるはずなので、多分立トラジャージがとても目立っていたため、印象に残ったのではないかと思われます。そこからは500メートルくらい走っては500メートルくらい歩くのを繰り返しました。実際に先ほど声をかけてくれた人は本当に3周目、4周目の時もコース脇で応援してくれていて、(その時はどちらもちょうど走っている時だったので)「Good Job!」と声をかけてもらいました。自身がレースに出て、完走後に見ず知らずの人をここまで応援してくれて、なんて素敵な人でしょうか。自転車で横付けされた時にその人の番号ちゃんと覚えておけば良かったです。そうしている内にだんだんと足が回復してきたのか、歩く距離よりも走る距離のほうが長くなりはじめ、最後の3キロくらいになると、このまま行けばギリギリサブ5達成が見えてきました。そこから気合を入れ直してフィニッシュ。フィニッシュの瞬間は、ハーフアイアンマンのハーフが取れて、念願のアイアンマンになれたという喜びよりは、やっと終わったという思いが強かったですが、他の人たちのフィニッシュを見ているうちにだんだんと実感が湧いてきました。
【最後に】
合計時間は13:50:40と、初めてのロングレースとしてしはまずまずの結果とは思いますが、特にバイクを始めとして色々な課題を発見することができたので、今後はこの課題をひとつずつ解決して、もっとレースを楽しめるよう頑張っていきたいと思います。
2016年9月24日(土)
九十九里トライアスロン大会☆
オリンピックディスタンス
参加者
岡本さん、中込さん、田中ザブさん、竹内さん、村山さん、中里(報告)
トライアスロンを始めた理由はメタボが気になったのと腰痛を経験し、再度何かスポーツをしようと思ったからです。
学生時代小中は野球、高校は陸上、大学ではアメリカンフットボールを経験しました。
社会人になってからは、スキーやゴルフ、たまにマラソン程度で徐々に老化し始めました。
また6年前に仕事を変え、余裕が無くなったことも運動を控えていた理由です。
良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば飽きっぽい。
東京マラソンを走り、次の目標を探している時にトライアスロンをやってみたいと漠然と思いました。ただどうすれば良いのか分からず、地元立川でトライアスロン大会があることを偶然知りました。
まずネットで調べ、立川トライアスロンと検索したらタチトラにヒットしました。
地元立川で活動しているトライアスロンメンバーがいることを知り、2016年3月から水泳の練習会に参加しました。
小学時代にスイミングスクールに通って、少しは泳げましたが毎回足をつる状態でした。
泳ぎ方にもコツや技術があることを改めて知り、丁寧な指導を受け苦しいながらも楽しんで練習しています。
自転車に関しては学生時代に伊豆半島や千葉県を走り、多少慣れていたつもりでしたが。
練習には全く付いて行けず、ショックを受けました。
ランは短距離をやっていたので、長距離は初心者です。
6月7月は仕事が繁忙期で全く練習をしませんでした。
7月に昭和記念公園のスプリントレースに初めて参加しました。高温ということでスイム750m・バイク10キロ・ラン1.5キロ位に短縮され、あっという間にゴール。
オリンピックディスタンスは完走できるか心配でした。
9月の九十九里トライアスロンレース当日に現地に行こうと考えていましたが、竹内さんのアドバイスで前日に泊まることにしました。
ビジネスホテルでも探そうと思っていたら、竹内さんから保養所を紹介され設備は整っているし、料理は美味く、会場まで近く、なおかつ値段も安い。最高でした。
前日に受付と説明会を済ませ、竹内さんの友人と私の3人で軽く一杯。
本当は下見をするつもりでしたが、到着が遅くなり翌日に変更。
当日の朝、朝食をしっかりとり宿を8時30分に出発。ゼッケン番号を上手く腕に張れずマジックで記入。曇り空で雨も降ってきそうでしたが、逆に暑くなくて良かったと思いました。
まず荷物置き場に貴重品や荷物を預けました。
そこからバイク置き場に向かいました。その際荷物が多く背負いの袋で無かったので、手に持ってバイク移動したのですが。
運転しづらいのと、危ないと感じました。次回からはきちんと背負うようにします。
バイク置き場にランニングシューズやバイクシューズ・タチトラジャージ・補給食(バナナ)を置き、ウエットスーツを着て試泳へ。
結構時間がありません。ウエットスーツは初めてで、水が冷たい。途中ザブさんと岡本さんに会いました。
私のスタートは遅めでしたので、スイムの岡本さんとザブさんだけ応援出来ました。ウエットスーツでタチトラジャージが見えないので、ちょっと大変でした。
とうとう私のスタートです。教わった通り、外側の真ん中辺りからスタート。
外側は岸が近く足がつく状態。密集状態でふと見ると歩いている人がちらほら。私もつられ歩いていると、スタッフから歩かないように注意され、再度泳ぎ始めました。ブイは見えますが、透明度は低いためヘッドアップしながらの水泳。500m過ぎた辺りから周りも気にならなくなり、プールで泳ぐイメージでした。ただGPS機能付きの時計で後から泳いだ軌跡を見るとあっちこっちと、やたら蛇行していて自分自身驚いています。
1.5キロ泳ぎ、バイク置き場までは、ビーチサンダルをはいて移動。素足よりは走りやすかったです。バイク置き場でバナナとゼリーを腹に入れ、落ち着いてウエットスーツからタチトラジャージに着替えました。そして有料道路を走行。途中雨が降りだしましたが、逆に暑くなく快適でした。平均時速30キロ程度で走行。途中ゴメさんと会い、タチトラファイトと応援してもらい元気を頂きました。早い人にビュンビュン抜かれましたが、完走を目標に焦らずラン部門へ。キロ6分台で走ろうと思いましたが、何気に5分台。暑くも無いのでこのまま行くかと思い、地元の方の応援にも励まされ無事ゴール。
初オリンピックディスタンスを終え、カレー・はまぐり・シチューを堪能。
宿の御厚意でチェックアウトの後なのに、お風呂まで入れてもらい、気持ちも身体もスッキリ。
来シーズンはミドルに挑戦しようかと少し考えている今日この頃です。
楽しくレースが出来たのもタチトラのメンバーとの練習やご厚意・協力があったからだと実感しています。この場を借りて感謝します。ありがとうございました。今後とも宜しくお願い申し上げます。
田中耕三郎 総合209位 2:29:45 S28:22 B1:10:32 R50:51 年代順位25位
竹内昭久 総合564位 2:43:37 S39:45 B1:15:25 R48:27 年代順位69位
中込隆 総合619位 2:45:45 S28:45 B1:17:16 R59:44 年代順位18位
村山謙 総合623位 2:45:54 S34:38 B1:21:16 R50:00 年代順位96位
中里邦彦 総合637位 2:46:19 S34:25 B1:22:25 R49:29 年代順位100位
岡本伸久 総合672位 2:47:39 S31:04 B1:15:22 R1:01:13 年代順位104位
敬称略
2016.09.25 村上・笹川流れ国際トライアスロン大会
参加者:名雪さん、宮川さん、松岡さん、板垣さん、鬼塚さん、氏田さん、
野本さん、今里さん、溝内さん、飯沼さん、松井さん、石垣さん
土屋さん(応援)、千葉(報告)
『のっけからドタバタのデビュー戦』
タチトラに今年の4月に仲間入りさせて頂きましたテクノ千葉と申します。
水泳はマスターズスイムを10年くらいやっており、
東京マラソン当選をきっかけに3年くらい走っておりました。
その頃から、憧れていたトライアスロンへの挑戦を意識し始めたのです。
そして、いろいろなキッカケが重なり、この4月にオミノさんに飛び込んでバイクを購入。
その時に出会ったのが野本さんでした。
その、野本さんにタチトラを紹介頂いたのが、入会の決め手となりました。
今年7月、館山でトライアスロンデビューを果たす予定でしたが、強風で中止となり、
野本さんと私はこの村上がデビュー戦となったのです。
24日 土曜日
早朝、松岡さんに家までお迎えに来て頂き、柴崎体育館で氏田さん号と合流。
一路、村上を目指しました。
普段はもっぱら運転手を務めることが多いので、大変楽で快適な道中だったのですが
途中、とんでもない事を思い出しました。
前夜にマッチョさんの持ち物リストをチェックしながら荷造りをし、忘れ物は無いはずと出発しましたが
最後に梱包する予定のウエットスーツを入れ忘れたと気付いたのです。
流石にこれがないと出場は出来ません…。
館山に続き、今回もデビュー戦見送りで、応援団員に徹するしかないと思い始めました。
しかし、ここまで来て諦めるのは辛い!
何か出来る事がないかと、無い頭をフル回転させました。
以前よく仕事で客先に製品を発送する際に、営業所止めにして荷物を営業所まで取りに行くと
一番早く受け取れる事を思い出しました。
こうなれば苦しいときのカミ頼み…かみさん、いや神様に電話を掛け、瀬波温泉の最寄の営業所止めで発送してもらいました。
(更に少しでも早くなる可能性を求め、家の近くの営業所に持ち込んでもらいました(^^;;)
市民センターでの説明会の後ヤマトの営業所に立ち寄って頂き、送り状の問合せNo.を伝え、荷物が見つかったら連絡を貰える様にお願いをしておきました。
その後、バイクコースをみんなで試走し、氏田さん号でランコースを車で試走する事に。
村上の街の中を大回り、小回りと2周しましたが、思ったより少し複雑なコースとなっていたようでした。
後から思うと、あの試走があったから安心して走れたとのではないかと思います。
あとは運を天に任せるのみ。
しかし緊張のせいかやはり朝方早くに目が覚めてしまい、それからは寝付けませんでした…。
25日 日曜日
いよいよ当日。
みんなより少し早く宿を出発し、受付を済ませて連絡を貰う前にヤマトの営業所に向かいました。
違う宿のマッチョさんとすれ違った所で携帯に荷物が見つかったと連絡が。さすがヤマトですね!\(^o^)/
しっかりとウェットスーツを受け取り、何事も無かったかの様に会場でみんなと合流(^^;;
入水チェックの後、エリートから順次スタート。
スタート出来て良かったと、スタート前にすでに変な達成感に浸ってしまい、なんだか妙にリラックスしての初レーススタートでした。
スイム:750mの1往復
沖には岸と平行でテトラッポットがあるので波もなく目標物にもなるので、非常に泳ぎやすかったです。極力バトルを避けて泳ぎました。
バイク:20Kmの1往復
長雨で日曜日のロングライドにも参加出来ずバイクの練習不足の不安を感じていましたがやはり40Kmが非常に長く感じました。
ラン :トランジッションエリアから離れた市役所がゴール。街中を2周する少し複雑なコース。
すごい暑さでしたが、とても気持ち良く走れたというのが感想です。1Kmごとにエイドがあり、お水をたくさん配っていました。
毎回500mlのペットボトルを受け取って、遠慮なく頭から被って暑さをしのぐ事が出来たのが良かったと思います。
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出場者数 735名
名前 総合 タイム エイジ
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宮川 106位(14.4%) 2:29:57 18位(110人中 16.36%)
石垣 231位(31.4%) 2:43:31 3位(6人中 50%)
弓家田 236位(32.1%) 2:44:00 28位(86人中 32.5%)
板垣 271位(36.8%) 2:47:15 11位(48人中 22.9%)
千葉 289位(39.3%) 2:48:46 36位(86人中 41.8%)
鬼塚 293位(39.8%) 2:49:17 12位(48人中 25%)
野本 448位(60.9%) 3:01:06 60位(86人中 69.7%)
森田 474位(64.4%) 3:03:50 28位(48人中 58.3%)
松井 481位(65.4%) 3:04:13 9位(18人中 50%)
松岡 595位(80.9%) 3:18:21 23位(32人中 71.8%)
飯沼 665位(90.4%) 3:36:24 18位(18人中 100%)
名雪 682位(92.7%) 3:43:28 3位(5人中 60%)
溝内 DNF
(敬称略)
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最後に
スタート直前までドタバタしたデビュー戦となりました。
この村上デビュー戦のことは一生忘れないと思います(^^;;
ただ、ホテルまでの帰り道での野本さんの事故が悔やまれます…。
西さんも書いておられましたが、明日はわが身。慣れたころにけがなどしないよう教訓にさせていただこうと思いました。
村上大会
(経験したくなかったジャックナイフ)デビュー報告
野本 拓
終わってみれば様々なドラマ(?)があって、本当に濃厚で楽しかった村上大会の二日間でした。
全体のレポートはテクノ千葉さんにお任せするとして、私は個人的な〈痛い〉レポートをさせていただきます。
◇
村上・笹川流れ国際トライアスロン大会。デビュー戦となるはずだった7月の館山大会が中止となり、この大会が実質的なデビュー戦となりました。
全員がゴールして表彰式も終わり、フィニッシュ会場の村上市役所前からシャトルバスに乗ってスタート会場に戻った頃にはもう16時近くになっていたと思います。
タチトラメンバーは全員完走、名雪さんと石垣さんが表彰台に上るという喜ぶべきフィナーレとなりました。自分自身も3時間を切る事は出来ませでしたが、予想していた以上のタイムでゴールする事が出来て、反省点も含めて次に繋がる貴重なレースと満足のできる結果でした。何よりも事故なく無事にレースを終えることが出来たことに心の底から安堵しました。
大会が始まった時にはもの凄い賑わいと熱気に包まれていたトランジッションエリアは大方の選手がバイクを引き上げ、スタッフの方たちは既に会場の片付けを始めていました。閑散として祭りの後を思わせる寂しさがあり、「ああ、終わったんだな・・」と、しみじみ感じました。
スイムエリアを振り返ると、折り返しの巨大なブイも撤収され、5時間ほど前まで大勢のトライアスリートが水しぶきをあげて激しいバトルを繰り広げていた海とは思えないほど凪いでいます。
自分のバイクが置いてある場所に行き、バイクの下に置かれたバイクシューズやウエットスーツ、予備のゴーグル、眼鏡、タオル・・。その他にも補給用のジェルなど持って来たビニールバックに詰め込みながら、終わったしまった大会のことを思い出していました。
