■2022.11.05 IRONMAN MALAYSIA
参加者:謝 さん(レポート)
台湾澎湖Ironman での一度の自虐で果たしてもの足りるのか?!
11/5のマレーシアランカウイironmnに再度挑戦しました。
年齢の重ねたことで体力やパフォーマンスは落ちるどこほか、逆にバイクとランは5年前に比べて良くなりました。再度自分に挑戦して、成功することができました。
成績は全参加者と男性選手の上位半分以上でした。
kona世界選手権出場経験のある数人がいる同年齢組では、age2という好成績です。
17時間で簡単に完走できるとは思っていませんでした。
自分の実力は自分が一番よくわかっています。
なんてこんなことを言ったら笑われるかもしれません。
どうすればより速く、より良く、より強くなれるかをただ考えています。
水泳:5年前より約2分速くなりました。
海は風も波もなく穏やかで、透き通っています。非常に楽しめました。
両側にライフガードがあり、基本的にそれてしまうことはなく、最も簡単に完了できました。
自転車:5年前より約1分速くなりました。
全行程は基本的に雨の中での走行で、道によっては膝より深いところもあり、滑りやすく、危険度も高かった。それでもいつも安全が第一、自宅に帰るまでがレースの終点です。
大雨の中の下り坂は大変危険ですので、スピードと体力のコントロールに気をつけました。
アップは無理をせず、ダウンはスピードを引き締め、平坦な道は気を抜かず、を心がけました。
ランニング: 5年前より 20 分以上速くなりました。
7時間以上足は雨にぬれ、ふやけ、12キロ地点で血豆ができ、両足のかかとも赤く腫れました。
同年齢組の他選手に追いついた時は、また自分がage1だと勘違いして、歩いたりしました。
今回の唯一の心残りは、年代別1位とkona世界選手権出場権を獲得できなかったことです。
T1.T2をもっと念入りに考えていたら、他の選手が私の前にいることを知っていれば、
12km以降も全力を尽くしたでしょう。
しかしそれでも1位は難しかったでしょう。1位の方は世界選手権に何度も出場し、60歳でフルマラソンがSUB3で、日本のランナー雑誌にも掲載された達人です。
東京に戻る飛行機の中で、私は同年齢組の友人と一緒でした。
世界選手権に参加経験者が複数いるハイレベルなグループで、このような結果を残せたことは非常に素晴らしいことであり、非常に満足のいくものであり、非常に困難です。
普通の人がスタンドを完走させることさえ難しく、スタンドからアイアンマンに移行することはさらに難しく、アイアンマンで良い成績を取ることはさらに困難です。
人生において、誇りに感じ、感動で涙を流すものがあるとすれば、アイアンマンは間違いなくその1つです。
私は普通の人で、親孝行第一、家族第一、健康第二、仕事第三、トライアスロン第四です。
100歳近い父の世話をするために2ヶ月間中国に戻って、その間トレーニング時間を十分に確保できない状況で、自分自身に挑戦し続けることができました。
家族のみんなの理解と支援に感謝します。
タチトラのみなさんの応援とアドバイス、ありがとうございました。
あなたの根気と努力にも感謝します。
しばらくはゆっくり休んで、家族と一緒に過ごして、体調を整えます。
年明けにはゲートボールでも始めようかな――アイアンマンは疲れすぎです 笑
■千葉シティトライアスロン
2022年10月16日(日)
参加者:福島さん
鬼塚(妻)さんエイジ1位
太田さん
田中さん
岩崎(レポート)
応援: 鬼塚(夫)さん
年齢の高い、トライアスロン・ビギナーの励みに、とレポートの趣旨を頂き、ペンを取らせていただきました。
長年にわたりアルペンクライミング(季節を問わず、困難な方法で山頂を目指す登山)を継続し、下界(山ヤは、日常生活の場をこう呼びます)で水泳などに励む折、定年前クロール習得を発願、教室に。
その時の先生(毎年ハワイのトライアスロンに参加)が根性だけで泳ぐ私に、トライアスロンを紹介。第二の人生の糧にと決意、立トラの門を3年前たたきました。