◇
村上への出発前に不安だったことは、集合場所の柴崎体育館までバイクの自走で行けるかどうかでした。その週の初めから雨が続き、しかも朝6時の集合であれば、まだ暗いうちから自転車を走らせなければならない。しかも不慣れな雨の中を走るのはあまりにも危険なので、やむを得ず輪行で行くことに決めました。初めての輪行です。何度もやり直して2時間くらい掛けてようやくバイクを輪行袋に収めることができました。
村上に到着してからバイクコースを試走することになりましたが、ここで後輪のタイヤにキズが付いてるのを発見。マッチョさんに相談すると、「これは危ない」ということで、幸い今里さんが持って来ていたスペアタイヤに交換させて貰うことになりました。
しかし、タイヤ交換はバイクに乗り始めた時に一度、パンクで経験しただけ。今里さんに手伝って貰いましたが、付け替えた後に試しにタイヤを回転させてみると歪んでスムーズに回りません。チューブを替えたりしながら、何度かやり直してようやくきれいに装着できました。
また、前回の館山大会の反省点として、持ち物が多すぎて整理するのに時間が掛かったという点がありましたが、今回は少しでも持ち物を減らして、不要な物は持って来ないように気をつけたつもりでした。ところが、袋に小分けにして整理したものがどこに何が入っているか分からなくなり、結局、当日の出発ぎりぎりまで持って行く物の整理をすることになりました。
そして、大会当日。朝、風呂場でボディナンバーシールを貼ろうとして、いきなり失敗。ホテルのフロントの方にお願いしてマジックで書いて貰いました。そんな事をしているうちに出発の時間となり、トランジッションに持って行く荷物はビニールのナップサック一つにまとめきれず、両方の肩から二つを袈裟懸けにするような形になりました。
出発の時、私の様子を見た土屋さんから「バックを手に持って乗るのは危ないよ」と注意され、二つのバックを背負うようにして慎重にスタートエリアまでバイクで移動しました。
スイムはいかにストレスなく、気持ち良くフィニッシュできるかを考えました。飯田さんから「最前列アウト側を泳ぐとバトルに巻き込まれない」とアドバイスをいただき、最前列には行けませんでしたが、前よりの一番左端からスタートしました。
幸い私と同じ程度の早さで泳ぐ選手の後に付くことができ、ドラフティングで1㎞くらいを楽に泳ぐことが出来ました。中盤過ぎまで楽をしすぎたせいでその後スピードが上がりませんでしたが、氏田さんの背中を追う形でスイムを終えることができました。
トランジッションでは落ち着いて忘れ物のないように心がけました。足が攣らないように注意しながらウェットスーツを脱いだりして、5分近くも時間を費やしてしまいましたが、スタートしてすぐの急な登り坂もインナーローで冷静にクリアすることが出来ました。ここまでは上出来です。
バイクコースは最初の5㎞を試走して、最も事故が多い地点のチェックもすませてあったおかげで不安なく20㎞地点まで走ることができました。練習では抜かれることがあっても抜くことは出来ませんが、ここではマッチョさんに言われた通り、とにかくぶっ飛ばすつもりでペダルを漕ぎ続けました。
バイクコースは噂通り景色の素晴らしいほぼフラットなコースで、信号もなく自動車の心配もいらない道路を気持ち良く走ることができました。途中、沿道に出て応援してくれる地元の方々からは元気を貰うことができました。
20㎞を過ぎた辺りで左のハムストリングが攣り掛けましたが、岡本さんに教えて貰った攣り防止のスプレーを持っていたので最後まで足を着くことなく走り通すことが出来ました。
そして、問題のランです。昨日のうちに氏田号でランコースを視察していたおかげでコースはしっかり頭に入っていました。問題はバイクの後にどのくらい足が残っているかです。そもそも走るのが苦手なので、「練習で走っているくらいのペースで10㎞走り切れればいいなぁ」と考えていました。
ランをスタートするまでに2時間弱を費やしていました。1時間で走り切れれば3時間を切ることが出来る計算ですが、走り出してみて思うように足は動かず、とにかく歩かずに走り続けることだけを考えました。
その日はとにかく暑く、気温は28度近くまで上がりました。1㎞毎に置かれたエイドで受け取った水を頭や首筋に掛けながら走ります。5㎞地点を過ぎた頃には、足が攣って走れなくなる選手や、道路に倒れて介抱されている選手の姿も見かけました。
9㎞を過ぎた辺りの沿道で応援してくれていた土屋さんのハイタッチで元気を貰い、少しスピードアップすることが出来ました。1㎞をあと5分で走ることが出来ればぎりぎりで3時間切れるかも!と思い、精一杯足を動かして、ようやく村上市役所前のフィニッシュゲートへ向かいます。そこで先にフィニッシュしていた氏田さんや板垣さん、マッチョさん、鬼塚さんたちからハイタッチをして貰ってゴールゲートへ飛び込みました。
タイムは3時間1分6秒と残念ながら3時間切りは実現できませんでしたが、当初予想していたタイムよりは頑張れていたので、自分なりに満足のいく結果となりました。
◇
表彰式も終わり、トランジッションエリアに戻った私は大会の余韻に浸りながら荷物を片付けます。
ん?思ったより荷物が多いぞ・・。そうか、記念品のタオルが増えたんだ。背負ってきたバックに入りきらないウエットスーツをギュッと畳んで手提げのビニール袋にねじ込み、先を行く板垣さんの後を追ってバイクスタート時の急な上り坂を歩いて登りました。
無事に完走できたことへの安堵感、そして思った以上に頑張れたことの満足感に満たされながら、バイクを押して歩こうか、乗って行こうかちょっと迷いましたが、ビンディングシューズを履いてる訳でもないし、ゆっくりなら大丈夫だろうとバイクに跨がってペダルを漕ぎ始めました。
日が傾いて少し気温も下がり、海からの心地よい風をうけながらペダルを漕いでいたその時です。もの凄い勢いで後輪が持ち上がり、左鎖骨の辺りから地面に叩きつけられました。ボキッという嫌な音。ショックと痛みで少しの間だ何が起こったか理解することが出来ずそのまま転がっていました。左鎖骨に異変が起こっているのは明かで、動かす気にもなれません。
これは折れたかもしれない・・と思いましたが、とにかく皆の待つホテルの駐車場まで行かなければと思い、なんとか起き上がって右手でバイクを起こしました。みると前輪とフロントフォークの間にビニール袋に入れたウエットスーツががっちり挟まっていて、抜こうとしてもびくりとも動かない。仕方なく前輪を持ち上げて左手を庇いながら歩き出しました。
ジャックナイフ・・。初めてロードバイクに乗った時、前ブレーキだけをかけて前輪がロックすると後輪が浮き上がって頭から真っ逆さまに落ちるとバイクショップの方から教えられました。まさか、こんなタイミングで自分にそれが起こるとは考えてもみませんでした。
後から来た松井さんや石垣さんに荷物を持って貰いながら、皆の待つ駐車場に着いてから、土屋さんに応急的にレースベルトで左腕を吊って貰い、今里さんから患部に貼る湿布を貰い、板垣さんにはフロントフォークと前輪の間に挟まったウェットスーツを抜いて貰い、自走では帰る事が出来ないので氏田さんには遅い時間に自宅まで送って貰いと・・本当にメンバーに迷惑を掛けてしまい、村上から東京へ帰るまでの間も頭の中は後悔でいっぱいでした。
翌日、自宅近くの整形外科へ行きレントゲンを撮って貰うと、左鎖骨は見事に折れておりました。しかも、いくつかの骨片に砕けていて、「手術をしても良いレベルの骨折」との診断でした。
その医院の紹介で手術もできる大きな病院へ行き、そこの専門医に診て貰うと、「手術をせず保存療法でも治せると思いますが、手術をしても誰からも文句を言われないくらいの骨折」ということだったので、比較的に早い回復を望める手術を選択することにしました。
それでも3〜4ヶ月はリハビリを行い、完全に骨が接合するには1年ぐらい掛かり、埋め込んだプレートを抜く手術をするまで2年くらい様子をみた方が良いと医師からは言われました。
時間を戻すことはできませんが、悔やんでも悔やみ切れないのは自分の不注意と気の緩みです。バイクに乗る時は荷物は背負えるだけにまとめること。そもそも大会に持って行く荷物も必要最低限に止め、トランジッションには不要な物は持って行かないこと。そして、斉藤たさんの仰る通り、「最後のゴールは自宅」だということを肝に銘じ、二度と同じ事故は起こすまいと心に誓いました。
最後に、村上大会を同行していただいた皆様には大変ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。また、メール等でお見舞いの言葉をいただきありがとうございました。皆さんからいただいた言葉を糧に、これから頑張って治療とリハビリに励みたいと思います。
2016年9月10日 2016 昭和記念公園チームケンズカップ/立川市民トライアスロン大会
参加者:布野、松井、久保、米田、ヤニク、田中、野本、松浦、三宅、(記)中込、板垣、飯田 (写真提供)塩坪
【板】ゴール脇の売店に集合!
この号令からストーリーは始まった。
「男子リレーの部 第三位 タチトラ50’s」
リレーに参加したタチトラ50’sのメンバーはゴール脇にあるレストランに併設された売店でビールを買い、ささやかな祝杯を上げることとなった。
ゴメさんがビールを買う間、板垣さんと飯田が席を確保する。
ボランティアに配られたオレンジ色のシャツを着た春口さんがすぐに合流。ビールを買うために売店に列んでいる。 そして、同じシャツを着るカトテルさんも爽やかに登場。
【カト】混ぜてもらってもいいですか~?
大会のボランティアやマーシャルを終えたメンバー達が次々に集まってくる。タチトラ最強女性陣もジョインし、朱色に染まり始めた空の下「珠洲・佐渡・市民大会打ち上げ0次会」に変わった。
【全員】お疲れ様でした〜。 乾杯~!
【春】タチトラ、今年は結構活躍しましたね。市民大会でザブさん3位、女子の部では久保さん3位でしょ〜、それから松井さんと布野さんも2位でヤニクは去年に続いて優勝だもんね。
【ザブ】表彰式で自分の名前が呼ばれてビックリだよ。サーフィンばっかりしてたのに〜。
【板】松井さんは、あと数秒詰めれば優勝だったって聞いたよ。レース前に食べるおにぎりの数を半分に減らしておけば優勝だったのにね〜(笑)
【カト】ヤニクは昨年のタイムよりかなり縮めたみたい(4分)。来年は総合優勝狙えるんじゃない? ところで、ゴメさんスイムどうでした?
【ゴメ】まず、ウェット着るか迷ってしまってカトテルさんから着た方が速いって聞いたんだけど暑すぎて着るのをやめたんですよ。とりあえず上も脱いで。
【カト】スタートはどうでした?
【ゴメ】早くプールに入ったのにあっという間に大学生に前のラインを独占されて3列目に。スタートロスが大きかったです。若いパワーでガシガシくるし、何度もはさまれて進めなくなっちゃった。大学生にはかなわないな~。
【カト】当たりも考えてウェット着とけばよかったですね。
【ゴメ】そうですね。あと前の選手がすぐに立って泳ぎを止めるのでやりにくかったんですよ。
【カト】古塩さんの話では、ここは10ストロークごとに立って方向確認して飛び込んだ方が速いらしいですよ。それをやってたんじゃないんですか?
【ゴメ】そんな技があったんですね。マジメに泳いだんですが、板さんのタイムオーダーより1分以上遅れてしまって。あと1分以上早く泳ぐつもりだったのに。
【板】応援は聞こえた?
【ゴメ】逆に、板垣さんが見えたので泳ぎながら手を振ったのわかった?
【板】なんか変な泳ぎしてるとおもったよ。そんなことしないで飛ばしてくれればいいのに。
【飯】ゴメさん頑張ってましたよ。学生達のすぐ後ろを泳いでた。その後ろはすごい集団になって渋滞してたから、捕まってたら抜け出せなかったと思う。
【カト】バイク頑張りましたね。 1周目は15位くらいでしたよ。
【板】はい、1周目は思いっきり飛ばしましたよ。スタートしてすぐに2,3人抜いて、それからずっと飛ばしてきましたので・・・。
【カト】でも、3周目は垂れてましたね。
【板】えぇ~~、解りましたか・・・。(^^ゞ
実は、3周目に入って右足のふくらはぎがピリピリしだして、ちょっと脚をセーブしていたんです。
【カト】4周目はまたスピードが上がっていましたけど…。
【板】そうなんです、ラスト1周だったし、ちょうどオミノの人と抜きつ抜かれつをやっていましたからね。でも、その頃は、右だけでなく左のふくらはぎも攣りそうになりながら漕いでいたんですよ。攣ってしまってもいいから最後まで飛ばせるだけ飛ばそうと思っていました。
【カト】途中でタチトラメンバーともすれ違いませんでした?
【板】3周回目に入ったら次々とすれ違いましたね。大概一瞬で抜いていったのですが、何故か野本さんだけががんばって抜かせてくれませんでした。並走だから、って言っても練習と勘違いされていたみたいで、なかなか抜かせてくれませんでしたね。
これで結構脚を使ってしまったので、声を掛けなければと後悔してました。(笑)
【カト】記録も良かったでしょう。
【板】走り終わってサイコンを見たら、周回速度は平均35.5kph、最高速度47kphでした。19位で引き継いで10位で渡すことができたので、我ながら、良く走ったな、って自分を褒めてあげたいと思ったくらいです。(笑)
【カト】お疲れ様でした。打ち上げで大いに盛り上がってください。
ランのタイムは20分強でしたね。
【飯】もう少し早く走ろうとしたんですけど、脚が動かなくて。3周目からペースがもっと落ちちゃった。前の2人を追って1周回目では差を詰めたんだけど3周目で離されてしまいました。
板垣さん設定の目標タイムが18分だったし、2位との差が1分ちょっとだったから、もうちょっと頑張れれば、と後から思ったけど詰められなかったな~。フクちゃんが走ってたら2位でしたね。
【板】大学生は速いね~!
【ゴメ】50代のオヤジ達にとって、彼らの速さは異次元ですよ。
【飯】かなりのスピード差で抜かれましたよ。キロ3分台で走ってる。全然ついて行けない。
【板】オレはバンバン抜いたよ!
【全員】
・・・・・・・・・・・・・
【板】大学生がたくさん参加してる中で50代のオッサン達が、しかも珠洲のすぐ後で頑張ったよ。3位だよ、3位!
よ~し、来年また頑張ろう!
そうだ、タチトラの最強女性陣とリレーで勝負しようよ。 でも、来年はタチトラ50’sじゃなくて、タチトラ OVER 50's だけどね。
追:
大会参加の皆さん、マーシャル及びボラでサポートにまわった皆さん、お疲れ様でした。
皆さんのおかげでとても良い大会になったと思います。
来年も頑張りましょう〜!