経験もなく、パワーも下降傾向。皆さんと汗を流す時間と、浅見前会長はじめ、大先輩の「トライアスロンを楽しむ」を力に練習に参加しました。。
本チャン(山ヤは、山頂目指すロングルートと練習・ゲレンデと呼び分けます)目指すこと3年、
コロナで大会の機会を失い、漸くエントリーとなりました。
年齢と体調を考慮して、まずスプリントで経験を積み、年内最後にスタンダードへと設定。
千葉シティトライアスロンがOD初挑戦となりました。
スプリント3回は、車中泊で寝不足だったので、会場近くのビジネスホテルを予約。前日入りでスイムコースを目で確認、ランとバイクコースを試走しました。
海は、以外に汚れなし、ランはコース不明な点もあり、バイクは4ケ所のカーブと路面を状況を確認。これまでの練習で教えて頂いたこと、マイペースを維持して、転倒事故を起こさず楽しむを心して床に着きました。
秋晴れの中、受付。何故かタイムエリートグループ後の1番目のスタート。
福島さん、そしてスタート地点で鬼塚さんにお会いし、ご挨拶。
「寒い。寒い」と呟いておられました。その後ろからローリングスタート。波はほぼなし。
これまでコースを外れること多くあり、コーナーブイを回るたび平泳ぎで次のブイ確認。
ヘッドアップで不十分な時も再確認、なるべくインコースを回りました。
館山、横須賀では海水を、腹一杯飲みましたが、今回はテイスティング程度で済みました。
浜に上がりほっとした直後に、鬼塚さんの呟きが現実味を帯びてきました。
小キジ(山ヤは、用足しの事を雉撃ちと呼びます。山中の草むらの猟士の姿から。)
幸いにも、事前に図上で掴んだ、トランジションコース途中のトイレに。
爽快感にすっかりバイク置場とレース№を忘れ、大回りしてバイクへ。
若い方々に先を譲り、キープレフト、ペダリングを意識してランへ。
福島さんは、すでにフィニッシュして応援して下さり、「後、3周です」と先のある事伝え、
耐えていた小キジを途中のトイレで済ませリフレッシュ。
田中さん、太田さんもお声掛けして下さり、先を譲り、鬼塚夫妻の声援も頂きゴールさせて頂きました。
今後とも、
長くトライアスロンを、楽しもうと思います。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
第30回村上・笹流れ国際トライアスロン大会
2022.9.25(日)
参加者:溝内さん、鬼塚(2名)、若月ゆりか
鬼塚(薫)記
高速に乗ってから雨はどんどん激しく降ってきます。これから村上トライアスロン大会のレースに出場します。
関東に接近中の台風のため、生憎の雨の中ですが、予報ではレース当日の天気は晴れ。
3回目の村上大会参加になります。
今回はファミリーでの参加、移動になりました。(鬼塚2名、若月、)あと参加されたのは溝内さん。立トラからは4名の参加です。
連休ということで現地には2日前から入ります。3連休の初日ということで朝6:00前に家を出たのが正解でした。事故渋滞にも出会わず11:00過ぎには村上に到着しました。
ランチに目指すは村上牛で有名な江戸庄にしようかと思いましたが、今回は悠流里というお店に決めました。
村上牛をはじめとして、のどぐろ、海鮮丼、お蕎麦がセットで選べて品数を食べたいよくばり女子には最高でした。お店もきれいで、行列ができていたのも頷けます。
大満足で食後に近くの酒蔵の〆張鶴を見学しました。お酒ももちろん購入して、お宿に向かいます。
お宿は大和屋旅館です。古くからある源泉かけ流しの温泉がある旅館です。女将をはじめ暖かくお出迎えしてくださいました。
天気は曇り、夕方には雨が降り出す予報です。バイクに乗れるのは今だけかも、ということでバイクコースの試走をすることにしました。
宿からスタート地点はバイクで5分ほどです。スタートの会場に行ってみましたが、明後日のレースのためバイクラックは組み立ててあるもののナンバーシールはまだついていません。
トラジションからバイクのスタートをして、バイクのコースに出る途中に短いですが坂があります。一番軽いギアにしてヨイショと上ります。