注)
このストーリーには一部事実と異なる妄想も含まれております。
2016.09.04 佐渡国際トライアスロン大会
参加者:
名雪理事長、、古塩コーチ、土屋さん、吉本さん、宮川さん、石兄さん、大内さん、迫田さん、かとてるさん、河野さん、千原さん、布野さん、稲守さん、浜本さん、馬場さん、関根さん、塩坪(報告)
ロングの中でも距離が長いと噂の佐渡Aタイプにエントリーしたところから挑戦が始まりました。タチトラに入って5年。初めてバイクを手にした時には考えもしなかったロングへの挑戦。アイアンマン…バラモンキング…ストロングマン…そしてアストロマン。それぞれの違いすら知らなかった私がまさか佐渡Aにエントリーする日がくるとは。
スイムとランはともかく、バイクが課題でした。バイク190キロって、体どうなっちゃうんだろう。でもトライアスロンて、バイクが1番長い。ロング完走のためには、私の場合バイクをどう練習できるかにかかっていました。
富士五湖ウルトラマラソン、佐渡Aと、今年は大きな山を二つ自分に課したので4月のウルトラまではとにかくラン!走ることしか頭になく、ひたすら走っていました。ウルトラマラソンを無事終えて、すっかり燃え尽き、バイクを練習しなくちゃと言うもののなかなか佐渡スイッチが入りませんでした。
そんな私にもタチトラの方々は親切にバイク練習の方法やコース、技術を沢山アドバイスしてくださいました。なかなか皆さんと練習出来なくて一人練習が多くなりましたが、漠然としていたバイクパートに対しての意識が上がっていきました。
徐々に大会が近づいてくるのをドキドキしていたら、直前になってGPS時計が故障。電池を替えても画面が付かなくなりました。最悪のタイミングでした。直すことも出来ず、そのまま当日を迎えることに…
9/3(土)佐渡入り
新幹線でお隣だった稲守さんに時計故障のことをお話ししたら、2つ持ってきたからとお貸しして頂けるということで本当に感謝しかありませんでした。迎えのバスに乗り、初浦島。とっても綺麗な宿でした。新館裏で無音では…とマッチョ宮川さんの流してくださったBGMを聞きながら、汗だくでバイクを組み立て、午後3時30分頃選手登録を済ませました。事前に買っていましたが、補給食をブースで更に買い足し、完走出来なかったら貰えないから…と記念ポロシャツも買って、選手説明会に参加しました。全国大会に出場したという「おけさ」を見て、初めての佐渡を初日から感じました。その時点で大会当日の予想最高気温は33度でした。
9/4(日)大会当日
午前3時に起床。朝の弱さは相変わらずの私ですが、前日は午後9時過ぎに寝たので意外とサッと起きることができたのでは?と思います。Aタイプのスタートは午前6時。Bタイプのスタートは午前7時30分。同じ女性部屋で初めましてのベテラン馬場さんにあまり早く会場入りしても、待っていなければいけなくてトイレも並ぶことになるからとアドバイスを頂き、朝食後にゆっくり準備することができました。外に出てみると、まだ太陽は出ていないのに蒸し暑く、午前5時頃、会場入り。トランジションエリアでセッティングを済ませた後すぐにウエットスーツを着て入水チェック。前日の暑さの名残なのか水温はスタートの午前6時時点で25度。ぬるい…ウエットスーツは暑く、心拍数も上がっていました。
スイム3.8km(1.9kmを2周回)
午前6時、「30秒前なのでスタートの準備をして下さ〜い」とのことでテープが引かれた、浜から100m沖に向けてゆっくり歩き始めました。テープにたどり着く前に結構唐突にスタートの合図。3.8kmのスイムパート、私の目標は1時間20分以内に上がることでした。馬場さんのお話では「常に周りに人がいる」とのことでしたがその通り、上に乗られるわ蹴られるわ、頭抑えられるわと波の動きもわからない状態で1周目を泳ぎ始め、折り返しまで異常に長く感じました。久々のウエットスーツは動きづらくて苦しかったので、とにかく落ち着かなきゃとわざとゆっくり泳いでみたり、息継ぎをするときは空を見上げるほどローリングしてみたりと色々気分転換をしました。折り返してからはちょうど息継ぎをするときにバッチリ太陽と目が合ってしまいブイは見えず、波で横に流される感覚があり、泳いでみると何掻きもしないうちに境界線のライフセーバーに近づいて行ってしまい「みなさーん流されていますよー!」と言われてしまいました。何度か蛇行を繰り返してやっと1周目を終えてふとアナウンスを聞いていると「Aタイプスタートから40分が経過しました!」よよよ40分!?これではバイクへの貯金が残せない!!と焦りました。が、ここ最近の大会中の事故は怖いので「もうタイムいいや」と割り切り、一呼吸おいて2周目スタート。2周目の行きは単独でブイの近くを泳げて1周目よりも確実に楽でした。折り返してまた日差しと波に右往左往しながらなんとか3.8kmを泳ぎ切りました。スイムアップは、Bタイプスタートのカウントダウンをするタイミングでした。1時間30分近くかかっていたことがなんとなくわかり、ダッシュでトランジションエリアに向かいました。
早く早くと焦り、せっかくお借りした稲守さんの時計を付け忘れてバイクパートへ…あぁやってしまった。
バイク190km(佐渡1周)
暑い…バイクスタートからしばらくは、スイムでの波酔いなのか、暑さのせいなのか、気持ち悪さが抜けず吐き気との戦い。息苦しい時間が続きました。50km地点くらいで腰痛と足の裏の痛みを感じ、ちょっとした登りでバイクを降りてしまいました。「こんな所から降りてたらもたねぇぞー」と後ろから来た方に言われたり、「大丈夫ですかー?」と声をかけていただいたり。落ち着いてから乗り直し、それでも腰が痛すぎたのでDHポジションを早々に諦めました。70kmあたりの名物Z坂、過ぎてみて「ん?もしかして今のがZ坂??」というくらい景色や、先のコースを見る余裕はなく、全くと言っていいほど集中力がありませんでした。唯一自分との約束は、苦しくても30キロ毎に補給食を取ることだけ。気持ち悪さが和らぐと、襲ってきたのは容赦のない暑さ。視界がボーッとし始めて次のエイドでリタイアしようか…とエイドが近くなる毎にそんなことばかり考えてしまいました。でも、エイドでは水と氷を必ず頭、首、背中に思いっきりかけてもらい、さらに冷たいスポンジで顔を拭くとその都度思考が回復するのを感じました。更にあの暑い中、全選手を笑顔で迎えてくださるエイドの方に「頑張ってください」「行ってらっしゃい」と背中を押して頂くと、思ってはいても自分からリタイアという言葉はどうしても出てきませんでした。100kmを過ぎたあたり、「遠田ちゃーん!」と後ろから声が。振り返ると今回パキパキに体を鍛えた河野さんが笑顔で私の隣へ。左手を私に伸ばして「はい、これ!」と手渡してくださったのは、なんと時計!しかもストップウォッチがスイムスタート時間から動いたままになっており、何時間経過しているかが一目瞭然でした。もしも会えたらと持ってきてくださったとのことでした。河野さんが神様に見えました。サイコンの時計もズレており、ただただ時間もわからず、距離しか頼りがなかった私に、ここに来て制限時間に間に合うかどうかを計算する手段を与えて頂きました。本当にありがとうございました。せっかくご好意で貸していただいたのに慌て過ぎて付け忘れてしまった稲守さんの時計を間に合えばランから付けて計算…と思っていたのでこのバイクで時計装備は私に希望を持たせてくれました。そこからはスイッチが入り、残り70kmでの私の逆算では、バイクの制限時間30分前までにランに入れるという計算でした。正直、バイクが間に合うと思っていなかったのが本音で、せっかく来たんだから行けるところまでは行こう、くらいの気持ちで漠然と脚を動かしていました。でも瞬間的に思ったのは「ランパートに入れるなら、完走出来るかもしれない」でした。ここからは、どうやって何を考えてバイクを進めていたのか覚えていません。ハッと気づいてスピードを見ると平坦な所では常時、時速30kmほど出ていました。これならイケるかもしれないと必死だったことは覚えています。残り20km辺りの登り坂で、チェーンが外れてしまい焦ってガチャガチャしているとたまたますぐ後ろにメカニック車が!「やりますよー」とあっという間に直していただきました。午後4時ちょうど、トランジションエリアに入る手前で、タチトラジャージでこちらに手を振っている人影が…今回リハビリ中のため残念ながらレースには出ることが出来なかった千原さんが応援に駆けつけてくださいました。まだランが残っているのに、嬉しくて泣きそうでした。バイクの制限時間は午後4時30分。計算通り30分残しでバイクを終え、脚が震えていたのでトイレに行ったりと少し落ち着いてからゆっくりランをスタートしました。
ラン42.2km(片道約10.5kmを2周回)
10分ほどトランジションエリアにいたらしく、ランに残された時間は5時間20分。相変わらずの暑さを背負いながら、完走の2文字と、アスロトマンの6文字はちらほら頭に浮かぶものの、この微妙な残り時間では全くわかりませんでした。信じられるのはウルトラマラソン完走の脚のみ。最近よく褒められる?ふくらはぎがどれだけ動いてくれるかにかかっていました。なぜか最初の5kmは辛くなく、更に完走の文字が近づいてきました。しかし距離はフルマラソン。調子がいいからと始めから飛ばせばどうなるかはよくわかっていました。とにかく最後の5kmまでは無理はしない、我慢。でも残り時間からすると歩くことは出来ない。見通しの良い田んぼのコース、先の先まで見えて折り返しまでが長く感じました。そこですれ違った石兄さんと布野さんにパワーを頂きました。かとてるさん、河野さんともお会いできてとても嬉しかったです。折り返して1周目の復路は下りが多く脚が勝手に前に出ました。その頃にはAタイプの方は2周目を終える選手の方が多く、まだ1周目の私にも「お疲れ様ー!おかえりなさい!」とお声をかけてくださる沿道の応援の方々。「本当にこれで終わりなら良いのに…」と思いながら「ありがとうございます」とやっとやっと返事をしていました。2周目突入直後、既にフィニッシュしたであろう女性から「いけますよ!まだ2時間45分あります!淡々と行きましょう!行ってらっしゃい!」と。この言葉が残りの21.1kmを常に助けてくれる事になりました。「淡々と走る」しかありませんでした。泣いても笑ってもあと2時間45分で終わり。日は落ち、やっと暑さは和らいだものの、流石にダメージを感じずにはいられない状態でした。同じコースを走って帰ってくる自分を助ける気持ちで、なるべく早く折り返さなきゃと思い淡々と最後の折り返しを迎えました。残り時間1時間20分ほど。しばらくそのまま走り、なるべく地面の衝撃を膝に受けないようにと摺り足で走ったつもりでしたが、下りだったこともあり5kmを残して、ついに膝に力が入らなくなりました。マズイ…残り45分。歩けば間に合わない。騙し騙し最後のエイドへ。最後のエイドから1.8kmだと思っていたら、私の勘違いで2.8kmある事に気づき、焦りました。残り22分。スイッチを入れる時が来たと思いました。「7分/kmで走ったら残りが1分。でも最後少し登りがあったはず。目標6分/kmだ。」気持ちはダッシュでした。「自分の性格じゃ、ここまで来て1分1秒でも間に合わなければ絶対来年もやると言い始める、どうせやるなら今日完走してやる」を合言葉に、もうフィニッシュしているであろうタチトラの皆んなが浦島の食堂でお疲れ様のジョッキを持って大型スクリーンを見ながら待っててくれているはず!と思っていたらいつの間にか残り800m。残された時間は10分ほどありました。間に合った。あとは転ばなければ間違いなく間に合う!商店街の「おかえり」は今度こそ自分に向けられたもので、ありがとうございますと引きつった笑顔?で応えていると、廻田さんが手を振って呼んでくださっていました。「フィニッシュゲートの右側で皆んな待ってるから!!」と。フィニッシュゲートでテープを持ち上げ、完走メダル、フィニッシャーポロシャツを受け取り、アンクルバンドを外してみんなの元へ。疲れているはずなのに、待っていてくださいました。午後9時30分、私がフィニッシュして5分後に、大会終了の花火が打ち上げられました。
トータル:15時間25分05秒
長く、暑すぎた1日でした。佐渡大会のホームページによれば、最高気温は33.6度だったそうです。
佐渡Aタイプへの挑戦が出来たこと、更にアストロマンになることが出来たのは、ご一緒した方々はもちろん、家族や応援してくださったタチトラの方々、またやるのかと呆れながらも理解して休ませてくれる職場の方々、沿道の応援の方々、それにマーシャル、メカニック、ボランティア…もう挙げたらきりがない程の方々のおかげです。いつも感謝しかありません。
人生の中での大きな経験をさせて頂きありがとうございました。
厳し過ぎる猛暑の中での大会ではありましたが、佐渡が良いところであること、佐渡大会が良い大会であることは間違いありませんでした。バイクで見た海の綺麗さや、暗くなってからのランパートで見たことのない星がたくさん見えた夜空は、最高でした。
大会が終わった日の夜はご飯は入らないわ体が火照るわと全然眠れませんでした。
3日目も暑い日でした。フェリーでは佐渡を離れて現実に戻っていくのが寂しかったです。また機会があればみなさんとご一緒させて頂きたいです。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました。あまり私からタチトラに貢献出来ていませんが、出来る時はなるべく皆さんと練習したり、イベントに参加したりしていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。
H28.08.28 TRIATHLON珠洲☆
大会レポート
「ゴメさん 男ギアで男気をみせろ!」
参加者
氏田 岡安 西脇 鬼塚 飯田 板垣 松岡 長谷川 福島 小穴 中込(報告)
トライアスロンにチャレンジして2年目、今年は一度ミドルに挑戦したいと調べもせずに珠洲に申し
込んだ。後から聞くと激坂らしい、BIKEが苦手 さらに坂が苦手な自分としては不安でいっぱい
になる。日曜日の練習会にできるだけ参加し、坂対策を少しでもやらないといけないと考えていた。
タチトラメンバーは、バイクを強化している人が多い。ホイールを新調する人が増えた。坂対策には
ならないが、酔った勢いでポチッと、とうとう自分も50mmに手をだしてしまった。
ホイール到着は出発の前日、レースに間に合うが練習する時間もなく使用することになった。
セッティングをショップにお願いしながら、坂が苦手であると相談した。すると 「このスプロケットは23Tなので平地用で坂は大変ですね。クランプスプロケットも大きいですし・・」
いつまでたっても坂が上れない理由が今更やっとわかる。28Tの在庫がなく,このまま翌日の出発へ
8月27日
朝 みんなで立川に集合。11人中5人が初ミドル。初めての距離は緊張するものである。
オヤジ集団の中に小穴さんが加わることで和んだ雰囲気なった。この時はレース展開のことなど考えていなかった。
全体でもニューバイク3名・ニューホイール3名と珠洲でなんとか結果を出したい気持ちが現れていた。
3台の車に分乗。車それぞれでは、会話のカラーも違うと思うが、長谷川号は、8時間トライアスロン談義になり、今までのレースから練習・補給食・関連の本など知らないことばかりですごく良い情報交換となった。また、天気の行方も大変心配であるがレースは問題ない予報となっていた。
珠洲到着後
車検と説明会に参加。競技委員長から 「みなさん16°の坂を楽しんで下さい!」との挨拶。
全員でバイクコース見学+観光へ行くことになった。登りは3ヶ所であるが、だんだん高くなる。
山伏山・木ノ浦・大谷峠の最大の難関が16°の大谷峠。
2つの登りを見学した時点で坂はもう十分という気持ちになっていた。
まだ観光気分でゴジラ岩の写真を撮っていた。最後にループからの大谷峠は、今まで登ったことのないほどの急斜面。明日は、やめて帰りたい、絶望的な気持ちでなぜ申し込んだかと後悔していた。
「慰めにはならないけと車からの方が斜度がきつく見えますよ」と長谷川さん。
坂の攻略方法や板垣さんの見せ場(他の人を抜くポイント)などでもりあがる。
車のなかで23Tの話をすると、板さんが 「23Tは、男ギアというんだよ。ゴメさん男ギアで登って男気みせろ!」と繰り返す。 「まあ、23Tでは、あの坂は上れないよ」 と好き勝手なことをいっている。
西野さんに手配してもらった旅館は海沿いで雰囲気もよく、魚もおいしくかった。
ただ、明日を考えるとあまり食欲がでない。
8月28日
レースの当日 4時に起きて準備を始める。朝食・移動・試泳を考えるとこの時間になる。
トランジションの準備も終わり出発となった。最大の心配の坂は歩く前提で、完走が目標と腹をくくった。
SWIM 2.5km
自分は第3WAVEでスタート。波も少なく、水も透明で泳ぎやすい。2.5kmであるがあっという間に
Uターンのブイにたどり着く。トータル約8時間のレースで配分もわからない。多少セーブだ。
透明度が高く他人を避けて泳ぐことができた。最後の500mほどは、波となったがまだ泳げる楽しい気持ち
でスイムアップした。
トランジション
氏田さんを発見 この時ワッキーはすでにタチトラ1番でバイクにのっていた。
板垣さんは、バイクの位置がわからずアタフタしており観戦者から「タチトラガンバレ」との声をかけてもらっていた。私は、長谷川さんの目印のタチトラジャージを目指していた。バイクの目印は重要だ。
オリンピックディスタンスと異なり、まったりとした雰囲気。補給食をとり、ゆっくり持ち物チェックをしていると飯田さん・板垣さんに抜かれていく。ライバルの岡安さんの姿は見えない。バイクで追いつかれないようにしないと。
バイク 102.2km
バイクで走りだすと、周りからどんどん抜かれていく。1周目は、様子見で体力キープと思ってセーブしていると福ちゃんから「ゴメさん見っけ」と声をかけられ、小穴さんにも抜かれ、2人は前の集団さえもぶち抜いて見えなくなった。
2つの坂は、想像ほどでなく なんとか越えることができた。坂では他人も早くない。みんなが苦戦している。
あとは大谷峠を残すのみ。ここで男気が見せられるか? 板さんの鼻を明かしたい。
ループ後の峠直前のエイドは無視して大谷峠へ、ループから一転山道で山伏峠のような雰囲気になり道も狭く緊張した。前日の坂攻略法を思い出す。とにかくカーブの外から外へという大回り作戦が上手くいった、斜度を緩和してくれる。
「ここが最大斜度ですよ」カーブで声をかけてくれる人がいる。あともう少しだ、先にはナンバーチェックの
人がいる。やっとたどりつくと、まだ坂が見える。げんなりしていると上から「ここが頂上です」との声。なんとか
がんばり蛇行により迷惑をかけたが耐えきって足をつかないで登ることができた。あとは気持ちよく下るだけだ!