しばらく走ると街並みに入ります。昔ながらの街並みです。大きなカーブを曲がり走っていくとちょっとした登りが続きます。てっぺんの辺りで小雨が降ってきました。この先はほぼ折り返しまでアップダウンは少なく飛ばせちゃうコースです。試走はここまでにして引き返します。宿についたころ雨はしっかり降ってきました。
時間もありましたので試泳をすることにしました。ウエットを着て宿から海に向かいます。スイムのコースは波消しブロックに沿って陸と平行に750mを行ってこいです。
もうすでにコースロープは張ってありました。冷たさを心配しましたがウエット着てれば暖かいです。ノーウエットで泳いでいた鬼さんはしばらくすると寒さで震えていましたが。いつもは透明な海なのですが、ここ数日降り続いた雨のため、透明度はあまりなく緑っぽい色をしていました。うねりもさほどなく泳ぎやすく安心しました。1時間ほど泳いで、温泉で暖まり村上のおいしいお酒と海鮮をたくさんいただきました。こちらのお料理はひとつひとつ手が込んでいてとてもおいしかったです。満腹で大満足のうちにぐっすり眠ることができました。
朝、雨の音で目覚めました。かなりの降りです。
午後3時からの受付まで時間はたっぷり。これは泳ぐしかないね、ということで海に向かいます。
肌寒くもウエットを着ていれば寒さは感じません。昨日よりは透明な海で、お魚も見えます。
波消しブロックの間は少しうねりがありましたが、気持ちよく泳ぐことができました。
村上ふれあいセンターに車で10分ほどで到着してレースナンバー、ステッカー、参加賞のTシャツを受け取りました。
説明会もWEBですでに受講していますので受付だけであっという間に終了。雨もそのころには上がり夕飯までの間、それぞれ走ったり泳いだりしていました。前日はあわただしく準備です。何回も経験しているのに荷物を広げて出したり入れたりの繰り返し。
レース前夜なのでお酒はNG(ビールを一杯だけ頂きました)今夜もおいしい夕ご飯をたっぷりいただきました。栗ご飯が美味しかった!
レースの朝、見覚ましの鳴る前に目が覚め外を見ると、良かった、雨は降っていません。
朝ご飯をサクッと食べて7:30にはお宿を出ます。お宿から会場まで近いのは助かります。
トラジションエリアで準備をして試泳の時間を待ちます。今日の海は村上に来て一番波がありました。うねりも多少ありましたがこちらにきて何回も泳いでいるせいかとても落ち着いて試泳できました。
スタートは選手権の選手から10人ずつのウエブスタートです。女子は一番最後のウェブです。いってこいのコースなので、後ろから男子に抜かれることがなくバトルも多少回避できるのかなと期待です。始まるとスタートはあっという間です。ホイッスルとともに10人ずつ10秒おきに出ます。
スタートしました。泳ぎ始めは自分でも驚くくらいリラックスしていました。泳ぎ始めて流れがあり、それに乗って泳ぎます。まわりが女子ばかりだからでしょうか、さほどバトルもなくスムーズに進めます。左呼吸の私は時計回りのこのコース、左右呼吸とヘッドアップをしないとロープが見えません。流れで気を付けないとロープにどんどん寄ってしまい混雑地帯に入ってしまいます。自分よりちょっと早い人を見つけてはドラフティングを試しました。コーチに教わったことを思い出しながら泳いでいるうちに、折り返しの大きなブイに着きました。
あと半分です。波消しブロックの切れ目はうねっていましたが、この夏の海の経験のおかげで落ち着いて泳ぐことができました。スイムフィニッシュが見えてきました。最後はちょっと頑張って泳いでスイムは終わりました。計測のところで時間を見ると34分。
流れがあったので、感覚的にもうちょっと早く泳げたと思っていたのですが。
シャワーを浴びながらウエットの上半身を脱いでトランジションに戻ってきました。周りを見るといつもより自転車が残っています。いつもレースの時、ラックはガラガラなのですが、今回かなり自転車が残っていたので嬉しかったです。ウエットを脱いで体をふいてヘルメットを着けてジャージを着て・・靴下がなかなか履けません。もたもたしているうちに後から戻ってきた隣の人に抜かされました。私もバイクをラックから外し、用意していた補給も取らずあたふたとバイクをスタートしました。