珠洲の下り坂は景色がよく気持ちがいい。さっきの苦しい登りは、この下りの気持ちよさためにあったんだ。風を感じながら降りていく。あの激坂がなんとかなった。タチトラの練習会はウソをつかない、やっぱりすごいと痛感した。なんとかスタート地点ににたどり着く。
Bのフレッシュな選手に抜かれるがAの選手には抜かれるわけには行かない!
スピードアップいくが途中でツール缶とボトルをホルダーごと落とす。もう、パンクはできない。前に進むだけだ。大谷峠前のループの先のエイドでは休憩者が多い。みんな坂の前に休んでいる。うらやましくてスピードがおちる。でも、さすがに時間もなく休憩なしで大谷峠に突入。
2周目の坂はさらにつらい。大回り作戦と蛇行を繰り返して足を着そうになるにがなんとか耐えた。バイクをおりて押していく人が増えている。 なんとか耐えきり、この時、歩いている彼らに勝ったと思った。
「ここが頂上です」との声に勇気を振り絞り登りきった。2周とも足をつかないで越えることができた!満足とともに集中力がいったん切れて、登り切った満足と疲労でゴールまでの記憶は無くなっていた。。
大幅に順位を落としたがBIKEが終わってほっとした。ここまで5時間17分 450以上順位を落とした。
あとで大谷峠を登った岡安さんは、板垣さんの厳しい声をかける顔が頭に浮かび坂を乗り切ったと言っていた。これもチーム力である。
ラン 23.3km
残りは、ランだけ。どこまで足がのこっているか? 早くはないがなんとか走れる。
走り出すと、エイドが2kmおきにある。これはうれしい。飲んだり食べたり、特にスイカが美味しい。ちょっと疲れるとエイドが現れるというすごい間隔。ストレスなく走れた。ただ、距離が進むにつれて食べ過ぎが影響し、お腹が膨らんでいく。 氏田さんと福ちゃんは快調にとばしてトップ争い。
私の前には小穴さんと板垣さんのデットヒートがあった。エイドで休む板垣さんを小穴さんが再三抜くことに、同時ゴールを試みた板垣さんをゴール直前で後ろからあっさり追いぬき、抜い追いつけなくなっていた。勝負になると強い事に驚いたた、大事なゴール写真は自分ひとりで写りたいと考えたのかもしれない。
往復なのでみんなとハイタッチもできて楽しい。長谷川さんとワッキーの姿が見えない。
長谷川さんは、すぐ後ろで会えなかっただけだったようだがおかしい!ワッキーはかなり後ろだ。
なんとパンクトラブルのようだ。それでも完走を目指す姿がカッコよかった。
後日の話題では、パンクの時に側溝にクイックレリーズを落としたワッキーの前に現れたおじさんの神対応が盛り上がった。なぜか磁石と釣糸を持っていて、クイックレリーズを側溝から釣り上げたらしい。この行為に本当におどろいた。
私は8時間の楽しい時間を過ごし念願のゴールに駆け込んだ。やった!峠を越えることができたんだ!
そして、ミドルが初完走できたこと、板垣さんの予想を越えることができた。
時間も長いために色々なアクシデントが起きたがタチトラ全員が完走することができた。
みんなグランドの芝生に寝転んで、レースが終わった満足に浸っていた。
「男気を出したゴメさんが珠洲レポートだね」 とレポート指名されていた。
<リザルト>
1000人登録 906人出場 完走832人
全体 エイジ
福島 7:11:45 247位 38位
氏田 7:18:11 289位 66位
小穴 7:22:58 320位 2位
板垣 7:28:09 348位 14位
飯田 7:40:52 433位 64位
中込 7:53:18 511位 81位
長谷川 7:58:47 541位 85位
鬼塚 7:59:49 548位 40位
岡安 8:22:38 651位 107位
松岡 8:36:41 706位 34位
西脇 8:53:25 755位 14位(敬称略)
<さいごに>
個人的には初ミドル完走と8時間以内と自分として満足な結果となり楽しかった。 終わった後も
極端な疲労や痛みもなく次に続くレースとなった。
次回は、レース配分を考えたり坂対策を強化してもう少しタイムが短くなるように練習したいと思った。
色々と手配していただいた西野さん、氏田さん、参加されたみなさん、大変ありがとうございました。
第18回うつくしまトライアスロンinあいづ
第4回 榛名湖リゾート、トライアスロンin群馬
2016年7月30.31日
出場者: 伊藤るみちゃん エイジ優勝!
河野さん、ヤニクさん、今里(報告)
7/30(土) 13:00~受付、車検、レース説明会
7/31(日) 6:00~受付、ナンバリング
7:00~入水チェック
8:00~第1ウェーブスタート
13:00 終了
7/31 8:00時点 気温25度 水温23度 ほぼ快晴 風ほぼ無し 標高約1000m
湖の水の透明度まあまあ良好 波やや有り程度 という最高のcondision
分類はスタンダード、ビギナー、リレー、ジュニア、キッズと豊富。
スタンダード(51.5)男子総合エントリー数約450人。 51.5女子総合エントリー数52人。
スタンダードは、
swimがflowtingstartで沖の白ブイとstart地点の白ブイを行って来いの2周回。(750mX2) bikeは湖と榛名富士の周りを回るコースを5周回(40k) runは、湖畔2周回(10k)
7/30 8:00に車で河野さん宅に行きbike2台車載し圏央道入間IC~関越道渋川伊香保IC 榛名湖手前の岡本太郎の作品の数々が展示してあるうどん屋で河野さんの大学時代の友人(アメ車トラック)と合流。河野さんと友人の方は2年前にハルトラ出場したとのことでした。
現地到着し受付済ますと、ヤニクさんと名雪さんに会いました。それから競技説明会。優勝者には、なんとTTbikeがプレゼントらしです。会場内はTTbikeの試乗会やトライアスロンショップの出店があったりteamやファミリーでわいわいとお祭りムードでした。
それから伊香保温泉の宿に向かいました。伊香保温泉で有名な長い石の階段のあたりを散歩。温泉。高原の風ですごく気持ちいいです。そして宿で軽い宴会。
遂に大会当日。4:30に起床。涼しい風どころかさむいくらいです。6:00に会場到着。受付、ナンバリング。入水チェック。淡水のウエットスーツの浮き具合は、poolと同じ感じですが、私的には海のすごく浮く感じの方が好きです。swimSTART直後ワカサギが4匹泳いでいるのが見えました。浅い所では透明度約3~4mでした。沖と手前のブイには、コースロープがはってあり、進行方向を見失わないために皆ロープそばを泳ぐ為その部位は乗っかられたい引っ張られたりともみくちゃです。ブイタ-ンも同様です。ロープの外側狙いでブイターンは隙を見てインを攻めるのがベストみたいですね。私は第一ウェーブのSTARTでさらに一番前からのスタートになりスタートと同時にオーバースピ-ドペースで泳ぎだしたら前半手前ですごく腕が重く感じペースダウンしてしまいました。(標高高く空気薄いためか?いやいや言い訳っぽくてやですね,やめときましょう)私的には沖に2つのブイがあり3角形で泳ぐより今回の沖のブイを行って来いの方が長く感じました。終盤では前回の新島より絶対遅いだろうな、という悔しい気分でのswimフィニッシュ。そしてbikeスタート地点で名雪さんとタッチ。パワー頂きました。そいてswimの借り返すぞっていう感じで気合が再度入りbikeスタート。説明会でもこの大会は、bikeが肝ですと言ってたくらいです。名物のmelodylineという約10%位の長い上り坂を5回登ります。ほとんどの人はここで超ペースダウン。そしてその上りを登りきるとこんどは、激下り坂。60km/hマークしました。ただ路面は悪く凹凸多く恐怖心との戦いです。ただその恐怖心に勝てばまた直ぐに迎える上り坂でアドバンテージです。ボトルの水分をとる暇がわずかしかありません。しかしコースアウトし救急車で搬送されてる選手もみかけました。落車しないように終始緊張の連続です。
次にラン。これも前評判とうり、スタート直後のきついところでのとどめをさされるかのごとくの激登り坂(15%あるんじゃないか?)しかしまあよくこんな坂のコース見つけてきたな!と感心しました。しばらくそれに耐えるとやっと平坦ぽくなってくると今度は地獄からリゾートという感じで左手には綺麗な湖、右手には榛名富士をのぞむという最高のロケ-ション。快晴でも木が多い為木陰の下を爽やかな風と共に走るというすごく気持ちのいいものでした。それを2周回。 長いストレ-トの両側には多くのギャラリ-、応援の方々、そして遂にFINISH!!!! ヤニクさんたちと喜び合い、鉄人小川さんたちとゴール付近で記念写真。
快晴、爽やかな風、綺麗な湖と山々、完走の気分の良さとで最高でした。前回の新島大会とはまた違う魅力がここにはありました。
スタンダード男子総合順位、375位中253位と結果も厳しいものでした。来年はもっと良い順位を狙いたいです。
追伸、車で2時間強で、bike輸送の手間なく、ちょっと榛名湖行ってきます~なんて感じの気軽さもハルトラの魅力です。爽やかなハルトラ(きついけど)皆さんにぜひおすすめです。
ちなみに、帰路、伊香保IC手前の(あおぞら)という焼肉屋、トラ後の肉を欲した体には美味しくおすすめです。
2016.07.10(SUN)第33回三浦遠泳大会「4km」
参加者:
鬼塚、吉本、石兄、三浦、中込、野本、千原、小穴、仲谷、伊藤るみちゃん
岡本(報告)
宮川さっちゃん(応援&カメラマン)
昨年は遊泳禁止で大会中止になり、海水浴&飲み会になってしまった三浦遠泳大会。
昨年までは8月開催だったのに今年は7月開催になり、日程が合わなくて断念した人もいたようです。
天候不順で各地の大会が中止になったりして、開催が心配されましたが無事に大会開催。
情報では、曇りのち晴れ、気温26℃、水温24℃でOWSには絶好のレース状況と思いきや、海の中は、視界不良、うねりあり、浮遊物あり、流れがなく、クラゲが少なかったのが救いでした。
8時20分に三浦海岸駅に到着、受付を済ませ、腕にナンバーを書いてもらいます。
指定された海の家へ。出場選手が次々に集まり、腹ごしらえや着替えなど、10時からのスタートに向けて各自それぞれ準備をします。
ウォーミングアップのために海に向かいます。波打ち際は腰の高さ位のダンパーの波、水温は温かい所と冷たい所が層になっているけど、ノーウェットスーツで泳げそうなので水パンで泳ぐことに決定。それより、視界が1mくらいしかない、しかも、若干臭いがする。20分ほどの試泳を済ませて、海の家に戻ってスタートを待ちます。
10分毎に4つのウェーブに分かれてスタート。第1ウェーブは39歳以下、第2ウェーブは40歳代、第3ウェーブは50歳以上、第4ウェーブは女子です。
沖合ブイまで数十m行って右折し、海岸に並行して泳ぎ左回りで500m先のブイを折り返し、1000m離れた反対のブイを折り返して2周回して戻る4kmのコースです。
自分は第2ウェーブで知っている人が誰もいませんでした。バトルは嫌いなのですが、後ろからのスタートもイヤなので、アウト寄りの2列目位に並んでスタート!! 沖合のブイまではスタートダッシュに成功!と思ったら、右折すると人に囲まれてバトル状態が折り返しブイまで10分間続きます。平泳ぎして人のいない場所を探しながら、反対の折り返しブイあたりでやっとマイペースになれました。すでにスタートから30分が経過。ここからが長かった。
うねりの影響でブイは真直ぐ並んでないので、選手が散らばって何人かの集団で泳いでいます。自分はその集団からちょっと離れ、見える位置を取って目印にして泳ぐことにしました。
しばらくすると異変が、足の指が左右交互に攣り始めます。攣りが収まるまで平泳ぎで回避して泳ぎ続けます。すると、今度は首と左の背中が疲れてきたなと思ったら、右呼吸とヘッドアップがうまく出来ない、しかも真直ぐ泳いでいるつもりでも左に曲っていることに気付きます。幸いなことに左回りのコースだったのでブイが左側にあったので、ブイとの距離を見ながら左呼吸、前方確認は平泳ぎ。のんびり楽しく泳ぐ作戦に変更です。
後日、整体の先生には、首と背骨が変に歪んで、背中が異常に凝っているそうで、そんな状態でよく泳ぎましたねっといわれちゃいました。何したのだろう??
そうこうしていると後ろのウェーブスタートの速い選手が次々に追い越していきます。ドラフティングで付いて行こうとしても視界不良ですぐに見失います。2周目に入るとブイから離れて泳ぐと監視員が近寄ってきて、ブイに寄らないとメガホンで注意を受けます。
最後の折り返しブイを回ったら、ゴールゲート前に浮かんでいる緑ブイを目指しますが見当たらない??砂浜近くまで流されて移動しちゃっています。流された緑ブイを目指して周回コースから離れ最後の気持ちだけダッシュ。
波をうまく利用して波打ち際まで流され、砂浜で立ち上がると、フラフラと波酔いしているみたいです。平然を装って砂浜を走ってフィニッシュ!
名物のお汁粉を飲んで、完泳証を受け取って、やっと終わった充実感!!!