前日試してみたようにスタート直後の始めの坂はあらかじめギアを軽くしていたので、スイスイ登れます。
道に出てすぐ直線なので飛ばします。町中に入ると町の皆さんが応援してくれて元気が出ます。ありがとうございます。そして登りへ。
ギアを軽くしてクルクル回します。坂なのに渋滞気味で前の人をパスしようとも後ろからどんどん人がやってきます。ここは我慢して前の人についていきます。
ひと山超えたところで多少のアップダウンはあるもののあとはほぼ直線です。
海岸線をあと10K走れば折り返しです。海を横目に見ながら飛ばすのは気持ちがいいです。
そのうちに同じような速さの人が集団になりその中に入ってしまいました。抜け出すこともできずドラフティングをとられるのではと、審判がバイクで見回りに来る度にドキドキしました。
鬼さんと娘のゆりかはスイムアップも早く、先に行っているけれど、どこですれ違うのだろう。
私が折り返す前かなと思っていたところ、初めにゆりかが、その少し後に鬼さんがすれ違っていきました。5分~10分くらい差があるかな、速いなあ。
ふたりとも集中していてから私には気がつきませんでした。これではフィニッシュでかなり2人お待たせしてしまう。頑張って一生懸命漕ぎました。帰りは集団になることはなく一人旅になりました。来た道を無事戻りバイクは終わりました。
ランシューに履き替え、サングラスをかけランのスタートです。
お日様も顔を覗かせ暑くなってきました。サングラスは正解でした。
日差しが強くなってきたからです。
町中に向かって周回コースです。
前日おろしたシューズの調子も良く、いい感じです。日陰はほとんどありません。
地下道をくぐる場所が1か所あり、そこは涼しくちょっと一息つけました。
町中に入りました。ここでも村上の皆さんに応援していただき元気をもらいました。
周回コースなのですれ違った2人にどこかで会えるかなと思いましたが最後まで会えませんでした。前に走っている人を目標に走ります。
2周目は距離も短く最後はダッシュ!と唱えながら市役所前のフィニッシュへ向かいました。鬼さんもゆりかもフィニッシュで待っていました。
記録2.50.28
家族でトライアスロン大会に参加するなんて数年前まで思ってもみなかったけど楽しいですね。
溝内さんは、朝のスイム会場でしかお会いできませんでしたけれど、お会いできて良かったです。全員完走で村上大会は終わりました。
いつも猛暑の村上の大会ですが今回のレースはコンディション的にとても良かったです。
コースも景色も良く、ご飯もお酒も美味しい村上大会、来年もぜひ参加したいです。
皆さんもぜひ村上大会にご一緒しませんか。
最後に大会を開催してくださった関係者の皆様、前日から準備、運営に携わってくださったTO、ボランティアの皆様、そして応援してくださった村上のみなさん、本当にありがとうございました。
東京ヒルクライム HINOHARAステージ 2022
日時:2022年10月2日
参加者:和田(記)
東京ヒルクライム HINOHARAステージ 2022を走ってきました。
みんな大好き、都民の森を走るヒルクライムレースです。
今季、最終レースとなりますが、乗鞍で燃え尽きた感があり、緊張感もないままレース1週間前まで暴飲暴食していました。
おかげで体重は乗鞍の時から4kg増量となり最悪なコンディション。しかし、トレーニングだけは自分に厳しくやってきたので減量すれば何とかなるかもと思っていました。
レース前の1週間は朝食以外は主食をキャベツの千切りに切り替え、体に必要のないものは食べないといった生活で何とか、3kgの減量で56.2kgまで落としました。それでも、目標までは1.2kg重たかった状態でした。
当日は、ロード乗りの友人(M君)と一緒に会場へ向かい、スタートのWaveも同じでしたのでおしゃべりしてたらスタート10分前になっていたので急いでスタート地点に向かうと、時すでに遅し最後尾の位置取りとなりました。
*
7時2分、自分のWaveのスタート開始です。スタートは練習会でおなじみの藤倉のコースのちとせや屋さんの前からでした。