ゴール地点の波打ち際で、さっちゃんと合流し、ゴールする皆さんを応援です。
波打ち際で波に揉まれる人、足が攣って足を引きずっている人、波酔いでフラフラしている人がいましたが、砂浜を必死にゴールまで目指している姿は感動します。
みんなのゴールを待って、記念撮影をして、海の家に戻り、シャワーを浴びて着替えて、食事とビールでほっと一息。
川崎駅まで移動して、居酒屋で反省会。反省することが多い人ほどお酒の量も増えるようです。
また来年も三浦遠泳に出場しようと誓って、暗くなる前に解散しました。
岡本 1時間24分50秒
野本 1時間26分56秒
中込 1時間32分15秒
鬼塚 1時間35分20秒
吉本 1時間41分22秒
石原 1時間48分24秒
三浦 DNF
伊藤 1時間23分23秒
仲谷 1時間31分11秒
小穴 1時間52分57秒
千原 1時間53分28秒
第7回館山わかしおトライアスロン大会
2016.07.03
参加者 氏田さん、飯田さん、板垣さん、塩坪さん、石垣さん、
レポート 野本
■人生初のトライアスロン!そして歓喜の初ゴール!(
未体験の事に挑戦するというのは幾つになっても恐ろしいもの。
子どもの頃から運動が大の苦手で成績はいつでも5段階評価の「
40歳を前にしてメタボ対策で水泳を始めたのが13年前。
その加地さんをきっかけにファインプラザカップでタチトラの方た
ただ、
しかし、その時にメンバーの方たちから聞く話は、「
そんな私が「トライアスロン、やってみようかな・・」
その頃はファインプラザカップ以外の水泳大会にもタチトラの方た
その時は「じゃあ、
昭和記念公園の大会に出ると決めた時の最大の問題は「
しかし、
(自分)「えぇ!だって降りる時どうするんですか?
ここに至って「ちょっとやってみて・・」
そこでテクノ千葉さんと知り合ったのです。
その時、伊谷さんから「さあ、
タテトラはどなたに聞いてもコースが平坦で走りやすく、
そこからはスイムだけやっていた頃に比べてほぼ3倍(
■ 出来るか!?3時間切り!?
大会出発の前日夜、マッチョさんからいただいた「
「分かってないなぁ!トライアスロンって、
翌朝は7時45分迄に柴崎体育館前に集合です。
パンパンに膨らんでいるリュックを氏田号に積み込もうとしている
出発前の記念写真を撮り、
柴崎体育館を離れる車の中で「うわぁ、3時間切りは厳しいなぁ・
館山に向かう車中で何度も計算してみました。「
そうこうしている内に一行は東京湾アクアラインを抜けて館山自動
自分はその日の朝に定置網に掛かった魚で作るという数量限定の定
食事が終わって駐車場に出ると日差しが照りつけてけっこう暑い。
13時前に競技説明会が行われる南総文化ホールに到着。1日に4
いつも通りにヘルメットを被ってマーシャルの方のチェックを受け
ウェーブ別の受付に並んでゼッケンと資料の入った袋を貰い、
説明会場では、
説明会ではトランジッションエリアでのバイクの置き方、
聞き逃すまいと意識を集中しますが、
説明会の中で年代別の参加者を教えてくれましたが、圧倒的に40
自分と同じ条件の参加者が多いことにそこはかとない心強さを感じ
お互いにエールを送りあった後、飯田さんが手配してくれた「
田舎のお母さんという雰囲気の女将さんが出迎えてくれました。部
さっそく荷物を降ろしてバイクを組み立て、
基地のゲートをくぐってフェンスの脇を並んで走っていると、
そのうち沖ノ島が見えてきます。
会場に来るとエイド用のバナナやトマトの箱が積まれたテントや売
最後にトランジッションエリアのそばのゴールゲートを確認。
宿に戻ってからはヘルメットやバイクにゼッケンを貼ったり、
そして、今回の準備のなかで最も大事だと考えていたのは、
しかし、3時間を切れるかどうか分からない自分にとって、
多めに用意しておいた付箋やメンディングテープを氏田さんや板垣
バイクのサドル下にゼッケンシールも張り終わり、
「会場が見える」という氏田さんの言葉に沖ノ島の方を見ると、
宿に戻って間もなくして晩ご飯の準備が出来たというので、
お酒も入って気持よくなりましたが、
布団を敷いて就寝。
■ 決戦の朝!そして想定外の結末・・。
いよいよ大会の朝が来ました!
トライアスロン大会の当日、
トライアスロンを始めて、
この日は失敗せずにうまくコンタクトを入れることが出来て、
どれだけ考えてもタイムは3時間ぎりぎりだし、
苦手なランのことは考えずにバイクで全力を出せという内容でした
トライスーツを着て、飯田さんから手の甲にマジックでゼッケン「
会場に到着すると大勢の選手たちが既に集まりだしており、
その時、
自分の番号のバイクラックの下に荷物を置いて、
「タテトラのバイクコースは広いと思って入ると狭く感じるので、
そして、
コースに入ったところの北側の直線は多少追い風ですが、
試走を終えてトランジッションエリアに戻ると氏田さんが待ってて
「じゃ、バイク置いてきて。ビーチランに行こう」と促されます。
飯田さんにうながされて急遽設けられたビーチランコースに入りま
試しに走ってみると強風に飛ばされた砂粒が散弾のように体にビシ
それから間もなく、「全競技の開始時間を30分遅らせます」
30分くらい経過したところで運営側から「強風のため、
スタート時間も予定より1時間遅らせるとのことでした。
この時点でトランジッションからバイクを引き上げて帰路につく選
板垣さんと一緒にゴールのイメージ写真を撮ったり、
「強風のため全ての競技の中止を決定いたしました」
考えてもみなかった大会中止の報せに呆然となりながら、
民宿でシャワーを借りて、体中の砂を洗い流してさっぱりします。
お昼は「穴子天丼が食べたい」
18時近くに柴崎体育館に戻ってきました。
「まだまだトライアスロンデビューは早い!
最後に、一緒に参加された皆さん、ありがとうございました。(
とりとめもなく長いレポートにおつきあいいただき、
2016年6月4日 伊豆大島トライアスロン大会
参加者:名雪理事長/西澤/濱本/稲森/Pilot Yanick/村井(報告)
梅雨入りした直後に開催される大島トライアスロン大会。
天候や波の影響で、毎年大会が開催されるか直前まで解らずにハラハラされるが、そんな心配も大島の魅力に魅了されて今年も参加!
土曜日のレースだが、朝の便で竹芝桟橋からジェット船に乗っていけば、十分に間に合うタイムスケジュールなのもこの大会の魅力の一つ(^^)
今年も家を出るときは小雨模様で心配していたが、浜松町に着く頃には青空も覗いていて、やる気もアップ。
ジェット船は、船体を浮上させて水上を走るので、波の影響を受けることもなく、ほとんど揺れないので快適。
(ただし海中生物と衝突して揺れる場合があるので、シートベルト着用の事とのアナウンスが!)
出港して2時間弱で、大島の岡田港に到着。(風や波の大小で元町港か岡田港に到着します)
ホテルで、軽く昼食を済ませたらバイクの組立。
今回は、飯田さんに”お尻が痛くならない”プロファイルデザインのサドルを借りてきたので、苦手なバイクも少し楽しみ(^^)
名雪理事長は、ディレイラの故障で、会場のメカニックに向かい修理して貰いました。
(会場のメカニックも心強い)
大島大会のレースコース
スイム:ブイ4箇所を半時計周りで2周して1500m(2周泳いでから上陸)
消波ブロックに囲まれている海ではなく、広い太平洋に向かって泳ぐので、最初は多少怖さを感じる(^^;
また、この大会のスイムは、海への入水と上陸が鬼門。
岩場になっているので、転んだりしたら、体中が傷だらけになってしまうので、注意が必要!
バイク:多少アップダウンのある海岸沿いを走り、折り返してからは街中を走る。1周10Kを4周して40K。
道路の継ぎ目にグレーチング(排水用のフタ)がそこかしこにあり、パンクとスリップの怖さあり(^^;
ラン:海岸沿いを5K走り、折り返して戻る計10K。
見晴らしが良く、景色が楽しめるが、折り返しても5Kは長く、なかなかゴールが見えてこない(^^;
レース
エイジグループで先にスタートする濱ちゃんを応援して、いよいよ西さんと一緒に第3ブロックのスタート。
今年の大島は荒れていて波が大きく、ヘッドアップしてもブイなんて見えない。
波の上に出たときにヘッドアップすれば見えるけど、そんなにタイミングよく波がこない。
私は左呼吸なので、左側の人の動きを見ながら、コースを確認することにした。
左隣の人がちゃんとヘッドアップしているかは、知る由もないが!
大きな波が次から次へと押し寄せてくるので、スタートから沖に向かうときはなかなか進まないし、波を横に受けながら進む時は、あらぬ方に流されるので、常に左隣に人を見るようにして泳ぐ。
それにしてもスイムは楽しい(^^)
ウエットを着ていれば確実に浮くので、大きな波が来ても怖くはないし、プカプカ浮いたり、波間を潜ったりするのも楽しい!
それに大島の海水は、あまりしょっぱくないので、飲んでも喉が渇かない。
熱中症予防には、この海水は良さそうだなぁと思いながら、ちょくちょく飲んでいました(^^;
楽しかったスイムはあっという間に終わり、次はバイク!
トランジット会場には、まだズラリとバイクが並んでいて、スイムは結構早かったと実感。
苦手というか練習をしていないバイク、飯田さんから借りたサドルで、積極的にDHポジションも取りながら頑張ってみました!
海岸線は追い風強風で、下りということもあり、50K以上のスピードが出ました!
グングンスピードが出るので、楽しくペダルを踏んでいましたが、折り返してからは、向かい風の登り。
一気にスピードが落ちて、次々と抜かされていく。
ただ、街中は樹木が多いので、向かい風の影響はそれほどでもなく、特した気分。
サドルの具合は非常に良好で、快適にペダルを漕ぐことができた(回すことは出来ないけど)
しかし2周回目に西さんに抜かれていく。
向かい風登りの道をスイスイ行く西さんを、呆然を見送るだけでした(^^;
4周回目もサドルの具合は良いので、同じサドルを購入することを決定!
やっとこバイクが終わり、ランへ
ランの前半も追い風で気持ちよく前に進む。
沿道の声援に応えながら、楽しく走っていると前方からパイロットが!
既に折り返して、ゴールに向かう途中で流石に速い。
声を掛けたが気づかずにゴールに向かって行ってしまった。
次に現れたのが西さん。
ちょっと苦しそうだが、それでも順調に走っている。
自分も折り返して向かい風を受けながらゴールに向かうが、折り返し後はずっと海を見ながら走れるので、気持ち良い。
暫く走ると、折り返し地点に向かって濱ちゃんが走ってくる。
結構バテている様子だったが、声を掛け合って気合を入れ直す。
すると今度は、ショートの部の名雪理事長が前を走っている。
あれ、なんでこんな所をと思ったら、バイクがパンクして修理していたとのこと。
先に行かせて戴き、気持ちよくゴール!
と、ゴールの前に今度は稲森さんが!
ゴール後に聞いてみると、スイムの途中で波酔いしてしまって棄権とのこと。
確かにあの波では、酔ってしまうよね。
大島大会は、夕方から表彰パーティが開催されます。
タチトラメンバーは、毎年名雪理事長はじめ何名か表彰されますが、今年は残念ながら表彰者無しでした。
地元料理を食べながらビールをたらふく飲み、宿に戻って飲み直し。
翌日は、バイクで三原山登頂!
宿から12Kずっと登り坂(@@)
西さんがスイスイ登っていくと、稲森さんも付いて行く!
私は必死に漕ぐけど、ズルズル引き離されていき、いつの間にか前にはいなくなっている。
稲森さん、速いなぁ!
棄権していなければ、きっと入賞していたろうね(^^)
後ろを振り向くと、あれ濱ちゃんもいない(^^;
景色を楽しみながら走っていたようです!
どうにかこうにか山頂を目指す頂きに着いたので、これからは徒歩で火口を目指す。
高木が全くない一本道を歩いていくのだが、これもハイキングのように楽しい!
火口を望むテラスからの風景は、一見の価値有り!
まだ行ったことのない方は、是非行ってみましょう!
帰りの下り12Kはあっという間!
大島大会は、6月開催ということもあり、天候に恵まれないことが度々。
中止やデュアスロンに変更になったりしたことがありました。
それでも毎年この大島大会に参加しているのは、ここには雄大な自然があり、沿道での熱心な声援、そして東京から船に乗って僅か2時間弱で来れることです。
来年も参加しますよ~(^^)/
記録
Pilote:2:24:48 (S27:44/B1:13:49/R43:15) 総合15位
西澤:2:32:16 (S33:11/B1:12:12/R46:53) 総合43位
村井:2:39:52 (S30:30/B1:20:49/R48:33) 総合68位
濱本:2:51:14 (S38:13/B1:20:30/R52:31) 総合108位
名雪理事長:2:32:36 (S36:15/B1:20:48/R35:33) ショートの部 総合36位
広島みやじま国際パワートライアスロン大会
参加者 田中ザブ(報告)
コースはスイム・バイク・ランすべてワンウェイです。
参加はエリート・一般男女・団体(三人一組)で850名位の大会規模です。
今回は10回目記念大会でしたので壮行会も盛り沢山でしたよ。
次の日の地元新聞、中国新聞は一面にニュースとして載っていました。
日本三景のひとつ厳島神社の大鳥居横(世界遺産)からスイム入水です。
入水までに神社の境内をウェットスーツ姿で歩き本堂でお参り(珍しいから参加者皆さん写真撮りまくりです)
本当に感動します!
厳島(松島)大鳥居から牡蠣棚の横を通り本土まで2.5キロ、満潮時スタートで水温は24度、微妙な風の影響はありました。海水は綺麗では無いです‼︎
でも僕は泳ぎやすかったですが・・・
問題はここから、バイクとランですが山道です。海から上がったらコースは広島のスキー場に向かいます。
スキー場ですよ・・・‼︎
最初は住宅地を走りますが、微妙な上り坂がここから始まります。住宅街はマンホール等が多いので雨でしたら怖いですね。
中盤は何ヶ所か気持ち良く走行出来ますが、残り40キロ後半からとんでもない上り坂と細い一本道になって行きます。50キロ超えたあたりからは、もう一段傾斜か上がり、上れなくてバイク降りる人もいました。前が詰まってしまったのと練習不足で私も降りてしまいました >_<
坂道は本当に辛く厳しかったです‼︎
どうにか頂上まで辿り着くと、あとは下り坂2〜3キロでバイクフィニッシュ。 メチャクチャスピードが出ますので常にブレーキって感じです。
バイクゴール後は好きな所のバイクラックに止められます。
ランは最初数キロは平坦ですが、また山道に入って行きます。ジワジワ足に来ますね〜
上り坂と下り坂の繰り返しで、何ヶ所か上り坂は歩いてしまいました >_<
雨が降っていたから良かったですが、晴れてたらメチャクチャ辛いでしょうね。
エイドステーションはバイク、ラン共に
いい距離感の所にありますので安心です。
運営スタッフ、ボランティアの人達も良い感じでしたよ‼︎
ゴール後は、ワンウェイの大会ですのでパスに乗ってバイクスタート地点まで戻り渋滞もしていたので1時間位かかったと思います。
バイクピックアップ時に、当然ですが全ての荷物が置いてあり運営スタッフ、ボランティアの方々に感謝です。
夜はビールと広島お好み焼きたらふく食べ、締めにマッサージでダウン‼︎
最後に一言、多分普通のミドルとかの方が楽だと思います(^-^)/
本当に上り坂勘弁、厳しかった‼︎
サンポート高松トライアスロン大会
参加者 石原兄貴(報告)
サンポート高松トライアスロン大会は今年7回目にして初めての晴天…というか、猛暑の中、ヘロヘロでゴール、成績はイマ3の結果でした。(>_<)ゞ
唯一の収穫は、早くも暑さに身体が順応出来たことかな~
大会には安田団長とホリエモンも参加して多いに盛り上がりました。
ちなみにもちろんホリエモンには勝ったけど、団長には負けました…完全マジモ~ドだったなぁ。
司会実況はレジェンド山本光宏、
大会運営も地元若手の情熱いっぱいのスタッフによる素晴らしい運営でとてもイイ大会でした。
ただバイクのマナーは最悪!
これが唯一のマイナスポイントでした。
以上、高松より愛を込めてご報告…
バイ…いしあに
セントレア・アイアンマン70.3
参加者:
ポスト小林さん、長谷川さん、下田さん、岡本さん、
春口
■春口報告
セントレアのハーフアイアンマンに初参加してきました!
過去のレースレポートで、マッチョさんたちのセントレアのレポートを見て、「自分には早かったかなー」と若干不安もありましたが、スタート前ウロウロしているうちに、立トラの皆様に会え、緊張もなくなっていました(^^)
<スイム>
スタートは岡本さんと同じウェーブで、スタート直前までコース取りなどを教えてくれたので、水曜の練習会の気分で緊張ゼロでスタート。
岡本さんの後ろをついてくも、100m位で徐々に引き離され、そこからはマイペース。
そこそこ頑張って泳げたかなー
という感じでしたが、タイムは40分オーバーm(_)m
「やべー!」と独り言いながらも、着替える場所に行くと、岡本さんがちょうどウェット脱ぐとこだったので、「そんなに遅れてないかも」と少しほっとする。トランジションは毎回適当なのであっという間に終わり、まだ着替え途中の岡本さんに挨拶するも、気づいてもらえず。
<バイク>
最初は16㎞の平地を4周回するのですが、180度ターンの連続。面倒ですが立トラの人とすれ違う場面も多く緊張がほぐれて良かったです(最初のうちだけでしたが)。
岡本さんとも、すぐにお互い笑顔ですれ違いました。そうしている内に30分後にスタートしたポストさんとも会いました。お互い笑顔ですれ違い(^^)
しかし暫くすると、後ろからのポストさんとの距離がどんどん縮まってきます。Uターンしてから会うまでの時間が最初は5分位あったのに2分位になってしまいました。いつもの温厚なポストさんの笑顔が、だんだん番長がバイク練習で虐める時の不敵な笑顔に見えてきます。
スタート前では「ランで追いつくと言っていたのに「話が違うぜー!」と思いつつも、後のランを考えるとペースを上げる勇気がありません。そうこうしているうちに、ラストの周回になりました、折り返すと30秒位で物凄い勢いでポストさんが来ます。1台だけペースが別格です。まるでマッチョさんです。ポスト小林→マッチョ小林に変身です。手をあげて挨拶するも、怪しいスマイルが返ってきました。
「もうだめだ、抜かれる!」と思い、ギアを一段上げ泣く泣くペースアップ。そこから最後の周回は必至で逃げまくりました。途中長谷川さんとすれ違いましたが長谷川さんも快調なペースで走っていました。その後は振り返る余裕もなく周回終了、アップダウンのコースに移ります、前半我慢した分このアップダウンは調子良く、本当に1台も抜かれず沢山のバイクをパスできました。だいぶ早い段階で「道開けろよ!」みたいに抜かしてった感じの悪いやつを最後に抜かすことができ気持ちよくバイクアップ。後ろにポストさんがいないのを確認。抜かれた時点で30分差がついてしまっていることなのでちょっと安心。
<ラン>
ランのトランジットでは
「いやーあと1種目早く終わらないっすかねー」
なんて、ならミドルなんかでるな!!とどやされそうな会話をしつつ嫌々スタート。
今回のコースは、12km位まで結構激しいアップダウンなので、本当に憂鬱です。バイクの捕食で食べた煎餅が今回しょっぱすぎてやけに喉が渇きます。
遅いながらも歩かずに何とか坂をクリア。最後の激坂を登ってくと、小太りのおばちゃんが「ここで坂終了よー」と叫んでいます。
「おばちゃん!惚れてまうやろー」!と心の中で叫び、おばちゃんを過ぎて道を曲がると、山の上から、海までが一気に見えます。選手説明会で「楽しみにしていて下さい!」と言われていた景色ですが本当に綺麗です。
坂道を重い身体を呪いつつ下り、何とか平地の海岸線にたどり着き、思ったより足が残っていたので少しペースアップするも、最後の3キロ位は垂れてしまいました。
「あんまり頑張りすぎると、今後のハードルが高くなるから」とか言い訳がドンドン頭に浮かんで、
駄目ですね(^^) 最大の敵である自分にすっかり負けましたが、なんとかポストさんに追いつかれず(30分差つけられず)」ゴール!
菓子パンを食べつつ他のメンバーを待ちます。10分位してもポストさんは来ません。
「いっそこのまま1時間位来なければいいのに……
とバチあたりなことを考えていると、すぐに一人だけスピードの違う青いトライスーツが走ってきます、みんな激坂でやられてポンコツになっているなかを、グングン走ってきます!まだマッチョ小林のままです。残り50m位のところで大声で声かけるも全く気付きません。目の前走る3人を完全ロックon状態です。ゴール前で3人ともなぎ倒しゴール。圧巻でした!!
その後岡本さんもラストスパートでゴール。足が痛そうでしたがゴール後しっかり握手。
今回一緒に来た人がリタイアしてしまったため、他のメンバーのゴールを待てず会場を後にしました。
セントレア・アイアンマンは今まで出た大会より華やかでした。
コースは賛否両論あるかと思いますが、個人的にはとても良かったです。エイドの食べ物がバナナしかないのが残念だったかなー。次こそ別の食べ物とエイドを楽しみに走りましたが、最後までバナナで5本以上食べてしまった。
今回は初めて立トラの人と同じレースに出たので、レース前に緊張せず気持ちよくスタートできました!
マッチョさんのレポートに「他人との戦いには負けたけど、自分との戦いには勝ちました!」
とありましたが、振り返ると。。。 うーん(汗)
毎回レース後思うことですが、立トラの練習のがキツイと思います。
パンクして走った藤倉くらい追い込めば後3分はいけたんではないかと(汗w)
<記録>
5:32:33 265/1260
マルタ113kトライアスロン
2016/5/15
■イタリア支部局長 立川報告
今年7月のアイアンマン チューリッヒの前哨戦として、以前より行きたかったマルタ観光と併せて、ミドルディスタンスレースに参加してきました。
マルタはシチリア島の南約100km、緯度ではチュニジアの首都チュニスよりも南に位置するため、イメージではとてつもない暑さを想像していましたが、5月ということで最高気温は25度~30度と暑すぎるということもなく、トライアスロンするにはちょうどいい感じの気候でした。
レース自体は個人50人くらい、リレー30チームくらいと、ややこじんまりした感はありますが、その分スイムでのバトルもなく、アットホームな運営を楽しむことができました。
【レース前】
ローマのフィーミチーノ国際空港からマルタ国際空港までは直通で1時間程度。今回はマルタ航空を利用しました。初めてバイクをエキストラバゲッジとして預けるので少しドキドキでしたが、事前にネットで申込しておいたので、特にトラブルもなく預けることができました。
レースは5月15日(日)でしたが、13日と14日は観光に充てるため、その3日前の12日にマルタ着。着いた瞬間はサハラ砂漠からの砂埃(シロッコ)のせいか、晴れているにも関わらず空はどんよりと灰色で、それに比例するかのようにテンションもあまり上がりませんでしたが、翌日以降はすっかりクリアな青空となり一安心。13日はゴゾ島・コミノ島クルーズへ。コミノ島のブルーラグーンは海水の透明度が抜群で、船が浮いているように見えました。あまりにもキレイなのでずっとそこに居たいほどでしたが、夜からレースブリーフィングがあるので、泣く泣くコミノ島を後にしました。
レースブリーフィングは街中から結構離れた場所にあるので、事前にグーグルマップでバスの乗り継ぎを調べて準備万端。…と思いきや、乗り継ぎ場で目当ての路線バスを待てども待てども現れず。停留所の看板にもバスの番号はなし。優しそうな人に聞いてみると、対面の停留所を示され、そっちは違うだろと心の中では思いながらも行ってみると、やはりその番号のバスは看板には記されてはいませんでした。そうこうしている内にブリーフィングの開始時間になってしまったので、仕方ないので元の停留場に戻り、番号の近いバスに乗り、グーグルマップのGPSで現在位置を確認しながら、一番目的地に近そうなとろで降り、そこから走っていきましたが、1時間程遅れてしまいました。会場に着くとアンクルバンドを配布中。とりあえず列に並んで、自分の番が来たときに「すいません。遅刻してレースブリーフィングに出れませんでした。」と言うと、関係者はポカーンとした顔で「まだレースブリーフィング始まってないけど。」とのこと。結果オーライで間に合いました。さすがは南ヨーロッパだけあって、色々とゆるいです。
【レース当日】
5時からトランジションエリア開放ということで、朝3時半に起き、4時過ぎにホテルを出て自走で会場へ向かいました。天気予報では快晴のはずが、途中から雨が降ってきました。久しぶりのバイク(通常練習はインドアバイクのみのため)だったので、滑らないように気をつけながら進み、5時ちょうどに会場に到着しました。日の出前で真っ暗の中、スタッフが懸命に会場作りをしていました。その傍らで申し訳なさで小さくなりながら、朝食のサンドウィッチとバナナを平らげました。正直、レース前はパンより腹持ちのいいご飯を食べたいのですが、わざわざ遠征先に炊飯器を持ってくるのも面倒なので、これで我慢。後々この朝食がレースに響いてくることは、このとき知る由もなく。そうしているうちに雨はすっかり止み、日が昇りはじめ、きれいな朝焼けの中のレース準備に取り掛かりました。
【スイム 1.9km: 46:31】
1周950mのコースを2周回。6時半スタートのはずが、時間がきてもなかなか始まらず。沖のほうでは旋回ブイを引いたボートが行ったりきたり。どうやら旋回ブイの位置を決めることが出来なかったことによる遅延みたいです。その間、出場者は一様にスタート地点で寒さに震えていました。(気温はおそらく15度くらいだったのではないかと思います。)
30分くらい経ち、やっとブイが固定され、一斉にスタート。海は石垣島並みに綺麗で、5mくらい下の海底の水草や魚がくっきりと見えました。波はやや高め(OPWがあまりにも久しぶりで慣れていなかっただけかもしれませんが)で、ヘッドアップしても前が見えない時があったり、息継ぎのときにちょうど波がかかって海水を飲んでしまったり、軽く波酔いしたりという小さなトラブルはありましたが、マイペースに泳ぎきりました。
【バイク 90km: 3:50:52】
1周13km弱の海岸沿いのコースを7周回。海岸沿いということもあり、当初は平らなコースを想定していましたが、スタート後に2kmくらいで70mくらい上る丘があり、そこをひいこら上り、折り返して、いざ下りとなったのですが、思ったほどスピードが出ない…。その後、次の折り返しまでそれほどアップダウンのない平坦な道になるのですが、そこでもなかなか25km/hを超えませんでした。それもそのはず、その日は、平均風速5m/S(Garmin Connectの数値の換算値)。普段からロングライドを積んでる方々から見ればそれほど大した風ではないかもしれませんが、インドアで扇風機の風しか体験してない自分にとってはそれが後半に重くのしかかります。(ただ、前述した一番のきつい坂道のところが追い風だったのは唯一の救いでした。)周回の半分は緩い坂道を登っているような感覚で、5周目くらいにはすっかり足が死んでしまいました。それでも惰性でペダリングをしていると、6週目くらいにやたらお腹が空いてきたので、急いでジェルを採りましたが、時既に遅し。7週目はほとんどハンガーノック状態でした。ペダルを漕ぐ力が入らないと同時に、脳のギブアップサインである猛烈な睡魔が襲ってきました。でも最終周だったので、とりあえずバイクをフィニッシュしてからリタイアするかどうか考えようということで、必死に睡魔と戦いながらバイクフィニッシュ。なお、その頃1位の人は既にゴールしていました。
【ラン 21.1km: 2:14:48】
昨年の夏以降の練習はランに本腰を入れ、報告はしていませんでしたが、前シーズン(2015年9月~2016年4月)はフルマラソン5本、ハーフマラソン1本、10km前後の短距離レース7本に出場し、1番キツイ時には10kmの翌週にフル、その翌週に10km、さらにその翌週にフルという無茶をしていたこともあり、3種目の中では1番自信があったのですが、先のバイクで足死亡+ハンガーノックという状態を引き継いでのスタートとなり、結果的にはその日頃の練習成果を発揮する前に終わっていた感はあります。
ランコースはバイクコース沿いに1周7キロを3周回します。丁度スタート地点に折り返しのエイドステーションがあったので、そこでバナナ2本+スポーツドリンクを補給することができました。その補給が効を奏したのか、始めの2、3kmを走ったり歩いたりしていると徐々に体が動き始め、途中は追い風参考ながらキロ5分くらまでには回復しましたが、バイクの時と同じく向かい風に体力を奪われて終盤に再び失速してしまいました。ただ、制限時間(8時間)までは余裕があったので、海岸線の綺麗な景色を堪能しつつ、時には立ち止まってiPhoneでその綺麗な景色を写真に収めながらフィニッシュ。トータル7:2:34で、DNS及びDNFを除く男性49人中46位と残念な結果となりましたが、バイク終盤からラン前半にかけてはDNFしか頭に浮かばなかったことを考えると、とにかく完走できて良かったです。どうでもいい余談ですが、自分がゴールしたとき、ちょうどゴールゲートの先で表彰式が行われていて、何も知らない自分は表彰式している真ん前まで突っ込んでしまい、とても気まずかったです。
以上、アイアンマン チューリッヒの完走が非常に危ぶまれる結果となり、また、初のロングディスタンスレースということで、今のところ不安しかありませんが、まずはバイクのペース及び補給に気をつけて、行ける所まで頑張りたいと思います。ちなみに、今週末は、前哨戦第2弾として、イタリアとオーストリアの国境近くにある世界遺産のドロミテで、42.195mで獲得標高1,200メートルという、マラソンなのかトレランなのかよくわからないレースに出場して、心肺と足をいじめてくる予定です。
レースホームページ
五島トライアスロン 2016 参戦記
2016/06/19
■千原報告
選手 :
A Type リースさん かときちさん
和田っち ターさん 関根さん
B Type あいちゃん ちはらん
距離:A Type TL 226.2km Swim 3.8km Bike 180.2km Run 42.2km
B Type TL 147.1km Swim 2km Bike 124.0km Run 21.1km
制限時間 : A Type 15:00 B Type 13:50
Start:A Type 7:00am B Type 8:10am
以前から参戦してみたかったバラモンキングに行って来ました!
往復の交通手段から、宿事情、レース当日のコースの状況まで、
皆さん、本当にありがとうございました!
そして、
今回のわたしの目標は、2か月半後に佐渡なので、
Day1 :6月17日 Fri.
移動日
かときちさん、和田っち、ターさんと待ち合わせして、
途中、長崎では、ちゃんぽんも食べたし、
福江島に着くと、レンタカーをピックアップして、選手登録&
そして、
本当に感謝です。
この日は、地元の美味しいお店でご飯を食べて、
Day2:6月18日 Sat.
バイク預託・コース下見
早起きの練習で5:00起床!のはずが、目が覚めたら6:00.