スタートの合図が鳴り、パレード走行で走り始めました。そこから都民の森TTのスタート地点の役場前交差点から戦闘開始です。
*
すぐに登り坂ですが、今日は最初から突っ込む覚悟だったので、即ダンシングで前へ前へ順位を上げて行きます。
しかし、団子状態でさらに下りでの追い抜き禁止だったので、思うようには前に出れず苦戦。そんな時、後ろを走っていた友人M君が右側から上がって行きました。すかさず付きます。順位を上げて走れているけど、まだまだ前の人数が多い。自分的には、まだ余裕があったので、ここから右側に飛びだして一気に順位を上げて行きました。
息も上がって、前半からこんなに飛ばして大丈夫かなと一瞬思いましたが、抑えるつもりはさらさらなかったので先頭集団をひたすら追います。
「見えた!」先頭集団と思えるパックを発見したので追いついてジョイントしました。
少し一息つきましたが、ペースはそこそこ速いので油断すると千切れそう。気を引き締めてガンガン行きます。
8人位で回しながら上川乗の交差点を通過。8kmを15分ジャスト位なのでPR更新しています。速度も、平均 34km/h位とめちゃ速い。「平坦かよ!!」と自分に突っ込みました。笑
上川乗交差点から斜度が一気に上がります。
自分の前の数人が千切れていったのでかまわず前を追います。
集団は4人に減り僕は、ほぼ最後尾の位置取り。
斜度も上がりドラフティング効果は、あまりありませんが気持ち的に集団にいる方が楽に感じます。
残り4kmで3番手の選手のペースが落ちてきて前二人との差がどんどん開いていきます。
「まずい。」このまま千切れて3番手の選手と走るか迷いました。しかし、自分もキツイけど前に出ることを選択しました。
追いついてブリッジしたいけど、前の二人が更にペースアップしたので追いつけない。
気が付くと、自分の後ろにいた元3番手の選手は千切れてしまっていたので、結局、一人で前の二人を追う羽目になりました。ここからが辛かったな。
旧料金上を通過して、ここからメインディッシュのつづら折りの坂に突入です。
*
サイコンを見ると、タイムはまだ39分。
「やば、50分切れるかも!」
と、ここで初めてタイムを意識しました。
足は全然残っているけど心肺がキツイ。
今回は、「とにかくぶん回す」と誓っていたので、ハイケイデンスで回しまくりました。ここまで、前の選手が斜度が上がって苦しむのを見たら、さらにケイデンスを上げて抜くという戦法を使ってましたが、これはなかなか良い戦法だと思いました。
自分も苦しいけど、この「苦しくなったら回せ」メソッドを今後も武器にしていこうと思います。笑
この、つづら折りの坂がいつも辛いので、残りの距離とか景色とかを見ないようにしました。とにかく無になって回す。回す。回す。
*
気が付くと、あと少しで前の選手を抜けそうで、30mあった差が10mまで縮まりました。
「行けるかも」
ゴールまではあと100mになった。
「よし!」
ここから腰を上げてスプリントをかけます。が、前の選手も自分を意識していたので、当然スプリントしてきました。
全力で回すけどパワーが思ったより上がらない!
「限界か?」
無我夢中で回す。
頭が真っ白になった時、ゴールを通過していました。
*
残念ながら前の選手を抜くことは出来ませんでした。
ふと、ガーミンを見ると、ラップタイム「00:49:30」が表示されてました。
まさかの50分切りに、
「よっしゃー!!」と心の中で叫び、バイクから転げるように倒れこみました。
今回も出し切った。しかも50分切れた。ほんと嬉しい。
他の選手に邪魔にならないように端によって、息を整えて余韻に浸っていると、友人のM君が来ました。疲れ切っている。彼も出し切ったのだろう。
*
【レース成績】
総合順位 57位
年代別 5位
東京のローディーの聖地でお手軽にレースが楽しめる、このレース。
練習会として立トラで参加してみてはいかがでしょうか?
以上
■トライアスロン伊良湖大会
2022.09.04
参加者:
氏田さん、仲谷愛ちゃん、
齊藤たさん、エロセンさん、
中里さん、村岡さん、一政さん、氏田美玖ちゃん、
エイト小林(レポート)