早起き練習失敗。。
ターさんや、和田っちは、
バイク預託して、レンタカーで、まずは富江のスイム会場へ。
海は静かで透明度も高くて、今すぐ泳ぎたい感じです。
バイクコースを車で走りながら、途中、高浜海水浴場で泳ぐ!
海は綺麗で、お魚がたくさん泳いでいて、ウニもいて、
ランコース下見ついでに、折り返し地点の教会も下見?
福江島は、古くからたくさんのキリシタンが住む信仰の厚い島で、
入り組んだ入江のほとりに立つ教会は、
この日は、早めに夕食を食べて、21:00就寝。
明日はレースです。
Day3:6月19日 Sun
レース当日
前夜は、バケツをひっくり返した様な大雨と轟く雷鳴。雷って、
眠れたのか眠れてないのか、3:00起床。
1日大雨を覚悟して宿を出ると、なんと雨降ってない!
でも、人間が飛ばされそうなすごい強風の中、バイクギアセット。
友達にもたくさん会えて、だんだんやる気が出てきました。
7:00 A Type Swim Start
かときちさん、和田っち、ターさんのスタートを見送って、
8:10 B Type Start
Swim 2km
水温も適温で波やウネリも無くて泳ぎやすい。
乗っかられたり、足を引っ張られたり、
Bike 124km
沿道から、マッチだマッチだという声が。
バイクコースは、とにかく坂の連続。ジェットコースターの様に、
でも、前回の新島で、楽ちんマイペースで走ったら、
A Typeは、56.2kmのループ2周ですが、B Yypeは1周。分岐点で、あーB Typeでよかった♪と思いながら、帰路につく。
終盤、永遠に続く坂に、すっかり気持ちが切れて、
反省&忘備録
今回、ミドルなのに、スペシャルニーズを預けられたので、
カステラ巻も美味しいかったけど、甘くないものがよかったかな。
それから、途中トイレに寄ってしまったけど、バイク中、
Run 21.1
ランシューに履き替えて、ランスタート。
調子悪い。ランは、ウオノメちゃんで練習出来てないから、
序盤の坂で、レースで初めて?歩いてしまいました。
そもそも、スイムが非常に遅いので、
ペースを落として我慢の走りをしていると、
往復コースなので、折り返すと、A Typeの人たちとスライド。
篠崎友の次の次の次の次。。。くらいで、リースさん!
「ちはらん!速いね~!」という元気な声に、びっくりしたら、
お仕事忙しそうであんまり練習できてないようだったから心配した
バイクの下りが苦手なのに、あのコースの後、
そして、ちょっと元気のない和田っちともスライド。和田っち、
たくさんの人たちとエールを交わして走っていると、
どんどん抜いていくと、久々に女性の姿を発見。
すごいな、粘り強いレースをする人だなと思いながら、
何度もそんな攻防をしているうちに、体が軽くなってきて、
くじら軍団ともさよならして、ラスト7km。なんだか、
赤じゅうたんのゴールは、なんだかちょっとうれしかったです。
タイムは、7時間37分44秒(Swim 0:45:52 Bike+T1+T2 4:47:47 Run 2:04:05) 。
想定タイムより遅いなぁ。
ゴールでスイムギアとバイクギアを受け取ると、
バレーボールをやっているという女子高生ふたりが、
氷で背中や首を冷やしてくれて、極楽。
A Typeが戻ってくる前に、
さて、みんなは今どこにいるかな?と速報を見ると、
ひゃー、18:00にはゴール地点に戻らないと、
大急ぎでシャワーを浴びて、
駐車場に車をとめて、ゴール地点に向かうと、
あいちゃん、完走おめでと~!
ゴールに戻り、赤じゅうたん脇に張り付いて、
前半21kmは4時間軽く切るスピードだったのに、
18時47分、ランでつぶれたーと、
今回スイムが絶好調で、バイクもいつも通り早くて、
3種目結果を揃えるのは、本当に大変ですね。
そして、18時57分、目標の12時間切り達成して、
ゴールする姿は余裕そうでしたが、やはり、
ゴール後、長崎テレビに笑顔でインタビュー♪
ここから、
ゴール後ずっと立ちっぱなし動きっぱなしで疲れたし、
あたりはすっかり暗くなって、ぞくぞくとみんなが帰ってきます。
着替えて戻ってきたかときちさんと、道路脇に座ってたら、
慌ててゴール地点に走っていくと、
しまった!見逃した?道路に移動するのが遅かった?
初ロングなのに、すぐそばにいたのに、
次はお迎えするからもう一度走って!!
それから、10分少々、和田っちも戻ってきました!
足が痛むのか、足元がおぼつかない。ゴールはあと少し、
みんなみんな、本当にお疲れ様!全員ゴールできて、
ロングを完走したみんな、本当にかっこいい!バラモンキング、
☀ Kaori Chihara ☀
2016五島長崎国際トライアスロン大会
A Type
■イケメン和田 報告
前日の夜から激しい雨。雨男パワー全快だなと我ながら可笑しかったです。
しかし、会場に着くと、何と晴れ間が!奇跡を感じたバラモンキング2016。
そんな私のレースレポートの始まり始まり。
正直、凄い緊張半端ない!落ち着いていられないけどスタートの時間は迫ってくる。
スイムチェック終了後、たーさん、かとてるさんと握手を交わして、「ゴールで会いましょう!」と言われ、絶対帰ってくるぞー!!と、燃えました。
スイムは、フローティングスタート。
遅い私は、バトルも避けて後ろの方からのスタートと決めていたので、プカプカ浮いてました。
恒例のスタート前の雄叫び?ですかね。
「絶対帰って来るぞー!」
「おー!」
的なやつ。
後ろの方に位置していたので、よく聞こえなかったです(^^;;
そして、応援に来ている沢山の方々の声援。
熊本の方達に向けた声援。
じ~んときます。
そしてついにスタート。
「ファ~ン」
一斉に泳ぎだします。
多少バトルになりましたが、落ち着いてスタートすることが出来ました。
ゴーグル外されても落ち着いて対処出来たのは、海練やったことにより海の恐怖心が薄くなったせいかもしれません。
しばらく泳いでいて周りは同じペースの方が多くなりました。
皆んなで泳いでいることに嬉しく感じてしまいました。
いつも不安なスイムだったので、遅いながらも人並みに泳げてることに、ただただ、嬉しかったです(^ ^)
一つ目のコーナーのブイを右に曲がるのも、無事クリア。
ここまで、ヘッドアップも織り交ぜていたので、逆走は未だしていません。笑
もう一つのブイを右に曲がって、暫く直線を泳ぎます。
今までスイムでドラフティングを意識したことが無かったのですが、ちょうどいいペースの人がタマタマ前を泳いでいたので、後ろについていたら、なんと楽なこと。
普通に泳ぐと前の人に接触してしまうので、わざとスピードを落とすコントロールをしました。
あ~、楽チン。
今思えば、もっと速い人に着けばタイム上がったのにー。と、後悔。
折り返しのブイを右側に回って、これで1/4をクリア。まだまだ先は長いけど、全然行けるなと思いました。
暫く、ドラフティングや左の人見ながら時折ヘッドアップで確実に進みます。
応援の方達が見えてきた。
よーやく一周クリアし、一旦陸に上がって水分補給。
時計を見ると40分前半。うん、予定通り。
2周目も、1周目とほぼ同じ展開。
だんだん飽きてくるので、イメトレしながら泳ぎました。
あれこれ試しながら泳いでいて気がついたのは、私位遅い人間には、抵抗を減らすのが一番良いのかなと。
となりで、6ビートで泳いでる人と同じ速度で泳ぎましたが、私はノーキックでストロークもその方の半分位です。
呼吸時のフォームが崩れたりすると置いていかれますが、気をつけて泳いでいると効率よく泳げているのがわかります。
これでもう少しキャッチ~プル~プッシュの技術が向上したら人並みに泳げると思います。
と、あれこれ試していたら、2周目もゴールが見えて来ました!
疲れも殆どなかったです。
もっと頑張らなきゃいけなかったかな?
予想タイム:1:30:00
実績タイム:1:29:31
順位:583
遅いけど、私の中では会心のスイム。笑
スイムアップ後は、バイク用バックを受け取り、テントの中で着替えます。
ウエットはすんなり脱げましたが、靴下を履くときに立ったまま、片足の靴下を履くのが難しかったです。
椅子はあったのですが、みんな使われてたので、仕方なく立ったまま靴下を履きました。下が水たまりのように濡れているので足を着かないように気をつけて…ギリギリ足を攣ることなく、バイクシューズ装着完了!
補給のおにぎりとゼリーを食べて、ゴーグルにヘルメットを被って準備完了!
バイクラックまで走って、バイクを押して、スタートエリアを超えて乗車。
あ、グローブするの忘れた…
それと、ガーミンとは別に常に時間を確認したかったので、時計をバイクバックに入れていましたが、それも忘れました(T_T)
もう、ダメダメだなー。トランジションの練習も大切ですね。
バイクに乗って走り始めて、ガーミンをバイクにセットするのに気が付きました。
DHバーに付けようとしたところ、何と!!
チューチューシステムがポロリと落下しました!
「あっ!」と思った時には、5mほど進んでしまったので、あわてて取りに行きました。
「あーーー!!!!自作ジェルが溢れてる…半分くらいは…」
命綱のジェルを失ったことで、テンションが一気に下がりました。
持ってる補給は、予備のジェルを一つ持ってるだけ。
もう、後はエイドで補給するしかありません。とにかく行けるところまで行こっ!
気を取り直してペダルを踏みました。
バイクでは、あまり頑張るなと言われてたので、とばさず、焦らずをモットーに淡々とペダルを回します。
最初の山場はジェットコースター。3つの小山をアップダウン。
このアップダウンの攻略を事前に関根さんからお聞きしていたので、ダウン後の上りで1~2人は、必ずパス出来ました。攻略法は書きません。笑
気になる方は、直接ご聞きにきて下さいねー。(そんなに大したことではないですが…)
補給に関してですが、チューチューシステムに自作ジェルと、ボトル2本に、ムサシリプレニッシュを水で溶かしたものを基本としています。
リプレニッシュは、15分おきにゴクリと、ジェルを30分おきにチューっとしました。
補給は、上記をひたすら続けることでエネルギー切れがないことは、ミドルの珠洲大会で実証しました。
が、何せジェルが半分は無いので困りましたが、仕方ないのでエイドでは、必ずバナナを貰って、補給しました。
これが、柔らかいバナナが多くて、手がバナナまみれの状態でハンドル握るという、辛い状態。笑
バイクコースは、本当に坂が多くて、だいぶ疲れてる人も多かったです。
私自身も、予定ではAVE 26㎞で行ければいいやと思ってましたが、28㎞で行けそうだなとちょっと欲が出てしまい頑張ってしまったかもしれません。
そのせいか、ループコースの2周目は、ジワジワとAVEが落ちてきました。
そしてジェルも無くなり、バナナにも飽きてきました。
そんな頃に、スペシャルエイドを受け取るポイントが見えました。
そうでした、預けるものが何も無かったのですが、朝食用に買ったランチパックのハム玉子サンドを食べなかったので預けたことを思い出しました。
受け取ってムシャムシャ食べましたが、涙が出るくらい美味しかったです。
もう、ランチパックをあんなに美味しく食べれることはないでしょうね。笑
スペシャルエイド、オススメです(^ ^)
道の段差でチューチューシステムが落下するアクシデントがもう一度ありましたが、無事バイクフィニッシュ出来ました。AVEは、予定よりちょい速め。
予定タイム:6:56:00
実績タイム:6:53:49
順位:274
さあ、最後はフルマラソンですが、正直、もういっぱいいっぱいでした(汗)
バイクフィニッシュすると、バイクを預けて、ランバックを受け取ります。
どちらも、学生のボラですかね。とても連携が出来ててこなれています。
テントに入ると、たーさんが補給を終えてランに入るところでした。
「お、行ってくる?」
「うん」
と、お互い言葉少なめ。疲れてたんでしょうね。笑
ヘルメット脱いで、シューズ履き替えて、ゼリーを食べて、ウエストポーチ装着し、テントを出ました。
あ~ぁ、フルマラソンか…
重い気持ちで、直ぐには走りだせませんでしたが、MCが聞こえてきました。
「東京から出場の和田淳司さん!ラン、スタートです!」
「お、俺だ。やば、ちゃんと走らなきゃ。笑」
ランのペースは、6:30"が目標でしたが、最初の1㎞は、6:00"くらい。
ちょっと速いから落として行こうと、スピードを緩めます。
少しして、エース関根さんとすれ違い、「タチトラ!頑張って!」と声をかけられ、「はい!」と素直な返事を返しました。(なんで素直な返事なんだろと、少し可笑しかったです。笑)
しかし速い!もうハーフ終わるのかと感心しました。
その後、Bタイプ女子のチハランともハイタッチで声を掛け合います。
しかし、4㎞過ぎから右側の膝に鈍い痛みを感じるようになりました。
あ、きたな…腸脛靱帯炎。
去年の珠洲も中盤からこいつにやられました(T_T)
やばいなぁ、まだ4㎞なのに…
これ以上痛みが酷くならないよう、衝撃を最小限に抑えてゆっくりと走ります。
ラップタイムもどんどん落ちてきました。
そんな時、リース小林さんが前から走ってきました。
「イケメ~ン!!ナイスラン!行けるよ!」
ハイタッチを交わして、少しパワーがみなぎりました。
遅いながらも、トボトボ走っていましたが、7、8㎞過ぎから痛みに耐え切れず、止まって屈伸して、エイドでエアーサロンパスをシューっとしてもらい、水をかぶる一連の動作を繰り返しました。
が、これをやった後も、50メートル程走ると再び激痛が襲いかかります。
カトテルさんにもらった痛み止めのロキソニンを飲もうかどうか、悩みました。
飲んだことが無かったので、どんな状態になるか不安で、痛みがなくなって無理して走ったことにより、怪我が酷くなることも恐れました。まだ我慢我慢。
歩きとトボトボ走りを繰り返していると、カトテルさんとすれ違い、「行けるよ!行けるよ!」と声をかけてもらいました。また、パワーアップ。
また少し歩いていると、今度はBタイプ女子のアイちゃんが走ってきます。
「和田さん!頑張って!頑張って!」
めちゃめちゃ心配そうな顔をしてました。
後で聞いたら、本当に辛そうな顔してたそうです。はい、本当に辛かったんで(^^;;
11㎞折り返しの少し前で、たーさんと笑顔で挨拶を交わしました。
たーさん、元気そうだなー。
エイドでは、いつものエアサロンパス、水かぶり、水補給、屈伸を繰り返す。
ロキソニンは、ハーフ走ってからにしようと決めました。
膝は痛みとガクガク状態、体は熱を持った感じ、時折、目が回るような感覚。
もう無理。走れないと気弱になりました。
ここからずっと歩いて間に合うのかな…
あと30㎞。無理だ。走らなきゃ。
ガーミンの表示は時間表示に切り替えました。
ペースなんかどうでもいいから、22時までに帰らなきゃ。
歩きとスロージョグを繰り返し、やっとハーフ終了し、2周目に突入!
「もうロキソニン飲むぞ!」
ロキソニンをガリっと噛んだら苦かった。効いたかな?
走ってみたら、ちっとも効いてない。そんなに早く効果は出ないか。
補給は自作ジェルをチビチビ飲んでましたが、力が入りません。
でも、エイドでは水しか飲みたくない。
またリースさんとすれ違う。
「ナイスラン!大丈夫!間に合うよ!」
その後少ししてカトテルさんとすれ違う
「大丈夫!帰れるから!間に合うよ!」
など声をかけてもらいました。
皆、すげー心配してくれてるな。頑張んなきゃ。
と、ぼーっとした頭で思いながら、声を返す事は出来ませんでした。
沿道の応援の皆さんには、ずーっと声をかけて頂いてますが、反応出来ません。
心で感謝してましたが、反応する余裕なくてすみませんでした。
やっと、折り返しにたどり着き、あと、11㎞。
ここで少し復活しました。気持ちが切り替わったのか、歩くより競歩のような感じでスタスタ早歩きを続けることが出来ました。そして辺りも暗くなり照明灯が点灯されました。
ふと、今すれ違う人達は、大丈夫かな。間に合うんだろか。すげー疲れてそう。
人を心配する余裕が出てきました。
いつしか、競歩からゆっくりジョグまでペースを上げれました。
歩きとスロージョグを繰り返し、あと5㎞まで来た時、何とか間に合うな。と、ほっとしました。
やっと、コーラ飲める(^ ^)
そう。ラスト5㎞になったらコーラOKと古塩コーチから教わってましたので。
たて続けに2杯飲みました。笑
そんな時、前からパトカーが来ました。最後尾のかたを追随しています。
完全に間に合わないとわかっていながら、諦めない姿に、ジーンときてしまいました。
その人のためにも絶対フィニッシュするぞ!
応援の方々は暗くなっても、応援し続けてくれてます。
「もうちょっと!頑張れ!」
「あと3㎞!もうすぐ!」
本当に勇気づけられました。
もしかして、13時間台で帰れるかも。
ちょっと欲も出てきましたが、辛さはかわらないので、まだまだ不安でいっぱいでした。
エイドでコーラがぶ飲みするも、そんなにパワーはみなぎりませんでしたが、沿道で応援の方々のパワーが私を走らせてくれました。
ラスト2㎞を切り応援の声も、
「もうすぐゴール!」
「あと、10分頑張れ!」
といった声援が聞こえてきて、もうすぐ終われるなー、そんな雰囲気になってきました。
「でも、10分は無理!」
と、心でツッコミ入れました。笑
41.2㎞の表示が見えた時は、
「いよいよだ~」「あと、7分だ~」と、嬉しくなりました。
そして、ゴール会場の港が見えてきました。
「左曲がったらゴールだよ!!頑張れ!」
そんな声援を頂き、いよいよだー。ラストスパート頑張るぞー!
辺りが明るくなり、段々フィニッシュの雰囲気になってきました。
「あ、あそこ曲がれば終わりだ!」
その瞬間、顔がくしゃくしゃになりました。
恥ずかしいですが、涙が溢れてきました。
辛くて、苦しかったけど・・・
終われる、解放される・・・
もう思いっきり泣きたかった。が、
「最後は笑顔でフィニッシュしましょうね!」
と、スタッフの方の声。
急いで笑顔を作って、赤い絨毯を踏みました。笑えてたかなぁ…
やがて、すごい歓声が聞こえてきました。
ガッツポーズで声援に応えます。
そして、先にゴールした仲間全員とハイタッチ!
あとちょっとで終われる。
どんなに辛くても・・・
諦めなくて良かった・・・
最後の、この一瞬を目指して練習頑張ってきたから。
MCの声が響きわたります!
「バラモンキング!!」
ついになれました。
予定 13:15:00
実績 13:50:11
順位 350
タチトラの仲間に頂いた勇気と、五島の方たちの温かい声援が無かったら完走出来なかったと思います。
今度は、皆さんに勇気を、パワーを少しでも与えられるよう、また練習、頑張りたいと思います。
そして、強くなって来年も五島に帰って来ます。皆さん、本当にありがとうございました。
東京都トライアスロン
渡良瀬大会
2016/6/19
■ 浅香報告
参加者 西澤 村井 謝
浅香(報告)
マーシャルボランティア
名雪 宮川 鑑田
吉本 鬼塚 岡本
さっちゃん
ボランティア
ナナちゃん
応援 りさちゃん
群馬、栃木、茨城、埼玉の4県にまたがる場所にある渡良瀬遊水地で
東京都トライアスロン連合主催 渡良瀬大会に参加してきました。
安!
アーリーエントリー
18000円(4月30日迄)
さらに女子は1000円
引き。
近!
車で2時間弱で日帰り可能
短!
当日受付
主婦にとっても ありがたい大会です。
暑さでは名前があがる群馬県館林市。
やはり前日の土曜日は今年初の猛暑日となったようです。当日は少し気温が下がりましたが やはり暑かったですね~。
当日は会場に近い駐車場に停める為 5時30分に家を出て 7時30分頃に到着する。
会場では 沢山のタチトラメンバーが昨日から仕事をしています。
昨日の疲れも見せずに 機敏に仕事をしている姿や笑顔でエールをかけてくださり 頭がさがります。大会もとても和やかな雰囲気で臨む事ができました。
時間があったので 村井さん 西澤さん達と選手権を観戦。
選手権の部は代表に選ばれるためにも まさに真剣勝負です。
選手達のスイムを見ていたら 又来なくてはと思いました。
<ラン>
渇水によりデュアスロンに変更というメールが金曜日に届いたので当日のモチベーションもさがらず そして足攣り対策が出来 早い連絡で良かったと思います。
今回で3度目のデュアスロンになりますが
5kの長いランは初めてになります。いつもは温存の為にゆっくり走ってましたが今回は一番頑張ろうと思ったランなので攻めて行こうと思いました。
ランコースは5kを1周回するコース。
草原の中を真っ直ぐに走る気持ちの良いコースですが 折り返してから 途中左に曲がり橋を渡ると防波堤があります。防波堤の高さに驚きますが そこを上がって下るキツい坂を廻ってくる寄り道があるだけで そこを頑張り切れば あとはフラットのみ。木陰などないので 暑さ対策が必要です。
スタート前に水を用意してくれてたので 帽子にも水分補給させました。
村井さん 西澤さん
謝さんと健闘を誓い
そしてりさちゃんにエールを頂いて第3ウェーブで一緒に10:04スタートです。
男性軍は早々と前に進み 私は段々と小さくなっていく村井さんの背中を目標に走る事にしました。
天気も少し曇り とても良いペースで気持ち良く走れました。25:58
<バイク>
湖外周および湖を横断するコースです。湖がハートの形をしていてその上の部分の10kを4周回します。
横断する橋がゆる坂なのと折り返しと 90度カーブが2か所あるだけであとはほぼフラットです。
常に湖が視界に入ってくるので開放的で景観も楽しめますが
風がある中 日に照らされるので暑さには注意しなければいけません。エイドがないので こまめに 水とスポーツドリンクをとるようにし 自前の塩タブレット 攣り防止のツーランのタブレットをとりました。
前半は 全開でいけたのですが 後半疲れがでてスピードダウン。特に向かい風になると厳しくなります。
バイクコースでは鬼塚さんに毎回声を掛けて頂き そこで 気をぬかないようスピードをだすようにしました。そして すれ違うタチトラのメンバーに何度も声を掛てもらい 満足度の高い楽しいコースでした。 1:25:17
<ラン>
バイクから戻ってきたら 位置を何度も確認したのにもかかわらず バイクのない景色になるとまた違う感じになり 少し迷ってしまいました。でも良いペースできてるようです。
ナナちゃんのエイドで
水をとり 今度は2周回スタートです。
足は思ったより重くないが 攣る前兆があり 意識を他に集中してもジワジワと押し寄せてくるので とまってストレッチをした。
この頃から日差しも出てきて エイドでとる塩が身体に美味しく沁み渡り 思わず二度づけしてしまうほど。エイドでは必ず塩をとり 塩タブレットを口して走りました。そして バイク後2度目のツーラン服用効果があったのか一回立ち止まるだけで なんとか 凌げたのでよかったと思う。
折り返しのランなので何回かすれ違うタチトラメンバーや女子の距離の差が確認できる。 なんとか頑張ろうとするが2周回目になるともうグッタリ 防波堤の上り坂もウンザリ。 誰も歩いてる人がいないので ここは踏ん張りどころです。
エイドでは宮川さんにエールや 「疲れた」と弱音を聞いてもらい、名雪さんには 最後のエイドで「魔法の水だよ」と頭に水を掛けて頂き 覚醒してラストスパートする事が出来ました。最後は本当にキツくて苦しかったです。
フィニッシュでよかったのは ゴールがトランジッションやランスタートのすぐ側なので わかりやすく すぐにゴールできた事です。
58:57
ボランティアの皆さん2日間ご苦労様でした。皆さんのお陰で リラックスでき 沢山パワーをいて 大きな励みになりました。ありがとうございました。
謝 エイジ2位
浅香 エイジ優勝
女子総合では5位でしたが 女子参加者が15人で 完走すればエイジで上位入賞出来るという ラッキーな大会でした。
今年からJTUエイジランキングの対象になったのでポイント狙いの方は穴場かな?
今年も素敵な歳を迎えトライアスロンが出来る環境や健康に感謝しつつ これからも皆さんご指導 練習会よろしくお願いします。
Ironman Cairns race report
笹原報告☆
今回のIronmanも完全に個人手配でいってきました。
12月半ば過ぎに、エントリー、フライト(Jetstart)、コンドミニアムの予約・支払いを完了し、忘年会と新年会のシーズンが終わったら、練習開始しよう!と考えていたところ、1月半ばに母が緊急入院。練習どころではなくなっていまいました。
ゴールデンウィーク頃から、バイク練習を開始したものの、満足のいく練習も出来ず、モチベーションも下がった状態で、ずーっとキャンセルしたい・・・と思っていました。
今回の入院で、3度も死の淵から這い上がり生き延びてくれた母が、『楽しんでおいで!』と背中を押してくれなければ、Cairnsまで行くことはなかったかもしれません。
6月はオーストラリアでは冬ですが、熱帯雨林気候に属するケアンズでは朝晩は長袖があったほうがいいかな・・・くらいの気候で、今回の5泊6日の滞在中、レース当日以外はずーっとお天気に恵まれ、日中はジリジリと焼けるような日差しでした。
なのに、なぜかレース当日だけは雨と強風の大荒れの天気となってしまったのです・・・
【スイム3.8キロ:1時間39分】
日本だったら絶対にスイム中止になるような荒波の中のスイムでした。
予想タイム別に5人くらいずつのローリングスタートのため、さほどバトルにはなりません。
ただ、時間が経つにつれて、海が荒れてきてしまったので、今回に限っては前のほうからスタートした方が泳ぎやすかったのではないかと思います。
2周回のコースですが、2周回めからはさらにコンディションが悪化して、ヘッドアップしても波しか見えず、呼吸のタイミングで波がくるとぐるん1回転しそうでした。
泳いでいるのか溺れるのかわからない状態で、スイムでクタクタとなりました。
【バイク180キロ:7時間10分】
フラットな高速コースといわれるバイクコース。スイム会場のPalm CoveからPort Douglasまで海岸線を2周回した後、Cairns市内へ戻ります。
バイクは今回一番頑張りたかったパートでした。
45キロくらいのPort Douglasの折り返しまでは快調。折り返しでは、MCが名前を読んで応援してくれます。
‘ Yukiko Sasahara, from Japaaaaaaaan !!!’ と名前を呼ばれ、調子に乗って沿道の声援に応えてよそ見をしていたら、折り返しで大観衆の前で落車してしまいました。
ちょうどDHポジションでパッドに乗せる箇所をべろっと擦りむき、右側のお尻、足の付け根、膝を強打してしまいました。
折り返してからCairns方面への向かい風です。DHポジションを取ろうにも、擦りむいたところが痛くて長続きしません。痛さに耐えつつもしばらくは頑張りましたが、落車の衝撃でズレてしまっていたサイコンを80キロ付近で落としてからは、距離もスピードもわからなくなり、ここで完全にキモチが切れて、それ以降はただひたすらサイクリングとなってしまいました。
【ラン:4時間1分】
ランはCairns一番のにぎやかな通りEspranedeと海沿いの公園内を3周する、ほぼフラットなコースです。
バイク終了頃には気持ちも復活してきて(と言うか、ここで止めてしまったらfinishers Teeもメダルも何ももらえない!!と言うケチ根性が出てきて)、とにかく少しでも早くラクになりたいと走りだしました。
打撲の痛みはあるものの、20キロ手前までは快調にごぼう抜きでした。ですが、やはり練習していないツケと打撲箇所の痛みでじわじわペースダウンしていきます。ラストLapではエイドステーション前で足を滑らせ、ゴミ箱にダイブ!!ボランティアが何人も駆け寄ってきて、助け起こしてくれました。今度は左側の膝を強打し、ひっかけた足の爪が剥がれかけ、もうどこがどう痛いのだかわからない状態でしたが、とにかく足を前に出し続けました。
走りながら、もうイヤだ!もうイヤだ!と何度も口に出しましたが、ゴール前のレッドカーペットが見えて、‘You are an IRONMAM !!!’と言われた瞬間にすべてを忘れてしまいました。
13時間5分49秒、長い1日でした。
以上、全くいいとこなしのレースでした。次回こそはしっかり練習して、もっとメンタルも強くして、臨みたいと思います。
またご指導、練習、よろしくお願いいたします。
【大会について】
日本との時差は1時間、Jetstarの直行便あり(航空運賃が安く抑えられる)、また今回は日本から400人の参加者があったということで、race guideの日本語訳が準備されたり、日本語のブリーフィングやT1/T2の日本語説明会などもあり、海外初Ironmanの方にもおススメできる大会だと思いました。
私が気になったのは、エイドステーションで準備されている水が水道水と思われること(カルキ臭くてまずくて全く飲めず、ランではずっとコーラでとおしました)
また、バイクでは後半バナナやジェルなどエイドステーションにある食べ物はほとんどなくなっていましたので、必要な分はしっかり準備していくことをおススメします。
28/5/21
第25回新島トライアスロン大会
■ 今里報告
参加者:弓家田さん、宮川さん、さっちゃん(
S1500 M 湾内の2つのブイを2周回 ( 1周回で一度上陸)
B40K 島内を3周回
R10K島内を2周回
海水温20°、 風やや有、超快晴、波やや有(湾内より外海よりで)
日程: 5/20(金)22:30竹芝桟橋から出航(船中1泊)
5/21AM9時 新島着港
12時受付開始 .13時入水チェック〜スタート
18時 表彰式、パーティー
5/22午前中バイクで島内観光
14時 ジェット船で帰路へ
17時過ぎ 竹芝に到着
18時 有楽町で最後の打ち上げ。
解散。
今回新島トラレポをマッチョさんからご指名いただきレポートさせ
私は、昨年の昭和記念大会が、
そして遂に出発の日、
出航時間迫りコンビニで、
店で他のメンバーをふと見ると、ワインボトル、焼酎、
遂にスタート。
そしてバイク。
最後に最も苦手なラン。
ラン遅過ぎで目標タイムは遠く及ばませんでしたが、初51.
それから夜に表彰式とパーティー。NASの古塩さん、千原さん、
それにしてもあれだけ二日酔いでダウンし、
翌日はバイクで島内観光。
ここは沖縄か?
東京に無事着きマッチョさん紹介の魚の美味しい店で最後の打ち上
皆新島ツアーの話で終始盛り上がってました。そして解散…
まだまだ面白いエピソードは尽きませんが、
最後となりますが私が、アップする写真はありませんが、